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眠ったままの着物に、もう一度出番を。大分初「キモノクローゼット」が提案する、新たな選択肢。

  • 2026.5.7

冠婚葬祭や人生の節目にあわせて仕立てた着物。思い出はあるけれど、日常で着る機会は少なく、そのままタンスにしまったままになっている——。そんな悩みに応えるサービス「KIMONO CLOSET(キモノクローゼット)」の初の実店舗が、このほど大分市の中心部、府内五番街にオープンした。

預ける着物の活躍やレンタルサービスの希望に応じ、月額¥5,000〜サービスの利用が可能。

キモノクローゼットは、着物を「売る」でも「捨てる」でもなく、「預けて生かす」という発想から生まれたサービス。利用者は着物を預けることで、専門のコンシェルジュによる管理や手入れを受けられるだけでなく、レンタルしての活用することもできる。自分ではなかなか着る機会がなくても、誰かの一日を彩る一着として、再び外の世界へ送り出される。

保管の方法にも配慮が行き届く。箱にしまい込むのではなく、一点ずつ取り出して風を通しながら丁寧に管理。状態に応じたメンテナンスやクリーニングも任せられるため、自宅での管理に感じていた負担が軽くなる。

レンタルサービスでは、同社のコンシェルジュが、預かっている着物の中から、その人のためだけのスタイリングを提案。型通りのセット販売ではなくTPOに合わせた“その人だけの装い”で、ハレの日を彩る。

さらに、レンタルされた様子は所有者に写真で共有される。知らない誰かが自分の着物を纏い、笑顔で過ごしている——その様子を見ることで、着物がまた活躍していると感じられる。手元になくても、思い出が途切れるわけではない。そんな優しい繋がりを生み出している。

運営するクラフトマンシップ代表のリヴィア清水夏子は、2025年、BWAピッチコンテストにファイナリストとして出場し、「着物を作る職人の知識・知恵・工夫こそ財産。それを絶対になくしてはいけない」とサービスに込めた思いを語っている。

キモノクローゼットを展開するCraftsmanshipのリヴィア清水夏子。photography: Aya Kawachi

誰かを笑顔にする力がある着物。もし家に眠っている思い出の一着があるなら、まずは公式サイトをのぞいてみて。

問い合わせ先

KIMONO CLOSET(キモノクローゼット)府内五番街店
所在地:大分県大分市府内町3丁目2-34-303
https://c-ship.co.jp

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