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「最近の若者は非常識だ」優先席に座る若者を睨みつけていた私。彼が立ち上がった瞬間に見た、忘れられない光景

  • 2026.5.8
「最近の若者は非常識だ」優先席に座る若者を睨みつけていた私。彼が立ち上がった瞬間に見た、忘れられない光景

「若いんだから譲ればいいのに」優先席に座る若者への冷ややかな視線

仕事帰りの夕方、いつも通り混雑した電車に乗っていた時のことです。

ふと優先席の方に目を向けると、そこには派手な茶髪で、少しだらしなく座っている20代前半くらいの若者がいました。

スマホをじっと見つめ、周囲の様子を気にする素振りもありません。

しばらくすると、その若者の目の前に、足元のおぼつかないお年寄りが立ちました。

しかし、若者は顔を上げることなく、席を譲ろうとはしません。

(……いい若いもんが、目の前にお年寄りがいるのに知らんぷりなんて)

「最近の若者は非常識だ」という気持ちが僕の中で膨らんでいきました。

お年寄りを気遣わない彼の態度に、僕は心の中で「非常識な奴だ」と毒づき、彼を蔑むような鋭い視線で何度も睨みつけてしまったのです。

立ち上がった瞬間の衝撃。自分の愚かさを思い知らされた真実

電車が駅に到着し、その若者が降りる準備を始めました。

彼が勢いよく立ち上がった、その瞬間。

僕の心臓はドキンと跳ね上がり、呼吸が止まるほどの衝撃を受けました。

少し短めだった彼のズボンの裾から覗いたのは、金属の質感が剥き出しになった『義足』だったのです。

(えっ……嘘……)

彼は義足でしっかりと踏ん張り、ゆっくりと出口へと向かっていきました。

その瞬間、自分の顔から一気に血の気が引いていくのが分かりました。

彼は「譲りたくない」から座っていたのではない。

茶髪だから。若者だから。スマホを見ているから。

そんな表面的な情報だけで、僕は彼を「マナーの悪い健康な若者」だと決めつけ、正義の味方にでもなったつもりで一方的に悪意を向けていました。

彼を睨みつけていたあの時の自分の顔を思い出すと、あまりの恥ずかしさと申し訳なさで、いたたまれない気持ちになりました。

目に見えるものがすべてではない。他人の事情など、外側から見ただけでは1ミリも分からないのだと、身をもって痛感した出来事です。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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