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「会社の仮眠室で体が動かなくなった」昼休みに経験した背筋が凍る体験。ベッドのすぐ脇、黒い影の正体とは

  • 2026.5.23
「会社の仮眠室で体が動かなくなった」昼休みに経験した背筋が凍る体験。ベッドのすぐ脇、黒い影の正体とは

仮眠室での異変

昼休みに少し横になろうと、会社の仮眠室のベッドに身を沈めた。忙しかった午前中の疲れを引きずりながら、目を閉じてしばらく経った頃のことだった。

突然、体の感覚が消えた。

腕を動かそうとしても、足を動かそうとしても、まるで鉛でも流し込まれたかのようにびくともしない。

「会社の仮眠室で体が動かなくなった」

最初は夢と現実の境目で意識が混乱しているのかと思った。

しかし目はちゃんと開いている。天井の染みも、蛍光灯の消えた薄暗い室内の空気も、はっきりと認識できる。

これは夢ではないと確信した。

それでも体は動かない。口を開けようとしても、舌が貼りついたように言葉が出てこない。

胸の奥が締め付けられるような感覚だけが、はっきりとあった。

普段から睡眠は足りているつもりだったし、体調に特段の変化もなかった。

なのに、なぜ。

焦りがじわじわと積み重なっていく。

黒い影の正体

恐る恐る、目だけを動かした。

薄暗い仮眠室の中、ベッドのすぐ脇に何かがいる。

人のような輪郭を持ちながら、輪郭が不明瞭な黒い影。

はっきりとした形を持たないまま、じっとこちらを見下ろしている。

声も出せない。助けを呼ぼうにも喉が震えるだけで、音にならない。

影はただそこに立ち続け、動く様子もなかった。

どれくらいの時間が経ったのか、わからない。

数十秒か、それとも数分か。感覚が戻るのを待ちながら、とにかく心を静めようとした。

目を閉じればよかったのかもしれないが、閉じることもできなかった。

やがて、足の指先からじわりと感覚が戻ってきた。

腕も、肩も。ゆっくりと体が自分のものになっていく。全身に力が入るようになるまで、じっと待ち続けた。

勢いよく跳ね起きて部屋を見渡すと、影はどこにも見当たらなかった。

仮眠室には自分ひとりしかいない。ドアも閉まったまま。窓の外では昼休みのざわめきが聞こえている。

今思い返しても、あれが何だったのか答えが出ない。

職場の同僚に話したこともあるが、みな笑い飛ばすだけだった。でも、あのとき確かに感じた視線の圧力は、今でも鮮明に思い出すことができる。あの沈黙。あの重さ。

あの仮眠室には、それ以来ひとりでは入れない。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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