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自宅に充電器を忘れた週末。しびれを切らした彼女から送られてきた、通販サイトのリンク

  • 2026.5.19
ハウコレ

自宅に充電器を忘れて丸一日スマホが使えませんでした。帰って充電した瞬間、彼女からの不安なメッセージが続けて届いて、自分の鈍感さを思い知ったのです。

僕には付き合って2年になる彼女がいます。連絡はそれほどこまめなほうではありませんが、関係は良好だと思っていました。ところが、ある週末に実家へ帰った僕が、自分の鈍感さを突きつけられる出来事があったのです。

充電器を忘れた朝

土曜の朝、実家のリビングで目を覚ました僕は、枕元のスマホがまったく反応しないことに気づきました。完全に電池切れです。「あれ、充電器入れてきたよな」と荷物をひっくり返しても、自分の充電器はどこにもありません。家を出るときに、ケーブルだけ抜いて持ってきたつもりが、本体ごと差込口に挿しっぱなしだったのです。

父にケーブルを借りようとしましたが、父のスマホは僕の機種と差込口が違いました。コンビニで借りればよかったのですが、その日は朝から家族で祖母の家に行く予定が入っていて、車で1時間ほどの移動。そのまま夕方まで親戚の家にいて、夜は家族と外食でした。 スマホがないことに、最初は少し気が楽な気もしていたのです。

丸一日のオフライン

日曜の朝まで、僕はスマホをまったく確認しませんでした。彼女に連絡したい気持ちもありましたが、家族で過ごす時間がのんびりしていて、それがどこか心地よかったのです。 正直に言えば、丸一日くらい連絡が空いても、特に困ることはないと思っていました。彼女もそんなに返信を急かすタイプではないと思っていましたし、土曜の夜には「明日の朝には充電して連絡できるし」と軽く考えていたのです。 今思えば、それは僕の勝手な思い込みでした。

充電して開いた画面

日曜の朝、自宅に戻ってスマホを充電器に挿しました。しばらくして電源が入り、画面が立ち上がった瞬間、メッセージの通知が次々に表示されました。 「忙しい?」「私のこと忘れてない?」。

彼女からの未読メッセージでした。最後の一通は土曜の夜21時。僕は何の気なしに、「電池切れてた」とだけ返しました。 返信は数秒後に来ました。「それ昨日の返信?」「丸一日?」「心配したんだけど」。短い言葉ですが、画面の向こう側から伝わってくる空気が、明らかに違っていました。 僕は「うん」「充電器忘れた」「ごめん」と短く返すばかりでした。何が起きているのか、まだ正確には掴めていなかったのです。

そして...

最後に届いたのは、「もういい。充電器2つ持って」というメッセージと、購入履歴のスクショでした。 モバイルバッテリーと充電器とケーブルが3つ表示されています。「重いな」と感じた瞬間、そう思った自分を恥ずかしく思いました。彼女は丸一日、僕からの返信を待っていたのです。最悪の想像をしながら、ひとりで夜を過ごしていたのかもしれません。「電池切れてた」のひとことで片付けようとした自分が、急にひどく軽い人間に思えました。 次の連絡は、文面をちゃんと考えてから打とうと思います。

(30代男性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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