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「もう会えない」と送るはずだったLINEを別の人に誤送信→彼の本心を確かめるきっかけになった

  • 2026.3.13
ハウコレ

交際3年目を迎えた私たちの関係は、少しずつすれ違いが増えていました。仕事の忙しさを理由に会う回数が減り、連絡も素っ気なくなっていく日々。

「このまま続けていても意味がないのかもしれない」という思いが、心の中で大きくなっていたのです。

ある夜、私は覚悟を決めて、別れを告げるメッセージを打ち込みました。しかし、そのLINEは思いもよらない相手に届いてしまったのです。

限界を感じた夜の決断

その日も、彼からの返信は一言だけでした。「了解」という文字を見つめながら、私は深いため息をつきました。

以前は何気ない日常の報告にも丁寧に返事をくれていたのに、最近はまるで業務連絡のようなやり取りばかり。会いたいと伝えても「忙しい」の一点張りで、気づけば1カ月以上顔を合わせていませんでした。

私なりに歩み寄ろうと努力してきたつもりでしたが、もう心が疲れ切っていたのです。ベッドの中でスマホを握りしめ、震える指で文字を打ち込みました。

「ずっと考えてたんだけど、もう会えない。これ以上続けても、お互い辛いだけだと思う」

送信ボタンを押す前に、何度も何度も読み返しました。

届いてしまった相手

意を決して送信ボタンをタップした瞬間、画面に表示されていたのは、彼の名前ではなく「お母さん」の文字。慌ててメッセージを取り消そうとしましたが、既読マークはすでについていました。

数分後、母から電話がかかってきたのです。「さっきのLINE、どういうこと?」という問いかけに、私は泣きながら事情を説明しました。すると母はこう言いました。

「あなたの気持ちはわかった。でも、本当に話し合った?相手の事情は聞いた?」

その言葉に、私は答えられません。自分の辛さばかりに目を向けて、彼の状況を知ろうとしていなかったことに気づかされたのです。

彼から届いた思いがけない告白

母との電話を切った後、私は思い切って彼に連絡を取りました。「直接会って話したいことがある」と送ると、珍しくすぐに返信が届きました。「実は俺も話したいことがあった。明日会える?」という内容に、胸がざわつきました。

翌日、久しぶりに会った彼の顔は、以前より痩せて疲れが見えました。話を聞くと、職場で大きなトラブルを抱えていたとのこと。「心配かけたくなくて言えなかった。でも、それがかえって距離を作ってしまったんだな」と、彼は申し訳なさそうにうつむきました。

私も正直に、別れを考えていたことを伝えました。お互いの本音をぶつけ合う時間は、痛みを伴いながらも必要なものでした。

そして...

あの誤送信がなければ、私たちは本当に終わっていたかもしれません。母の言葉がきっかけで立ち止まり、彼と向き合う勇気を持てたこと。それは偶然のようでいて、大切な転機となりました。

今では、辛いときほど素直に話すことを心がけています。先日、彼から届いたLINEにはこう書かれていました。

「あのとき話せてよかった。これからもよろしくね」

短い言葉でしたが、その一文に込められた温かさが、私の胸にじんわりと広がりました。完璧な関係ではなくても、一緒に歩んでいける相手がいること。そのありがたさを噛みしめています。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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