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離婚して別居している母親と月に1度の面会。やっぱり母は図々しい【残念な僕の母親】

  • 2026.5.5

高級マンションのペントハウスで暮らす、素顔非公開の超人気マンガ家知佳さんを叔母に持つ高校生のユウト。知佳さんが有名なマンガ家『緑乃トモヨシ』だと知らなかったユウトくんの母親麻里さんは、一風変わった知佳さんをオタクだといつもバカにしていて、義母の持ち物だとばかり思っていたペントハウスを乗っ取りたいと考えていました。ワガママで図々しい麻里さんの言動が積み重なった末、とうとう両親が離婚し、ユウトは父親宗太について行くことにしました。
母親と離れて暮らすようになったユウトは、仕事が忙しい父親不在の時にはこれまで通りおばあちゃんと知佳さんの家にご飯を食べに通う平和な日常を、これ以上母親に壊されたくないと願っていました。

母親に心を開けない高校生息子

ママ広場
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高校入学前に両親が離婚して、僕は父さんについて行くことにした。母さんはいつも叔母の知佳さんやユカさんを見下すような態度を取るのに、おばあちゃんにだけは取り入るような感じで、すごく嫌だった。高校受験を控えていた僕のことなんて、ぜんぜん気にしてくれなかった。だから離婚するって聞いたときは、そりゃ家族がバラバラになるのはショックだったけど、やっぱりね、という気持ちもあった。

この日は月に一度の母さんとの面会日。離婚してから一度も養育費を払っていないらしいけど、面会だけは必ずしたがる。待ち合わせのカフェに行くと、既に母さんは来ていた。

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叔母の知佳さん・・・またの名を漫画家『緑乃トモヨシ』さんの描いた「名探偵シフォン」はすごく人気で、もうすぐ映画も始まる。僕たちは知佳さんが緑乃トモヨシだと知った後も、絶対に世間に公表しない知佳さんとの約束を守っている。でも母さんは漫画が映画化されることや、知佳さんが試写会に呼ばれるとか、誰が聞いているかもわからないのにカフェで普通に話してしまう。僕は「ちょっと・・・知佳さんの名前こんなとこで出すなよ」と声をひそめた。

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僕が知佳さんと名探偵シフォンの名前を出されて焦っているというのに、母さんは気にせず「知佳さん、静かに暮らしたそうだもんね」と話し続けました。「住んでるところとか、顔とか、バレたくなさそうよね~」って、わかってるなら気を遣ってほしい。

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母さんは、離婚のときにほとんどお金がもらえなかったと嘆いていた。それに、仕事が見つからないとため息。父さんと離婚するとき、母さんはなぜか知佳さんの財産の一部ももらえると思っていたらしい。当然そんな権利はないから、想定していたよりかなり低い金額に、母さんは絶句していたそうだ。僕に会うなりお金に困ってるって話。「何が言いたいの?」僕は淡々と聞いた。

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母さんは、父さんに仕事を紹介して欲しいみたいだ。なんだ、今日僕に会ったのって、それを伝えるため?そう思った。康太叔父さんの妻で、今は知佳さんの食事の担当をしているユカさんのことを「上手に取り入ってる」っていやな言い方。「僕を不快にすることしか言わないなら、もう面会とかナシにしたいんだけど」と伝えた。

月に1度しか息子のユウト君に会えないのですから、高校生活の話とか、ユウト君の近況をもっと聞いてもよさそうなのに。ユウトくんが自分を介してお父さんにお願いしたいだけと思ってしまうのも無理はないですね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

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