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「81%が離婚に至っている」夫婦喧嘩で迎える“悲惨な末路”→プロが断言する、関係を壊す“絶対NG”な振る舞いとは

  • 2026.5.15
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(C)夫婦関係学ラジオ

ポッドキャスト番組『夫婦関係学ラジオ』は、夫婦関係研究家の鶴田敦彦さん(通称・アツさん)が、多彩なゲストとともに家事育児やキャリア、離婚など、夫婦のさまざまな葛藤をサバイブするためのナレッジを届ける番組です。

4月12日の配信回では、関係性コーチの平田香苗さんがゲストに登場。アメリカの夫婦研究の権威・ゴットマン博士の理論を、日本に広めている方です。

50年以上、10万組もの夫婦・カップルを研究してきたゴットマン博士の最新刊『夫婦・カップルの正しい喧嘩の仕方-対立をつながりに変える原則-』をもとに、「パートナーとの正しい喧嘩のプロセス」について語りました。

第1のステップは「最初の3分間を穏やかに」、第2のステップは「興奮したら20分離れる」でしたが、果たして第3以降のステップはどんなものなのでしょうか?

「仕事と私どっち?」の奥にある本当の願い…夫婦の本音を引き出す質問

正しい喧嘩の第3のステップは、「本当の問題を言語化し、相手に伝える」こと。

夫婦の喧嘩は、表面に出てきている話題だけで話そうとしてもうまくいかないもの。たとえば「仕事と私どっちが大事なの?」というセリフ。これは、本当にどちらが大切か質問したいわけではなく、「もっと一緒にいる時間を作ってほしい」という願いの表れですよね?

平田さんによれば、「自分が本当に何を求めているのか」を自分自身でもよく理解できていない人が多いのだそう。だから、ふっと出てきた言葉をそのままぶつけてしまい、相手にも伝わらない…そんな悪循環が起こってしまうのだとか。

とはいえ、「自分の本当の望み」に気づくのは、なかなか難しそうです。そこでゴットマン博士の新刊では、お互いをインタビューし合うための「6つの質問」が用意されているのだそう!

質問を投げかけ合うことで、不満の奥に眠っている本当の願いや、大切にしたい価値観が見えてくる仕組みです。「ものすごく手厚いです」と平田さんもその内容に太鼓判を押していました。

「決定権を譲らない男性は81%が離婚」!?夫婦で対等に話し合う大切さ

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※Google Geminiにて作成(イメージ)

正しい喧嘩の第4のステップは、「相手に勝とうとしない」こと。

喧嘩すると、相手を論破したくなったり、感情に任せて押し切りたくなったりするものです。思い当たる方も多いのではないでしょうか?でも、これは絶対NGなのだそう。

ここで衝撃のデータが出てきます。「配偶者に決定権を譲らず、支配権を握ろうとする男性は、81%が離婚に至っている」のだそう!「勝った」つもりが、結果的に夫婦解散という1番の負けを引き寄せていたわけですね。

「相手に勝とうとしない」ために大切なのは、「ジェンダーの刷り込みを受けて育っている」ことを客観的に理解することだと平田さんは語ります。これは、男女に共通して必要な視点です。

多くの場合、男性は「相手を支配するもの」、女性は「相手を従属・ケアするもの」だと刷り込まれながら育ちます。この刷り込みを客観的に理解し、「対等に話し合う姿勢」を男女共に身につけることが大切なのです。

「過去の傷を放置しない!」お互いと向き合うために大切なこと

最後のステップは、「過去の傷を放置しない」こと。

同じ出来事でも、一方が酷く傷つき、もう一方は相手が傷ついていることにすら気づかない…そんなケースが度々発生します。その傷を放置しないことが大切なのだそう。

平田さんは、よくある例として「出産とその直後の育児」を挙げました。妻が大変な思いをしているのに、夫がそれに気づかず無関心だったり軽く扱ったりしてしまうことは少なくありません。妻がそれを恨みとして抱え続けるのに対し、夫は、子どもが大きくなる頃には何があったかも忘れている…そんなすれ違いがよく起きるのだとか。

この「過去の傷」を放置し続けると、それが現在の生活にまで干渉し、余計に夫婦の溝を深めてしまうというわけです。だからこそ、2人でその傷にしっかり向き合うことが重要なのですね。

あのとき何が起きていたのか、お互いがどう感じていたのか…そこまで踏み込んで理解し合うことが、本当の意味での「修復」につながるのですね。

夫婦の健全なコミュニケーションは、子どもへの「次世代へのギフト」

平田さんは、「夫婦の健全なコミュニケーションは、子どもにも大きな影響を与える」と語ります。

子どものカウンセリングをしている臨床心理士の方によれば、家庭での夫婦の対話が健全でないと、子どもにも深刻な影響が出るのだそう。小さい頃は身体反応として現れ、大きくなると「人との付き合い方がわからない」という形で表れてくるのだとか。

家庭に正しいコミュニケーションをとれる大人がおらず、お手本不在だったため、どうやって感情を出したら良いのかわからないまま育ってしまった…ということですね。

子どもが正しいコミュニケーションの方法を身につけるためには、「親同士が健全な話し合いをする」というお手本が必要なのです。

夫婦の対話は、自分たちと次の世代をつなぐ「贈り物」

「本当の問題を言語化し、相手に伝える」「相手に勝とうとしない」「過去の傷を放置しない」…ゴットマン博士が示すステップは、どれも簡単なものではありません。すぐ完璧にできるようになる方はほとんどいないでしょう。でも、少しずつ意識して取り組むことで、夫婦の関係は確かに変わっていきます。

そしてその対話の積み重ねは、自分たちだけのものではなく、子どもへの大切な贈り物にもなります。今夜のパートナーとの会話が、いつか子どもの未来を支えるお手本になるかもしれない…そう思うと、今よりもう少しだけ丁寧にパートナーと向き合いたくなりませんか?


夫婦関係学ラジオ
#2-122 「夫婦喧嘩は回避できない“宿命”である」10万組のデータが明かす、関係を壊さない“正しい喧嘩”の5ステップ|ゲスト:関係性コーチ 平田香苗

[配信日時]2026年4月12日
[出演者]アツ/鶴田敦彦、平田香苗
[番組URL]
https://open.spotify.com/episode/0N5mfo047gml2uwK0m8GCa?si=P9m9YG1lTSmRhbXo88LLTg

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