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「もう戻りたくない」難関大に進学した息子──GW帰省で見せた異変

  • 2026.5.1

心躍る新生活。進学や就職で新しい生活が始まるとき、ワクワクも大きいですが大変なことも多く、知らず知らずのうちに心が疲れていることもあるものです。春から大学に通うため実家から新幹線の距離で一人暮らしを始めた、筆者の知人Aさんの一人息子。さぞ新生活を楽しんでいることだろうと思っていたのに、GWに帰省した息子は「もう戻りたくない」と言うではありませんか。彼にいったい何があったのか、そして親にできることとは何なのでしょうか。

画像: 「もう戻りたくない」難関大に進学した息子──GW帰省で見せた異変

第一希望の大学に合格!

Aさんの息子は必死で勉強を頑張り、小学生の頃からずっと行きたかった第一希望の難関大学に合格しました。

やりたい勉強ができることになった息子は大喜び。厳しい受験勉強を乗り越えた解放感もあって喜びはひとしお。親子で新生活を楽しみにしていました。

実家からは新幹線を使って5時間ほどかかる距離にある大学のため、春からは一人暮らしをすることになります。

合格発表から時間がない中、アパートの契約等準備を進め、息子は旅立っていきました。

息子の新生活スタート!

息子が旅立ち、Aさんの中には息子を心配する気持ちもありましたが、ようやくこれで子育てがひと段落したというやりきった気持ちがありました。

後は、学費や仕送りを頑張るだけで、もう一緒に暮らして何かをしてあげられることはないのだなと思うとこみ上げるものがあります。

息子からはたまに「これってどうやるの?」といった実務的な連絡が来るだけ。新生活を頑張っているのだろうからと、こちらから連絡をすることはありませんでした。

GWに帰省した息子の様子が……

GWに帰省すると連絡を受け、久しぶりに息子に会えるのを楽しみにしていたAさん。

駅まで迎えに行った息子は少し痩せ、出発前の希望に満ち溢れた表情とは変わって元気がない様子でした。

家に帰ると息子はAさんに「もう向こうに戻りたくない」と小さな声で告げてきます。

初めての一人暮らしと慣れない生活で、息子は5月病になっていたのです。Aさんの中には「そんなバカなこと言ってないで頑張りなさい」といった言葉も思い浮かびましたが、帰省中は思い切り息子を甘やかすことにしました。

「そうしたいなら、それでいいんじゃない?」

息子充電完了!親にできること

息子の滞在中、美味しいものをたらふく食べさせ、好きなことをさせたAさんと夫。

帰る予定の日を迎えた息子は「やっぱりもうちょっと頑張ってみる」と言って、進学先へ戻っていきました。

あんなにも行きたかった大学に合格したのに、5月病はやってくるのだなと少し驚いたAさん。その後、息子は順調に大学に通えているようですが、また何がきっかけで気持ちが落ち込むかわかりません。

離れて暮らすようになったAさんにできることは多くありませんが、せめて息子が帰ってきたときには美味しいものをたくさん食べさせてあげよう、と思うのでした。

落ち込んだときにしてほしい対応は人それぞれですが、今回の場合はAさんがそっと見守り、大げさにせず、母の愛と言う名の美味しいものをたくさん食べさせたのが功を奏したようですね。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。

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