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【東京都渋谷区】新しい門出に。社会的養護の若者が自ら選ぶ「うつわとお洋服のお渡し会」開催

  • 2026.5.7

手の長いおじさんプロジェクトは、5月16日(土)に開催する「うつわとお洋服のお渡し会」の参加申込を現在受け付けている。対象となるのは、児童養護施設や里親家庭など、社会的養護のもとで暮らしてきたこども・若者である。

新しい暮らしを思い描くために「自分で選ぶ」時間を

「うつわとお洋服のお渡し会」は、児童養護施設や里親家庭など社会的養護のもとで育ったこども・若者が、巣立ちに向けて器や洋服といった日々の暮らしを支える日用品を実際に手に取り、本物の手触りや温もりに触れながら選ぶ体験を届ける取り組みだ。

会場には、ガラス作家や陶芸作家などのつくり手やアパレルブランドから寄せられた手仕事の器やグラス、洋服等が並ぶ。無料で参加でき、買い物を楽しむように、これからの暮らしに必要なものを自身で選べるイベントで、選んだ品は約10点を目安にプレゼントされる。

器の扱い方や洋服のコーディネートについてもスタッフがサポートし、試着などをしながらゆったりと自分に合うものを見つけることができる。

なお器は、制作の工程で小さなキズや色ムラなどが出て正規品としての販売が難しいものも含まれるが、使用には支障のないものとなっている。洋服は、ブランドのサンプル品や販売余剰品などの新品を用意している。

選ぶという体験を通して新しい暮らしを描く

社会的養護下で育つこどもたちは、集団生活の中で「自分の好みで選ぶこと」や「自分らしい暮らしを思い描くこと」を経験する機会が限られるまま、巣立ちを迎えることも少なくない。

「うつわとお洋服のお渡し会」は、社会的養護のもとで暮らしてきたこども・若者を対象に開催し、選ぶという体験を通して、彼らが「自分で暮らしをつくっていける」という実感を持てるようになることをサポートする。

この春一人暮らしなど新生活をスタートした人にとっては、暮らし始める中で「これが足りない」と感じるものに気づくタイミングでもあり、そうした日々の中で必要になったものを自分で選びに来てもらえる場となっている。

参加者の声

過去の参加者からは「うつわが普段使っているものとは全く違っていて、手ざわりや色・形に個性があり、選んでいて楽しかったです」「普段とは違った新しい私に出会えた。それくらい素敵な服に出会えた」「社会人生活に向けて考えながら選びました。いいものがいっぱいあって本当に感謝です」といった声が寄せられている。

開催概要と申込について

「うつわとお洋服のお渡し会」の開催日は5月16日(土)で、11:00〜13:00と14:00〜17:00の2部制となっている。なお過去参加者および母子生活支援施設利用者は14:00からの参加となる。

会場は東京都渋谷区にある「景丘の家」。対象は児童養護施設や里親家庭などから卒業する・近年卒業した人、自立援助ホーム、母子生活支援施設などを利用している人で参加費は無料。

十分な点数を渡すことができるよう事前申込制となっており、オンラインフォームより開催当日まで申し込みができる。対象となる本人はもちろん、施設職員や里親からの案内も歓迎しているという。

「うつわとお洋服のお渡し会」は、作り手や企業からの協力に加え、個人・法人からの寄付によって支えられている。寄せられた支援は、活動を継続するために活用される。

単に「物を贈る」だけでなく、自ら選ぶ体験を通じて「自分の暮らしをつくっていける」という自信を届ける。対象となる本人はもちろん、身近にいる支援者や里親の人たちも、新しい門出を祝うこの機会を案内してみてほしい。

■うつわとお洋服のお渡し会概要 開催日時:5月16日(土) 11:00〜13:00/14:00〜17:00 ※過去参加者・母子生活支援施設利用者は14:00〜 会場:景丘の家 住所:東京都渋谷区恵比寿4-5-15 参加費:無料 申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd6gg65HAUZ7Gfi1GbNGhViyP3JQ4jOxG5MY6Z1hP3FL7QMFw/viewform

手の長いおじさんプロジェクト公式HP:https://tenagaojisan.org 公式Instagram:https://www.instagram.com/tenagaojisan

(丸本チャ子)

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