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「やっていません」Google出身『IT批評家』が赤裸々告白…【大人気の個別株】に“手を出さない理由”とは

  • 2026.5.11
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(C)限界突破ライフハック

ポッドキャスト番組『限界突破ライフハック』は、毎朝3時45分起き・元ゴールドマン・サックス証券の投資部門の日本共同統括で実業家の田中渓さん(43歳)と、アル株式会社代表取締役の実業家で、ガジェット使い倒し系のけんすうさん(44歳)がMCを務める、日常生活の“ハック”を語る番組。真似するためのライフハックではなく、「なぜそこまでやるのか」という思考の過程をなぞることで、日々の生活に活かせるヒントを届けます。

4月13日の配信回では、ゲストにIT批評家・尾原和啓さんが登場。マッキンゼー、Google、楽天など転職を15回経験し、現在はバリとシンガポールの2拠点生活をしながら年間100フライトで世界を飛び回るという、ぶっ飛んだ経歴の持ち主です。

そんな尾原さんが「投資」と「人脈」について、独自の考え方を語りました。

個別株投資には手を出さない!大人気NVIDIAを「あえて買わない」理由

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※Google Geminiにて作成(イメージ)

田中さんが「年間100回も世界を飛び回っていたら、最先端の情報が入ってくるじゃないですか。株式投資はやられるんですか?」と質問すると、尾原さんの答えは意外なものでした。

「基本、個別株投資はやっていません」

なんと、個別株(特定の企業が発行している株)の取り引きには手を出さないのだとか!

尾原さんいわく、実は大人気のNVIDIA(エヌビディア・コーポレーション=米国に本社のある半導体企業)の株を買うかどうか、ずっと迷っていたのだそう。それでも結局買わなかった理由は、「一度買ってしまうと、ライバル会社が出てきた時に判断する目が曇ってしまう」から。

例えばNVIDIAの株を持っている状態で、新しいライバル企業の情報が入ってきた時。本当はそちらの方が伸びそうだと感じても、自分が持っている株を守りたい気持ちで冷静に見られなくなってしまう。その可能性が、尾原さんにとっては怖いのだそうです。

だから、自分が取締役を務めている会社の株も持たないし、顧問をしている企業から「ストックオプション(会社の株を、決まった期間内に決まった価格で決まった数買える権利)を持ってください」と言われても断るのだとか。かなりの徹底ぶりですね。

ハマるのはマクロ投資だけ!「銀ではしこたま儲けた」

とはいえ、尾原さんも投資自体をしていないわけではありません。個別株は買わない代わりに、「マクロ投資」はやっているのだそう。マクロ投資とは、個別の会社ではなく、大きな経済の流れ全体に乗る投資のことです。

実際、尾原さんは「銀」では「しこたま儲けた」のだとか。仕入れた最新の情報から「このフェーズが来たら、次はこんなフェーズが来るよな」という大きな流れを読んで投資をするのだと語ります。

尾原さんが大事にしているのが、投資の基本中の基本「頭と尻尾はくれてやれ」という格言。つまり、最安値で買って最高値で売ろうとしないこと。少し損しても、いい時期だけを取りに行く発想です。

さらに面白いのが「無茶してでも儲けたい人たちが集まってきたら逃げ時」という考え方。

倍率10倍20倍のリスクを取ってでも買おうとする人が増えてきたら、もうそれは逃げ時のサイン。尾原さんは「業界のことが好きじゃなくても、儲けたいから起業する人が増え始めたら、その業界から逃げる」という判断基準で動いているのだそうです。

バックパッカー流「自分から声をかけた人しか信用しない」

けんすうさんが「尾原さんに友達になりたいって声をかけてくる人、多いですよね。そういう人との繋がり方ってどうしているんですか?」と質問すると、尾原さんからは「バックパッカー流」の考え方が返ってきました。

「バックパッカーの基本なんですけど、”自分から声をかけた人しか信用しない”んですよ」

尾原さんは、気になった人がいたらすぐに自分からコンタクトをとるタイプ。つまり、「自分から声をかけなかった」ということは、自分の興味の範疇外にいるということ。声をかけてもらっても大きなプラスにはならないわけです。場合によってはマイナスの印象になってしまうことも…。

どうやら、尾原さんと友だちになりたい方は「尾原さんの目に留まるようなこと」を実践し、尾原さんが声をかけてくるのを待つ方が良さそうです。

喫煙所に居座って情報を仕入れていたリクルート時代

尾原さんの「自分から動く」姿勢は、リクルート時代のエピソードにもよく表れています。なんと喫煙所に居座って、そこで仕事をしていたのだそう!

当時のリクルートは喫煙者が多く、決算期になると社員たちが喫煙室で事業計画や雑談を交わしていたのだといいます。そのため、喫煙所に居座っていれば「あ、尾原がいる。最近あの事業…」と、自然に情報が集まってくる仕組みだったのだとか。

さらにすごいのが、役職に就いていた尾原さんが新卒社員を待ち伏せして話しかけに行っていたという逸話。「面白そうな新卒」を把握して、真っ先に声をかけに行っていたそうです。けんすうさんも、尾原さんに声をかけられた1人だというのですから面白いですね。

尾原さんは、「お前みたいなやつは1人いると便利だけど、2人いると迷惑だ」と言われていたと笑っていました。

"投資"も"人脈"も、根っこにあるのは同じ哲学

個別株を買わないのも、自分から声をかけた人しか信用しないのも、喫煙所に居座るのも。一見バラバラに見えますが、根っこには「自分の判断を曇らせない」「本当に価値があるものに対しては、自分から動く」という共通の哲学があるのかもしれません。

投資の話も人脈の話も、結局は「何を信じて、どう動くか」という生き方に通じる…そんなことを考えさせられる配信でした。


限界突破ライフハック
#14 【【信用は複利で回る】「お金がお金を稼ぐより効率のいい投資がある」14カ国を渡り歩いた男の資産形成が常識と真逆だった【限界突破ライフハック】

[配信日時]2026年4月13日
[出演者]田中渓 、けんすう、尾原和啓
[番組URL]https://pody.jp/player/ngpcDWPy6otqtyr7XYmx/kMzGpiDrHdYDFSPgvOZn

(C)限界突破ライフハック