1. トップ
  2. エンタメ
  3. ついに「朝ドラ」まで…“芸人脚本家”たちが多才すぎ!バカリズムだけじゃない「お笑い芸人」が映像の世界で重宝される理由

ついに「朝ドラ」まで…“芸人脚本家”たちが多才すぎ!バカリズムだけじゃない「お笑い芸人」が映像の世界で重宝される理由

  • 2026.5.19

バカリズムが朝ドラ進出! 芸人脚本家たちの躍進

バカリズムさん(撮影:2025年07月、時事通信フォト)
バカリズムさん(撮影:2025年07月、時事通信フォト)

お笑い芸人のバカリズムさんが、2027年度前期の連続テレビ小説「巡るスワン」の脚本を担当することが発表され大きな話題になりました。主演は女優の森田望智さんで、生活安全課で働く女性警察官の日常を描いた作品になるそうです。

制作発表を受けて、バカリズムさんは2025年11月に自身のInstagramを更新。「警察ドラマ史上最も何も起こらないドラマになると思います」とつづり、彼らしい独特の視点で描かれるストーリーに早くも期待が高まっています。これまでにもテレビドラマ「架空OL日記」や「ブラッシュアップライフ」など、独自のテンポと日常の切り取り方で受賞歴を持つ話題作を次々と生み出してきただけに、朝ドラという国民的枠組みでどのような化学反応を起こすのか注目が集まっています。

劇団ひとり、品川祐……映像界を席巻する多才な顔ぶれ

バカリズムさん以外にも、脚本家や監督として確固たる地位を築いている芸人は少なくありません。

ピン芸人の劇団ひとりさんは、自身の小説『青天の霹靂(へきれき)』が映画化された際に自ら脚本と監督を担当。ビートたけしさんの青春時代を描いたNetflix配信映画「浅草キッド」や、アニメ映画「映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃」の共同脚本など、ジャンルを問わない才能を発揮しています。

お笑いコンビ・品川庄司の品川祐さんも、初の脚本・監督作品である映画「ドロップ」で興行収入20億円の大ヒットを記録。2026年1月にスタートした西畑大吾さん主演の連続ドラマ「マトリと狂犬」では、麻薬取締官と警察の二重スパイという緊張感あふれるサスペンスの脚本・監督に挑んでいます。

「お笑い芸人」の脚本が映像の世界で重宝される理由

では、なぜこれほどまでに「芸人脚本家」たちが映像の世界で重宝され、ヒット作を生み出せるのでしょうか。その理由は、彼らの本業である「お笑い」の特性に隠されています。

第一に、「圧倒的な構成力とキャラクター描写」です。コントや漫才は、限られた短い時間の中で起承転結を作り、観客の心をつかんで笑わせる必要があります。人間の滑稽(こっけい)さや悲哀、日常の些細(ささい)な違和感を鋭く観察し、魅力的なキャラクターとして具現化する能力は、ドラマの人物描写にそのまま直結します。

第二に、「セリフのテンポと『間』のリアルさ」です。芸人たちが書く台本は、実際に声に出してやり取りした際のテンポ感や、絶妙な「間」が計算し尽くされています。そのため、彼らの手がける脚本は会話劇が非常に自然で、視聴者を引き込む力を持っています。

お笑いのステージで日々鍛え上げられた「ストーリーテリング」の力。多才すぎる芸人たちが映像の世界で新たな魅力を生み出し続けるのは、必然と言えるかもしれません。バカリズムさんの朝ドラ抜てきをきっかけに、今後さらに多くの芸人脚本家が誕生するのか、期待が高まります。

(LASISA編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる