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「不登校の悩みを、お金に換えようとするなんて」孤独なシンママにつけこむ手口にゾワッ

  • 2026.5.20

筆者の友人・F美はシングルマザー。F美は小学6年生の息子の不登校で悩んでいました。誰にも相談できずに苦しんでいたF美。しかしある日、フリースクールの先生から保護者会への参加を打診されたのです。

画像: 「不登校の悩みを、お金に換えようとするなんて」孤独なシンママにつけこむ手口にゾワッ

息子の不登校

私は親を早くに亡くし、一人っ子だったため気軽に相談できる相手もおらず、息子と向き合うことすら怖いと感じるほどのストレスを抱えていました。

そんなある日、通っていたフリースクールの先生から「保護者会があるから参加してみませんか?」とお誘いを受けました。
同じ悩みを持つ保護者の人と話せるのは心強いと思い、即参加を決めたのです。

フリースクールの保護者会

保護者会当日。
自己紹介が終わり、休憩に入った時に一人で参加していたEさんという人が話しかけてきました。

「シングルで頑張ってらっしゃるんですね。私もなんですよ」
ニコニコとした表情で優しげな雰囲気のEさんに、私は話しやすそうな人だなと思いました。
子どもの学年も同じ、シングルという状況も同じということもあり、それから私たちは急速に距離を縮め、いろいろなことを話す間柄になったのです。

不登校向けのセミナー?

しかし、ある日のこと。
Eさんに電話で愚痴を聞いてもらっていると「私もそうだったなぁ」と言われました。
でも、今のEさんはとても穏やかで、不登校の娘さんとも上手に付き合っています。
「なんでそんなふうに思えるようになったの?」と聞いた私に対し、Eさんは「不登校の親向けのセミナーがあるのよ」と言いました。

不登校に特化したカウンセラーの先生が講師となり、さまざまな事案に対応してくれるセミナーだとか。
「セミナーって無料なの? 行ってみたいかも」と言った私に、Eさんは「無料では無理よ。それなりに価値のあるセミナーだから。でもね、受講生を紹介すると料金がバックされるの」と言ったのです。

カモられた……

そこで私は、ようやく自分がEさんの「紹介料目的のターゲット」になっていることに気付きました。
共感し、励まし、取り込んでからセミナーに誘う……私が「それって信頼関係を利用した勧誘じゃないの?」と言うと、Eさんは驚くほど怒って「嫌なら別にいいのよ!」と電話を切ってしまいました。

後日、フリースクールの先生に聞いたのは、保護者会を開催したいと言ったのはEさんだったこと。
困ったり悩んだりしている人の弱みにつけ込むようなやり方に、とても腹が立ちました。
今は児童精神科の先生やスクールカウンセラーなど、信頼のおける人に相談するようにしています。

【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:RIE.K
国文科を卒業し、教員免許を取得。OLをしていたが、父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの『ちょっと訳あり』な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまな仕事の経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地・職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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