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「客のこと考えなさいよ!」清掃中の店員を責めるクレーマー。居合わせた若者の『正論』で現場は一変!

  • 2026.5.23

飲食店に現れたクレーマー。そんなクレーマーをぐうの音も出ないほどの論法で撃退したお客様がいました。知人から聞いたお話を紹介します。

画像: 「客のこと考えなさいよ!」清掃中の店員を責めるクレーマー。居合わせた若者の『正論』で現場は一変!

マシンの洗浄

私は24時間営業の飲食店で、深夜に働いています。
深夜は清掃業務が多く、ドリンクバーの洗浄も深夜に行います。

ドリンクバーにはコーヒーマシンも置いてあり、毎日分解して洗浄する必要が。
洗浄は15分ほどかかり、その間コーヒーマシンは使用できません。

なので、洗浄前には「これから洗浄に入りますので、コーヒーをお飲みになるお客様は、先にお取りください」とお声がけをしてから、作業に入っていました。

お客様から

その日も、いつものようにお客様にお声がけをしてからマシンの洗浄作業に入りました。

すると、先ほど了承していただいた高齢の女性のお客様が、私の近くにやって来て、「コーヒー飲みたいんだけど」と言いました。

もしかしたら私の伝え方が悪く、事情を理解していないのかもしれません。

私は改めて、「申し訳ございません。ただいま洗浄中ですので、15分ほどお待ちいただけますでしょうか?」と丁寧に言いました。

すると女性は大きな声で、
「飲みたい客がいるのに、飲めないようにするなんておかしい。 客のこと何にも考えていない証拠だね」と言ったのです。

さらに、
「営業中にこんなことするから、売り上げを逃すのよ。自分で自分の首絞めているって分からないのかな」と、言いました。

ご不便をおかけしているこちらとしては、ただ謝るよりほかありません。

私が何度も頭を下げ、事情を説明しているそのとき、近くの席から大きな咳払いが聞こえてきました。

救世主

見ると、大学生くらいの若い男性のお客様でした。
彼は女性客に向かって、こう言いました。

「『売り上げを逃す』って言ってますけど、コーヒー代はドリンクバーの料金に含まれています。だから、『逃す』って言葉は適切じゃない。それに、僕だったら毎日清掃してあるマシンのコーヒーを飲みたいな」

とても冷静な調子で話したその方。

女性客は彼をキッとにらみつけると、「今は、どこでだってコーヒーは飲めるんだから!」と吐き捨てるように言い、その場を立ち去ったのです。

正論で撃退

男性に私が会釈してお礼を伝えると、彼も照れくさそうに礼を返してくれました。

今回は冷静な彼に助けられましたが、清掃中お客様にご迷惑をおかけするのは事実。
今後は洗浄に入る前の声のかけ方も、工夫していこうと思います。

【体験者:40代・女性パート従業員、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。

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