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小2息子が「帰りたくない」と号泣。ザ・リッツ・カールトン日光の母子旅で知った“リッツ・キッズ”の実力

  • 2026.4.24

栃木・奥日光、中禅寺湖のほとりに佇むザ・リッツ・カールトン日光。

ラグジュアリーホテルの中でも「一度は泊まってみたい」との口コミの高さでずっと気になっていた場所。今回は春休みの旅行先、そして小学2年生になった息子と初めての母子2人旅の滞在先として選びました。

また「リッツ・キッズ・スカウトプログラム」という存在を知り、子どもにとってどんな体験になるのか興味がありました。しかし、最初は少し構えていたのも事実です。

「ラグジュアリーホテル、本当に子どもは楽しめるか?」

「満足度が高いのは大人だけかも?」

しかし実際に訪れてみると、そんな不安はすぐに裏切られました。この記事では、ホテルと感動体験をした「リッツ・キッズ・スカウトプログラム」についてご紹介します!

「リッツ・キッズ・スカウトプログラム」に感激!

春休みといえば、子どもは休みでも親はいつも通りの平日。しかも年度末と重なるこの時期は仕事も慌ただしく、なかなか長い休みが取りづらいと嘆くママも多いです。

それでも、せっかくの春休み。

子どもをどこかへ連れて行き、きちんと思い出を作ってあげたい。そして、どうせ行くなら親も楽しめる旅にしたい……! そんな少し欲張りな気持ちで選んだのが、ザ・リッツ・カールトン日光への母子2人旅でした。東京から比較的近い関東圏内、そして口コミがとても高い非日常空間は、時間のない親にとってぴったりの場所。

実際に滞在してみて感じたのは、非日常でありながら、肩の力が抜けるような心地よさ。自然に溶け込む贅沢な空間と、さりげないのに行き届いたホスピタリティのおかげで気負わず過ごせるのに、しっかり特別感がある。そんなバランスの良さを心地よく感じられました。

また、今回は気になっていた「リッツ・キッズ・スカウトプログラム」を体験してみました。

子どもがスカウトとなり、さまざまなアクティビティをクリアしながらバッジを集めていく体験型プログラムですが、用意されているバッジはなんと全部で32種類!

「自然」「探検」「責任」「文化」といったテーマごとに分かれていて、年齢レベルや季節によって内容も変わるため、一度の滞在では絶対にコンプリートできない設計になっていることにまず驚きました。

最初は「母子旅だし、いい時間潰しになれば」くらいの気持ちでいたので、想像よりもずっと本格的。

……これは息子には難しいかもしれない。

と、母が気圧され、最初は息子も説明についていけず、私の後ろに隠れてクネクネ&ヘラヘラしていたのですが……。

ところが、始まってみてびっくり。まず比較的簡単な「お猿のかくれんぼ」というホテル内での宝探しゲームに参加させたところ、息子は何かのスイッチが入ったように夢中に。

ママの存在を忘れたようにスタッフさんとホテル内を夢中で探検してくれるので、私はその間、息子を預けてのんびりさせていただきました。(4歳以上は同伴せずにOK)

その後もバッジ獲得のために中禅寺湖周辺の地図を書いたり、翌日の予定を考えたり……。

さらには雨の中、華厳の滝まで歩いて見学をし、中禅寺湖周辺のゴミ拾いをし、野生の猿を探してひたすら歩き回る……。(クリアするとバッジがもらえるミッションです)

親としては「そんなに?」と思うほどの集中力。

普段、息子はどちらかというとのんびりしており、正直お勉強も苦手なタイプ。なのにホテル滞在中は見たこともないほど主体的に動いていたんです。バッジ獲得のためとはいえ、自ら考え、夢中で動く姿に母は感動。

「やりなさい」と強制されるのでなく、自然と「やりたくなる」。巧みなプログラム設計には感心させられました。

サファリテントで予想外の「ママOFF」時間を獲得

そして今回、お部屋に用意していただいた「サファリテント」。これがまた息子のツボにハマったようで、見た瞬間から歓喜、一度入るとまったく出てこない(笑)

中には絵本やおもちゃが用意されており、お部屋にいる間はひたすらテントに篭って1人遊び続けていました。

「何してるの?」と覗こうとすると「ママは来ちゃだめ」と入り口を固く閉めるので、なんと私は予想外に「ママOFF時間」を獲得。

その間、ゆっくりお風呂に浸かり、シートパックをしながらソファでゴロゴロ、スマホをぼんやり眺めてインスタのストーリーを更新……。地味なようで、普段はなかなかできないご褒美タイムです。

子連れ旅行というと、「ちゃんと見てなきゃ」「楽しませなきゃ」と気が張ることも多いですが、親も贅沢を味わいながら、しっかり心身が休まる。その両方が叶いました。

しかも……本当にびっくりなのが、ホテル滞在中、息子は一度もiPadやテレビを観なかったんです。

普段ならつい与えてしまうのに、それが全く必要なかった。それだけホテルの空間と体験に没頭できたのだと思うと、親としてはもう感無量です。

スカウトの延長で朝からお坊さんの座禅プログラムにも参加し、しかしまたクネクネ&ニヤニヤ、笑いを堪えるのに必死な息子には、「瞑想も集中力も何もないわ……」と少し呆れたものの、この滞在自体が、忙しい日々でなかなか難しい「今ここ」という体感になった気がしています。

 

チェックアウト前にまさかのトラブル発生

あまりに完璧すぎる1泊旅行。朝ごはんもお部屋でゆっくり堪能し、心ゆくまでホテルステイを堪能したものの、名残惜しい気持ちでチェックアウトしようとしたとき。

相変わらずテントに篭っていた息子が「いやだ! 帰りたくない!」と叫びました。

親バカみたいですが、普段聞き分けが良い息子。最初はおふざけパフォーマンスかと思ったのですが……。「電車に遅れるよ!」とスルーしていたら、なんと本気の号泣に発展。

「もっとここに泊まりたい」「もっとバッジも欲しい」「テントから出たくない」……と、涙と鼻水を大量に垂らしながら、この世の終わりのように泣き叫び始めたのです。

もう一度言いますが、息子は普段のんびり大人しく、従順なタイプ。私が怖いせいか(笑)無駄なわがままや抵抗もあまりしません。

それなのに。

あんなに感情を爆発させるということは、それだけこのステイが息子にとって楽しく貴重なもので、また心もしっかりほぐれていたんだと思います。

駄々をこねられて久しぶりに焦る一方で、なんだか胸が熱くなってしまいました。単なる「楽しかった」で終わるよりも、深い記憶に残る体験になった気がします。

日光観光&食事について

ちなみに今回の母子旅は、事前に息子と相談して好き勝手にプランを決めました。お寺などの観光地は、まだ息子はさほど興味がないため、さくっと回るだけ。今回は日光東照宮と華厳の滝のみ。

2人で楽しみにしていたのは食事で、ホテル到着時はザ・リッツ・カールトン日光の名物のアフタヌーンティーとパフェのセット、キッズメニューの日光蕎麦を堪能。

朝ごはんはのんびりお部屋で。息子は甘いシロップと生クリームをかけたクロワッサンワッフルが相当お気に入りだったよう。私は目にも美しい和朝食に朝から幸せを感じました。

旅行中は細かいことを気にせず、息子と私の「好き」を詰め込み、振り返ればすべて実行できました。ここに夫が加わるとそうもいかなくなるのですが(小声)、息子と2人だと意見が割れることもケンカもなく、お互いの提案にノリノリ。

大人になってからもこんな風に付き合ってもらえるのか……考えはじめるとすでに涙が出そう(笑) 今のうちに母子旅の思い出はたくさん作っておかなきゃですね。

ちなみに気になる料金の目安はこちら。

⚫︎宿泊:1泊1室あたりおよそ11万4千円~
リッツ・キッズ・アドベンチャー(リッツ・キッズ・スカウトプログラムの宿泊パッケージ)13万4千円~

※シーズンや部屋タイプによって変動

⚫︎リッツ・キッズ・スカウトプログラム:エントリー料9,500円(税込)

※対象は4〜12歳。アクティビティは事前予約が必要・別途有料のものもあります。

⚫︎サファリテント:1名18,975円、2名25,000円(税込)

リュックサックorトートバッグ付き、テント内のぬいぐるみ持ち帰り可能。

決して気軽な価格ではありませんが、単なる宿泊というよりも体験として考えると、特別な思い出づくりの価値は十分にあると感じました。

都内から日光までのアクセス

最後にアクセスについては、正直「便利」とは言えないかもしれません。車も考えましたが、母子2人だと「いろは坂」での車酔いや運転スキルの懸念もあり、私は時間はかかりますが電車を選びました。

ただ、人気の東武の特急スペーシアに乗ってしまえば、約2時間の移動時間も旅の一部のように感じられ、体感としてはあっという間。都内からだと浅草や北千住駅から乗車できます。

日常から切り離され、親はきちんと休め、子どもは子どもらしい遊びに夢中になれる。これらすべてが自然と成立する場所は、意外と多くはありません。

次は季節を変えて、また違うバッジを集めにリッツ・カールトン日光へ行こうと思います。

 

文・山本理沙

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