1. トップ
  2. ファッション
  3. 「着る服がない」は卒業! スタイリスト流、朝を救う「3分割ルール」。

「着る服がない」は卒業! スタイリスト流、朝を救う「3分割ルール」。

  • 2026.4.30

※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する
「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。
データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

着こなしにおいてなにより大事なのはバランス。ちょっと工夫するだけで、手持ちの服がおしゃれなスタイルに生まれ変わる。

パリのストリートで見かけた、上半身2分の3、下半身に3分の1の「3分割のルール」例。photography : Launchmetrics

あなたの体型はX型、H型、A型、8型、V型それともO型? 服選びでスタイリストが心掛けるのは体型に合うアイテムを選ぶこと。そしてもうひとつ、コーディネートを確実に成功させるためのテクニック、それが「3分割のルール」だ。

「60/40のルール」としても知られるこの方法は、シルエットに躍動感を与えるために、特定の配分でアイテムを組み合わせる。実のところ、これは絵画や写真の法則の応用でもある。「人の目というのはアンバランスさを好みます。写真でふたりを中央に据えてしまうと、ひとりが3分の1を占める構図よりもつまらなく感じます」と言うのはイメージコンサルタントであり着こなしレッスンの「ビアンナビエ(Bien habillée)」メソッドの考案者であるエマ・ドゥネーヴ。

3分割のルールを使えば「視線の法則をかいくぐる」ことができるとエミリー・アルベルティーニも言う。エミリーはパリのパーソナルスタイリストで、オンラインのスタイリングマスタークラス「The dressing Therapy(ザ・ドレッシングセラピー」の創設者だ。いずれにせよこのルールはコーディネートを決める時の効果的なやり方で応用も効き、覚えていて損はない。

3分割のルールを使った配分が大事。

イメージコンサルタントのエマ・ドゥネーヴによると、3分割のルールは各アイテムの比率を決める際に使用すべきものだ。基本的な考え方は上半身か下半身のいずれか一方を全体の3分の2、もう一方を3分の1とするというもの。「上半身1/3、下半身2/3という配分は、例えばTシャツをハイウエストのパンツにタックインするスタイル。逆の配分はあまり見かけませんが可能です。ベージュの膝上丈ニットワンピースに黒タイツと同色のブーツを合わせれば、上半身2/3、下半身1/3のバランスになります」。いずれの場合もすぐにコーディネートのバランスが生まれ、縦長のシルエットを実現できる。

色合わせも大切。イメージコンサルタントのエマ・ドゥネーヴは、初心者でも確実に成功するコツを教えてくれた。靴はボトムスと同じ色にするか、肌の色に近いヌードカラーの靴を選ぶ。「そうすれば足が長く見えてシルエットがつぶれません」

アクセサリーが肝! 小物で差別化する。

パーソナルスタイリストのエミリー・アルベルティーニは、3分割のルールはアイテム選び自体にも使えると語る。「具体的には、ベーシックなアイテムに小物5〜6点を組み合わせるだけで印象的なコーディネートが生まれます」。最小限のアイテムで最大限の着こなしができる「カプセルワードローブ」の考え方だ。

ベーシックなアイテムも、小物次第で印象ががらりと変わる。photography : Launchmetrics

エミリーの提案するワードローブ構成は次のようなものだ。3分の2をベーシックアイテムで揃える。たとえば 「上質の白シャツ、シルエットのきれいなセーター、黒のブレザー、パンプス、ちゃんとしたスニーカー、パンツ、黒のコート」といった具合だ。残り3分の1は「スカーフ、ベルト、大ぶりのブレスレット、おしゃれなサングラス、バッグ、個性的な靴」など、コーディネートを格上げしてくれる小物で構成する。あとはどう組み合わせるかだ。アイテム数が少なくてもひとつずつを入念に選ぶことですぐに実践できる方法だ。お試しあれ!

From madameFIGARO.fr

元記事で読む
の記事をもっとみる