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鈴木誠也が明かした"右打者の壁"と日本野球への危機感——MLBで戦う"本当の理由"

  • 2026.5.16

シカゴ・カブスの鈴木誠也が、日本の右打者としてMLBに道を開いてきた自負と、日本野球の人気低下への危機感を率直に語った。5月11日(現地時間)付の米紙『シカゴ・サンタイムズ』が報じたもので、鈴木は自身やブルージェイズの岡本和真ら日本人打者の活躍を見ながら、MLBで戦う選手が担うべき役割を強く意識していることを明かした。日本人右打者が苦しんだ時代を知るからこその言葉として、大きな反響を呼んでいる。

鈴木誠也が語った「右打者の壁」

同紙のゴードン・エデス記者のインタビューによると、鈴木は「自分がMLBに来たとき、日本の右打者の多くがリーグに適応するのに苦労していた。その壁を自分が崩せたと感じている」と語った。そのうえで「岡本のような選手が結果を出せているのは、その流れが続いているからだ」と続け、日本人右打者の台頭を自分自身の貢献として誇りを持って受け止めている姿勢を示した。鈴木は今季ここまで7本塁打、岡本はブルージェイズで10本塁打を記録している(5月14日時点)。

「子どもたちに野球を好きになってほしい」

鈴木はさらに踏み込んで、日本国内への影響も口にした。「今の日本では野球人気が少し下がっている。子どもたちが試合を見なくなっている」と同記者に明かし、「ここでプレーしている選手たちが、日本の野球に興味を持つきっかけになりたい。ファンのためだけでなく、MLBを目指す選手のためにも」と述べた。ベテランの日本人記者・ナガオ勝司氏も同紙の取材に応じており、「鈴木は日本ではいわゆる典型的なホームランバッターとは見られていないし、本人もそう思っていない」と語るなど、数字だけでは測れない存在感を指摘した。

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