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「農作業手伝って」実家を優先して助けてきたけれど──子供の行事と重なった日に放たれた『親の衝撃発言』

  • 2026.5.19

友人Aの話です。
実家の手伝いを優先してきた日々の中で、ふと立ち止まる出来事がありました。
当たり前のように続けてきたことが、少しだけ違って見えた瞬間の話です。

画像: 「農作業手伝って」実家を優先して助けてきたけれど──子供の行事と重なった日に放たれた『親の衝撃発言』

届く連絡

「週末は来られる?」
実家が農家のため、収穫の時期になると、この連絡が入るのが毎年の流れでした。
繁忙期はとにかく人手が必要で、家族が手伝うのは自然なこと。
そう思いながら、できる限り予定を合わせてきました。

けれど、いつしか来るのが当たり前という空気が流れていて。
断るという選択肢はあまり浮かばず、その都度「行けるよ」と返していたのです。

続く優先

子供の頃から見てきた農作業の大変さ。
学校行事がある日でも、夫に任せられそうなものはお願いし、自分は実家へ向かうこともありました。

朝早く家を出て、土に触れながら作業をし、夕方に帰宅してから家のことを整える。
気づけば、そんな週末が何度も続いていました。

子供が「今日ね」と楽しそうに話す内容から、夫と過ごしていた様子が伝わってきて、家族の輪から少しだけ取り残されたような違和感が残ることもあったのです。

重なる日

その年、子供の発表会と収穫の手伝いの日程が重なりました。
写真もビデオも、自分の目でもしっかり見ておきたい。
そう思い、今回は行けないと実家に伝えました。

「仕方ないね」と返ってきた声にほっとしたのも束の間、続けて「あなたたちが来ると思って、他の手伝いの人も頼んでるのに」と言われ、電話越しの空気が少し重くなります。
これまで当たり前のように応じてきた時間があったからこそ、その一言が胸に深く残ったのです。

見つめ直す

これまでは、実家の手伝いを優先することが家族の絆を守ることだと信じてきました。
親にとってもそれは同じことだったように思います。
だからこそ、これまで無理をしてでも応じてきました。
けれど、自分の家庭にも大切にしたい時間があるとあらためて感じます。

今の自分には、守りたい家庭の時間があります。
自分の家庭の時間を大切にしてこそ、実家の手伝いにも無理なく向き合える。
これからは無理なときは無理と伝えながら、お互いの生活を尊重し合える距離感で、大切な両方と向き合っていこうと思いました。

【体験者:50代・女性主婦、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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