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【おとなのソロ部】神戸「茜屋珈琲店」でクラシック音楽を聴きながらひとりカフェタイムを満喫

  • 2026.5.15

2026年に創業60年を迎えた神戸三宮の「茜屋珈琲店」は、ビルの2階にある隠れ家のような喫茶店。カウンター席のみの店内には、約200客のブランドコーヒーカップがずらりと並んでおり、レコードプレイヤーから流れるクラシック音楽をBGMに大人のカフェタイムが楽しめます。そんな「茜屋珈琲店」で、ソロにおすすめのメニューや過ごし方をご紹介します♪

阪急神戸三宮駅西口から徒歩すぐの喫茶店

外観
外観

「茜屋珈琲店」は、阪急神戸三宮駅西口から徒歩すぐのビル2階にあります。階段をのぼり、お店の扉を開けるまでは、どんな空間が広がっているのかと少しドキドキ。隠れ家のようにひっそりと佇む様子からも、「知る人ぞ知るお店」という印象です。

カウンター席
カウンター席

店内はすべてカウンター席。どこか懐かしいレトロな雰囲気が漂っています。

店主がコーヒーを入れる様子を間近で見ることができる
店主がコーヒーを入れる様子を間近で見ることができる
吊るされたコーヒーカップ1
吊るされたコーヒーカップ1

なかでも目を引くのが、ずらりと吊るされたコーヒーカップの数々。1966年の創業当初は、創業者と親交のあった大倉陶園のコーヒーカップのみを取り扱っていましたが、阪神・淡路大震災で多くが割れてしまい、現在は大倉陶園以外にもウェッジウッドやロイヤルコペンハーゲンといった高級陶磁器ブランドのコーヒーカップなども数多く取り揃えています。

吊るされたコーヒーカップ2
吊るされたコーヒーカップ2

「茜屋珈琲店」は、日本の高級珈琲店の先駆けといわれているお店。創業当時のコーヒー業界では、自店のロゴが入ったオリジナルカップを使うのが一般的だったなか、お客さん一人ひとりに異なる高級カップで提供するという、業界内でも珍しいスタイルで営業していたことで知られています。

3客のコーヒーカップ
3客のコーヒーカップ

また、当時はコーヒー1杯80円ほどだったそうですが、「茜屋珈琲店」では1杯995円で提供していたという話も有名。給料日や特別な食事の後に立ち寄るなど、このお店でコーヒーを楽しむこと自体が一種のステータスとされていたそうです。

店内の注意書き
店内の注意書き

「上質なコーヒーを五感で味わい、楽しんでもらいたい」という想いから、店内ではレコードプレイヤーでクラシック音楽を流しているのもこだわりのひとつ。注意書きにも、お客さんが静かに過ごせるよう配慮されたメッセージが添えられており、ゆったりと静かな時間を過ごしたいときにもおすすめのお店です。

ソロおすすめPoint カウンター席のみなので周囲と視線が合いにくく、ひとりでも周りを気にせず自分のペースで過ごせるのも魅力です。オープン直後の12〜13時や、17〜19時の夕食の時間帯は比較的ゆったりと過ごせるそう。のんびり過ごしたい方は、その時間帯を狙って行くのがおすすめです。

創業当時から変わらず使用している萩原珈琲の豆

注文を受けてから挽く豆
注文を受けてから挽く豆

コーヒーが自慢の「茜屋珈琲店」では、1928年に神戸で創業した「萩原珈琲」の豆を創業当時から使っています。「茜屋特製ブレンド」900円のほか、「コロンビア・スプレモ」「モカ」「グアテマラ」「キリマンジャロ」「マンデリン」「サントス・ニブラ」各900円、月替わりのコーヒーなど常時8種類ほどがラインナップ。注文を受けてから豆を挽き、一杯ずつハンドドリップでいれます。

ハンドドリップ
ハンドドリップ

使用するコーヒーカップは、店主がお客さんの雰囲気に合わせてセレクト。どんなコーヒーカップで提供されるのかを楽しみに待つ時間も、「茜屋珈琲店」ならではの楽しみ方です♪

大倉陶園の特製カップ
大倉陶園の特製カップ

ちなみに、こちらは創業60周年を記念して製作された大倉陶園の特製カップ。このカップでコーヒーを味わったあと、気に入ればコーヒー代込み1万1000円で持ち帰ることができるんです。

ソーサーの裏
ソーサーの裏

このスタイルは、かつて提供されていた「カップ持ち帰り付きコーヒー」のアイデアを、60周年の節目に合わせて復刻したものなのだとか(100客限定、なくなり次第販売終了)。こういった遊び心のある取り組みも素敵ですね。

大倉陶園の赤い花が描かれたコーヒーカップ
大倉陶園の赤い花が描かれたコーヒーカップ

取材日は、大倉陶園の赤い花が描かれたコーヒーカップを選んでいただきました。ちなみに、大倉陶園の陶磁器は「色の白さが世界最高峰」といわれるほど、白の美しさが際立っているのが特徴なのだとか。店主とカウンター越しにそんな会話を交わしながら過ごすひとときも、心地よい時間になりそうです。

「茜屋特製ブレンド」は、苦みと酸味のバランスがちょうどよく、ブラックコーヒーでも飲みやすいのが魅力。初めて飲むときには、ぜひ何も入れずに、そのままのおいしさをまずは味わってみてください。

店頭販売のドリップバッグ
店頭販売のドリップバッグ

店頭では「ドリップバッグ」5枚入り950円~で販売しています。お中元やお歳暮といったプレゼントにも人気のようで、お店のオンラインショップでも購入可能。こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。

ソロおすすめPoint 平均的なおひとりさま率は3~4割ほどで、読書をしたり、手帳に書き物をしたりと、思い思いの時間を過ごすお客さんが多いそう。仕事終わりにふらりと立ち寄り、職場からプライベートへと気持ちを切り替える場所として利用するのもよさそうです。

「珈琲に合う」を追求したスイーツをお供に

メニュー
メニュー

おいしいコーヒーには、やはりスイーツが欠かせません。「茜屋珈琲店」では、「高いが旨いお菓子」、「チーズケーキ」、「コーヒーゼリー(数量限定)」1750円の3種類のスイーツがラインナップ。いずれも好きな飲み物とのセットでの提供となり、スイーツ単品での注文はできません。

チョコレートケーキ
チョコレートケーキ

なかでも人気なのが、ユニークなメニュー名が印象的な「高いが旨いお菓子」1900円。50年ほど前から続く、二代目の奥様が今も手作りしているくるみ入りのチョコレートケーキです。上部はザッハトルテ、下部はガトーショコラのような二層仕立てになっているのが特徴。甘さ控えめで、ブラックコーヒーとの相性も抜群です。

チーズケーキとコーヒー
チーズケーキとコーヒー

「チーズケーキ」1750円は、一般的なチーズケーキと比べてクリームチーズを約3倍使用しているため、チーズのコクをしっかりと感じられる濃厚な味わいが楽しめます。添えるジャムは、「さくらんぼ」「いよかんのまーまれーど」「ぐれいぷ」「ぶるうべりい」の4種類から選べるので、ぜひ好みの味を試してみてください。

「苺のチーズケーキ」(5月後半くらいまで)/写真提供:茜屋珈琲店
「苺のチーズケーキ」(5月後半くらいまで)/写真提供:茜屋珈琲店

なお、「チーズケーキ」は季節限定で、桜やいちご、抹茶味が登場することもあるそうです。公式SNSでも情報を発信しているので、気になる方はぜひチェックしておきましょう。

レコード
レコード

三宮の繁華街にある「茜屋珈琲店」ですが、ビルの2階にあるためか、一歩店内に足を踏み入れると街の喧騒を忘れさせてくれるような静かな空気が広がります。クラシック音楽が流れる、どこか懐かしいレトロな空間で過ごす時間は非日常感たっぷりで、ゆっくり考えごとをしたいときにもぴったりだと感じました。「伝統を守りつつ新しいことにチャレンジし、70年、80年、そして100年続くお店にできたら」と語る三代目店主。折に触れて通い、その成長を見守りたいと思えたのも、店主の人柄のよさがあってこそ。三宮の街なかで、大人のひとり時間をゆったりと過ごしてみませんか?

■茜屋珈琲店(あかねやこーひーてん)
住所:兵庫県神戸市中央区北長狭通1-9-4 岸ビル2F
TEL:078-331-8884
営業時間:12時~21時30分(LO) ※変更あり
定休日:不定休

ソロMemo

■ソロ率:

30%(平日の午後)

■おすすめの利用シーン:

静かに読書を楽しみたいとき、ちょっと特別なカフェタイムを過ごしたいとき、ゆっくり考えごとをしたいとき、おいしいコーヒーを飲みたいとき

 


Text&Photo:中田優里奈(ウエストプラン)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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