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【濃密ドラマ】事務所社長VS週刊誌「何もしてないのに!」“不倫スキャンダル”の生々しい裏側に→SNS「エグい」相次いだ反響

  • 2026.5.20

ドラマや映画の中には、華やかな世界の裏側で誰かが必死に事実を確かめていることを思い出させる作品があります。今回は、そんな中から“一度みたら止まらない中毒性抜群の名ドラマ”をテーマに5本セレクトしました。本記事ではその第1弾として、ABEMAオリジナル連続ドラマ『スキャンダルイブ』をご紹介します。

所属俳優を守ろうとする芸能事務所社長と、スキャンダルを報じようとする週刊誌記者。正反対の立場にいる2人が、ひとつのスキャンダルをめぐって対峙する本作の魅力とはーー?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です 
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ 

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映画「マイ・エレメント」お披露目会 川口春奈   (C)SANKEI
  • 作品名:ABEMAオリジナル連続ドラマ『スキャンダルイブ』
  • 配信:初回2025年11月19日、最終回2025年12月24日(全6話) 
  • 出演:柴咲コウ(井岡咲 役)、川口春奈(平田奏 役)、横山裕(明石隆之 役)、浅香航大(藤原玖生 役)、鈴木保奈美(児玉蓉子 役) ほか

本作は、全6話で描かれるABEMAオリジナルのサスペンスドラマです。物語の中心にいるのは、大手芸能事務所から独立して4年の事務所「Rafale」代表・井岡咲(柴咲コウ)です。咲は、看板俳優・藤原玖生(浅香航大)を地上波ドラマの主演に押し上げようとしていました。

しかし、その矢先に週刊誌から、藤原の「不倫スキャンダルを掲載する」という通告が届きます。記事を担当するのは、川口春奈さん演じる週刊文潮の記者・平田奏です。

奏は数多くの芸能スキャンダルを追ってきた記者で、咲に記事発売まで「あと72時間」と突きつけます。

本作の見どころは、咲が感情的に反発するだけの社長ではない点です。咲は所属俳優を守るため、弁護士やスタッフと事実確認を進め、週刊誌側の主張に矛盾がないか探ります。一方の奏も、報じる側の立場から簡単には引き下がりません。芸能事務所や週刊誌、俳優やスポンサーの思惑が交差し、ひとつの報道が出るまでに多くの人が動く過程を具体的に見せてくれる作品です。

「何もしてないのに!」から多額の賠償金へーー加速する疑惑の連鎖 

本作に引き込まれる理由は、スキャンダルが「報じられるかどうか」だけで終わらない点にあります。疑惑が次の問題へ広がり、登場人物の立場をさらに追い込んでいきます。とくに印象に残るのは、「何もしてないのに!」という叫びと、「やばいっすよね…賠償金とか」という現実的な言葉です。

前者は、疑惑を向けられた藤原玖生の焦りを象徴しています。後者は、芸能ニュースが単なる噂ではなく、仕事や契約に直結する問題だと示しています。

第2話では、不倫報道に加えて「所属タレントが未成年と飲酒していた」という新たな事実が浮上。Rafaleの看板俳優・藤原玖生は、広告クライアントから多額の賠償金を請求されます。さらに、主演ドラマの降板も避けられない状況に追い込まれます。だからこそ、「やばいっすよね…賠償金とか」という言葉が重く響きました。

SNSでは「芸能界の裏側に切り込んでる」「生々しくてエグい」「おもしろすぎる」「見応えあった」といった声が寄せられました。表に出るニュースの裏では、社長が俳優の自宅へ行き、記者が関係者に接触します。さらに、相手女性が金銭を要求します。こうした連鎖が具体的に描かれるからこそ、本作は次の話を見たくなるドラマになっていました。

川口春奈が見せる“静かな圧力”をまとった名演

川口春奈さんが演じる平田奏が印象に残る理由は、声を荒げずに相手を追い詰める演技にあります。奏は、週刊文潮の記者です。

咲の前に現れた奏は、感情を大きく出さず、淡々と質問を重ねます。咲が何かを言えば、奏はその一言から次の質問を差し出します。見ている側まで「どこまで情報を握っているのだろう」と身構えてしまうようなやり取りです。

川口さん自身も、エンタメニュースサイト「vois」のインタビューで奏の演じ方について語っています。

スキャンダルを格好のネタと捉え、前半は柴咲さん演じる咲をどれだけ追い詰めて、自分の手柄にするか、どうすれば相手がムカつくテンションや顔をできるかというのを意識して、楽しんでいました出典:『柴咲コウ×川口春奈、ドラマから学ぶ「情報精査の目」現代人が身につけるべき“客観性”の重要さ:「スキャンダルイブ」』(vois 2025年12月3日配信)

咲が俳優を守ろうとするほど、奏の無表情に近い態度が壁のように立ちはだかります。

川口さんはこれまでに明るさや親しみやすさが印象に残る役も多数演じてきましたが、本作では笑顔を抑えた記者として登場します。配信直前イベントでも、川口さんは記者役について「あまり笑わなくて、何を考えているか分からない」と語っていました。これまでのイメージとの距離があるからこそ、奏の冷たさや執着がより際立ちます。

一方、奏は単にスクープを追うだけの悪役ではありません。奏には、嘘や曲がったことを許せない思いと、真実を伝えたいという正義感があります。

そのため、咲との対立は「事務所が悪い」「記者が悪い」という単純な構図に収まりません。川口さんが演じる奏は、若手記者の鋭さだけでなく、仕事で結果を出そうとする執念もまとっています。

川口さんは、情報が広がる速さやスポンサー契約の重さを、目線や沈黙で見せていました。守る側と報じる側の正義の違いも、奏のたたずまいから伝わります。

緊張感のあるやり取りを楽しみたい人にとって、ABEMAオリジナル連続ドラマ『スキャンダルイブ』は、見応えのある一作です。まずは第1話で、咲と奏が向かい合う場面の緊張感を確かめてみてください。

※記事は執筆時点の情報です

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