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「ねこ語翻訳アプリ」が人間の本心を翻訳し始めた!?画期的なアプリがあっても使いこなせない鈍感な男子高校生に読者発狂【作者に聞く】

  • 2026.5.2
「その怪我、シャンプー大変だよね」がここまで翻訳されているのだが、鈍感な彼は全然違う解釈をしてしまう…。
「その怪我、シャンプー大変だよね」がここまで翻訳されているのだが、鈍感な彼は全然違う解釈をしてしまう…。

ある日、野良猫に向けて「猫語翻訳アプリ」で遊んでいた高校生が事故に遭ってしまった!異世界転生かと思いきや、起きたのはまさかの“アプリと同化”。ラノベ的展開を期待した読者の予想を軽やかに裏切る、不思議でじわじわくる物語が始まる——。

人間の本音がわかる能力を手に入れた!が…。

人の本音も翻訳してくれる「猫語翻訳アプリ」と同化したものの、鈍感な彼には使いこなせず…!?
人の本音も翻訳してくれる「猫語翻訳アプリ」と同化したものの、鈍感な彼には使いこなせず…!?
アイドルは大変な職業だが…ちょっと怖い
アイドルは大変な職業だが…ちょっと怖い
「愛してるわ」「恋してるの」と翻訳されても、人に対してなのかお菓子に対してなのかは不明
「愛してるわ」「恋してるの」と翻訳されても、人に対してなのかお菓子に対してなのかは不明

事故は軽傷で済んだものの、主人公は直前まで使っていた猫語翻訳アプリと“融合”してしまう。これにより猫の言葉だけでなく、人間の発言の裏にある本音まで脳内で勝手に翻訳されるようになるという、なかなかに厄介な能力を手に入れてしまった。

だが本人は「えっ怖っ」と一言つぶやいただけで、わりと平然と学校へ。これが適応力の高さなのか鈍感さなのか、どちらとも取れる反応がすでに不穏である。

せっかくの超便利機能がもったいない!読者も総ツッコミ

登校中、周囲の会話はすべて脳内で翻訳されていった。しかしその精度は微妙で、語彙も少なくニュアンスも曖昧。いわゆる“なんとなく合っているが、肝心なところを外す”タイプである。

そんな中、気になっていた女子生徒が登場。「しょーがないなー」と頼みを受ける彼女の本音も翻訳されるが、主人公は「まんざらでもないパターンか…」と軽く流してしまう。実はその解釈、方向性は間違っていないが根本的にズレており、読者だけが「そこじゃない!!」と頭を抱える構図となっている。

この“惜しいのに気付かない”展開に、読者からは「絶妙に使いにくいw」「気づけよおい!」「気付いてえええええええ!!」「この機能があって気付かないんだw」とツッコミが殺到した。

作者の着想

作者の新田せん(@nittasen)さんは、実際に猫語翻訳アプリを試した経験があり「SNS上の猫さんの声を翻訳して遊んでいた」と語る。翻訳結果にはそれぞれの“性格”が表れていたといい、「ワガママなおぼっちゃんキャラの猫さんが甘えるようなことを言ったり、温厚な猫さんは『あなたを愛しています』と素直に出たりして、おもしろかった」と振り返る。

また、長年フォローしている“推し猫”についても触れ、「ウクライナ在住のステパンという猫さんは哀愁があって好きで、見ると脳内で『ヒロシです』のBGMが流れる」とユーモアたっぷりに語った。

もし別のものと同化したら?と想像は無限大

作品の余韻は読者の妄想も刺激し、「別のゲームと合体したら頭の中で効果音が鳴り続けるのでは」「別作品と同化したら身体能力が上がるのでは」といった声も上がっている。設定はシンプルだが広がりは無限で、軽やかな笑いとともに“もしも”を想像させる魅力がある作品だ。スキマ時間に気軽に読めるテンポのよさも特徴である。

取材協力:新田せん(@nittasen)

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