1. トップ
  2. レシピ
  3. 【大名】「いつか」が「今夜」になる。ザ・リッツ・カールトン福岡ディナー

【大名】「いつか」が「今夜」になる。ザ・リッツ・カールトン福岡ディナー

  • 2026.5.3

こんにちは!リビングふくおか・北九州Web地域特派員のKYOKOです。

今回は、憧れの『ザ・リッツ・カールトン福岡』のレストランから。モダンウェスタンレストラン「VIRIDIS(ヴィリディス)」のディナーが、もっと身近に、もっとスマートに進化していました!

特別な日のための「シグネチャーコース」は一コースとなりそのままに、今の気分でアラカルトも楽しめる「テーブルエリア」が新たに登場。

背筋をピンと伸ばして向き合うフルコースも素敵だけれど、今はもう少し、カジュアルな気分なんて時に。「VIRIDIS」に新しくお目見えした「テーブルエリア」は、そんな私たちのわがままを叶えてくれる場所なんです。ホテルクオリティはそのままに、肩肘張らず好きなものを自由に選べる軽快さ。日常の延長でもあのエレガンスな空間で楽しめる、「VIRIDIS」の新しいディナースタイルをご紹介します。早速、気になるレポをどうぞ。

出典:リビングふくおか・北九州Web

福岡の夜景を望む特別なレストラン

レストラン「VIRIDIS」は、『ザ・リッツ・カールトン福岡』の18階で、ロビーと同じフロアーにあります。

福岡の街を一望する圧倒的なパノラマ。窓の外に広がる夕暮れから夜景へのグラデーションを眺めながら、うっとり。

出典:リビングふくおか・北九州Web

そんな非日常の空間で味わうのは、意外にも「リラックス」という贅沢でした。これまでよりもぐっと身近に、でも確実にとびきりの高揚感を与えてくれるディナーを、「テーブルエリア」で早速いただきましょう。

素材が主役のアラカルトメニュー、会話が弾むシェアリングディッシュ、さらに上質さと気軽さを兼ね備えた9,000円ショートコースなど、ホテルならではの洗練と寛ぎが共存する空間で多彩なスタイルに対応してくださいます。

好きなものだけ頼む、という贅沢。

今回は、アラカルトでおすすめをコース仕立てで出していただきました。

コースの序盤、テーブルに運ばれてきたのは…なんと、可愛らしい巾着袋!

出典:リビングふくおか・北九州Web

「何が入ってるの?」と思わず身を乗り出してしまう私たち。巾着の中からは、香ばしい香りと共にパンが登場。

出典:リビングふくおか・北九州Web

更に驚いたのは、巾着の中の仕掛けです。袋の底には、パンを最後まで温かく美味しくいただくために「温められた溶岩石」が入っているそうです。この細やかなおもてなしに、食べる前から早速心を掴まれました。

パンは、「硬化水ライ麦パン」。外側はパリッと、中は驚くほどもっちり。ライ麦独特の深みのある味わいが噛むほどに広がります。

そして、このパンの名脇役が、イタリア・サルデーニャ島から届いたこだわりのオリーブオイル。ひと口含んでみると、フレッシュな香りの後に喉の奥でピリッと感じる心地よい苦み。素朴なライ麦パンのの甘みと、オリーブオイルの刺激的なアクセント。この組み合わせが絶妙すぎて、メインが来る前にパンを完食してしまいそう。

出典:リビングふくおか・北九州Web

次に運ばれてきたのは、目にも鮮やかな「ニース風サラダ トマト ツナ 卵 オリーブ アンチョビ」。

南仏プロバンス地方・ニースの太陽をたっぷり浴びたような、彩り豊かな一皿です。食材は、まさに王道のラインナップですが、一つひとつの素材の輪郭が驚くほどくっきりしています。

中でも主役級の存在感を放っていたのが、「小金丸」というトマト。地元・福岡が誇るブランドトマトですが、これがもう、驚くほど味が濃いんです!キュッと引き締まった実は、弾けるような甘み。そこに、少し酸味を効かせたフレンチドレッシングが絡むと…もう、最高に爽やか!「アンチョビの塩味」×「トマトの甘み」×「ドレッシングの酸味」が重なることで、洗練されたサラダに。

出典:リビングふくおか・北九州Web

「シグネチャー マッシュルームカルテット トリュフ風味の茶椀蒸し玄米カレーオイル」

続いては、山中シェフのシグネチャーとして提供される二層になったスペシャリテ。上の層は、4種類のきのこ(まいたけ、シメジ、えのき、ホワイトマッシュルーム)のスープ。下の層は、トリュフの香りを風味付けした冷製の茶わん蒸しで、茅乃舎の野菜だしを使用しているそうです。トッピングに、しいたけを乾燥させ燻製にしたもの、玄米のフレーク、自家製のカレーオイルを。カレーオイルは、オレンジやニンニクの皮などがブレンドされているそうで、奥深い芳醇な香りとお味。二層で異なる食感を一度に楽しめて、サプライズ感もあります。

出典:リビングふくおか・北九州Web
出典:リビングふくおか・北九州Web

目の前で、トッピングしてくださり完成です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

「シーフードプラッター」(唐泊恵比須かき 真海老 ムール貝)

唐泊恵比須かきは、牡蠣の稚貝をひと粒ずつ籠に入れて養殖し、厳しい衛生基準で管理されているそうで、身も大きくて、プリプリ。なんとも豪華な盛り合わせ。

出典:リビングふくおか・北九州Web

「鹿肉のカイエット」

今日のメイン。熊本県大和町で獲れた鹿肉を使用したカイエットは、ミンチ状にして豚の網脂で包んで焼き上げたもの。皿の上に鎮座する、焼き色の美しいこの球体。鹿肉の清冽な風味を損なうことなく、その個性を引き立てています。このカイエットを完成させるのは、やはり重厚なソースで、糸島県産の黒ニンニクを使用。周りには、長崎壱岐のグリーンアスパラガスと季節のお野菜が添えられています。ひと口ごとに季節の情景が浮かぶような、文句なしの逸品でした。

出典:リビングふくおか・北九州Web

「どうぞ」と目の前に出てきたずっしりと存在感のあるオマール海老。鮮度抜群。

これからローストされると思うと、もう期待しかありません!そして、調理前のオマール海老をわざわざ見せてくれる、ちょっとしたひと手間。食材への敬意のようなものが伝わってきて、食べる前からじんわり嬉しくなりました。

そして、登場したのがこちらのお料理。「オマール海老のトマトソースパスタ」

出典:リビングふくおか・北九州Web

じっくりローストされたオマール海老は、身はふっくらとジューシー。トマトソースをまとったパスタと一緒にいただくのですが、これが本当に絶妙なんです。トマトの酸味と甘みが、オマール海老の旨みをぐっと引き立てて、パスタの一本一本にまでしっかりと味が絡んでいました。トマトソースに、野菜がたっぷり入っているのも嬉しい。大皿なのでシェアしました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

「ザ・リッツカールトン チョコレートケーキ」「ラズベリーとブルーベリー」「バニラアイス フィアンティーヌ(クッキー)」

出典:リビングふくおか・北九州Web

最後に運ばれてきたデザートの一皿。ラズベリーとブルーベリーの鮮やかな赤と紫が、チョコレートの深いブラウンに映えて、まるで小さなアート作品のよう。

ひと口食べると、チョコレートケーキのずっしりとした濃厚さが広がって。そこに、ベリーの酸味がすっと寄り添って、重くならないんです。この味のバランスが、本当に計算されているなあと。そして、バニラアイスの下に隠れていたフィアンテーヌ。薄くてサクッとした食感が、滑らかなアイスとの間でいいアクセントになっていて、最後の最後まで飽きさせない仕掛けに思わずにっこり。食事の余韻をそっと包んでくれるような、幸せな一皿でした。

世界基準の味を福岡へ。副総料理長 山中賢二氏の料理と人柄が織りなす世界

この日、ザ・リッツ・カールトン福岡の副総料理長兼VIRIDIS料理長の山中賢二氏にお会いすることができました。

[caption align="alignnone" width="600"]

出典:リビングふくおか・北九州Web

ザ・リッツ・カールトン福岡 副総料理長兼VIRIDIS料理長 山中賢二氏[/caption]

山中シェフは広島県出身で、調理師専門学校を卒業後は、銀座和光やロオジエといった名だたるレストランで腕を磨き、25年以上にわたってキャリアを積み上げてこられた方。ザ・リッツカールトン東京を経てシンガポールへ渡り、現地のレストランではエグゼクティブシェフとして8年にわたり世界から高い評価を受け続けました。その山中氏が2024年に帰国し、満を持してザ・リッツカールトン福岡に着任。

そんな輝かしい経歴をお持ちなのに、実際にお会いすると、とても気さくで温かいお人柄。肩の力が抜けるような自然の笑顔に、思わずこちらまでほっこりしてしまいました。きっとこのお人柄が、VIRIDISの料理の温かさや居心地の良さにもつながっているのでしょう。

実は、今回始めにいただいたライ麦の香り立つパンが入っていた巾着袋は、山中シェフの広島のお母様が一つひとつ手縫いされたものだとか。巾着に入れたパンが冷えない工夫が施されているなど、温かい配慮も感じられて素敵ですね。

また、今回二つのエリアに分かれたVIRIDISについて、山中シェフよりご説明いただきました。

「テーブルエリア」は、少しカジュアルなイメージ。4月から、アラカルト中心にグループで召し上がっていただけるようになりました。迷ってメニューを選べないという方のために、ショートコースもご用意しています。 「シグネチャーコース」は、おまかせコースを出していて、より九州感が強く、ご旅行の宿泊者の方にも好評。福岡はもちろん、熊本や鹿児島など福岡以外の九州の食材も使用しているので、「食べている間に九州一周したみたいだね」とよく言われます。

気軽に、でも本格的に。VIRIDISに新しい選択肢。

美しい夜景を望むテーブルで過ごした時間は、料理は勿論、素材との出会い、シェフのお人柄、空間の全てが一体となった忘れがたいひとときでした。

今回ご紹介した「テーブルエリア」は、「リッツカールトンのレストランって、ちょっとハードルが高いかな…」そう感じていた方にこそ、伝えたい。

「テーブルエリア」なら、食べたいものを食べたい分だけ、気軽にオーダーできます。カジュアルな気持ちで訪れても、あの非日常の空間と、山中シェフの料理をしっかり体験できるのです。特別な日のための場所が、もっと身近になった。福岡のダイニングシーンに、また新しい選択肢が加わったと感じています。

シーンに合わせて選べる"二つのVIRIDIS"。ぜひ一度足を運んでみてください。

出典:リビングふくおか・北九州Web

【ザ・リッツ・カールトン福岡 モダンウェスタンレストランVIRIDIS】 ■住所:福岡市中央区大名2‐6‐50 福岡大名ガーデンシティ18階 ■電話番号:092-401-8888 ■テーブルエリア ※アラカルトメニュー、金額については公式ホームページからご確認ください。 ■公式HP:Restaurant

元記事で読む
の記事をもっとみる