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「私、妊娠したの!」友人から届いた妊娠の報告。だが、私が素直に祝福出来なかった理由とは

  • 2026.5.18
「私、妊娠したの!」友人から届いた妊娠の報告。だが、私が素直に祝福出来なかった理由とは

友人の妊娠と、私の現実

妊活を始めてから、しばらくが経っていた。

もともと妊娠しにくい体質で、病院に通いながら治療を続けていた。

そのことは、仲の良い友人には正直に話していた。

心配させたくないという気持ちより、知っていてほしいという気持ちの方が強かったから。

こんな状況の自分を、誰かに知ってほしかったのかもしれない。

治療は時間も体力も削っていたが、それよりも先が見えない不安の方がずっとこたえた。

「私、妊娠したの!」

その友人から、妊娠したと連絡が来た。

結婚してほどなくして授かったという。

報告はすぐに広がり、家族が主催する集まりでも友人は主役のように扱われた。気を遣われ、荷物を持ってもらい、みんなの視線が自然と彼女に集まった。

友人の家でのバーベキューにも呼ばれた。準備を手伝う友人の姿はなく、椅子に座ったまま周りに世話をされていた。

みんなが気遣う様子は当然だとわかっていた。

でも、その輪の中にいる自分がどこかちぐはぐで、ずっと少し遠い場所にいるような感覚があった。

決定的だったのは、何気ない会話の流れでエコー写真を見せられた時だった。

「おめでとうって言えなかった」

正確には、言葉は出た。

でも心がついていかなかった。祝福したい気持ちは本当にあった。

同時に、どうにもならない苦しさが込み上げてきて、笑顔を作るのが精一杯だった。

あの感情の正体

その後しばらく、気持ちの整理がつかなかった。

友人が悪いわけではない。それはわかっていた。でも、自分がみじめに感じる瞬間がどうしても消えなかった。

「このまま妊娠できなかったら、この友人とは距離を置いてしまうかもしれない」と思った。

友人を傷つけたいわけでも、嫌いになったわけでもない。ただ、一緒にいると自分が壊れてしまいそうな気がして。その考えが浮かんだことも、また苦しかった。

ありがたいことに、その後、私も妊娠することができた。

今になって振り返ると、あの時の感情は嫉妬だけではなかったと思う。「自分だけ取り残されていく」という恐怖だった。

仲の良い友人が先に進むことで、これまでの関係が変わってしまうかもしれないという不安。それが苦しさの大きな部分を占めていた。

誰かの幸せが、別の誰かを静かに苦しめることがある。そのことを、あの経験で初めてちゃんと理解した気がする。

友人を責めることも、自分を責めることも、今はしていない。ただ、あのモヤモヤは今もどこかに残っている。同じ立場にならなければわからない気持ちが、あの時たしかにあった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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