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「あの先生は危ない」親切なママ友の言葉を信じた末路。私が【要注意保護者】になるまで

  • 2026.4.26

右も左もわからない小学校の入学式。孤独な私に手を差し伸べてくれたのは、学校事情に精通した「親切なベテランママ」でした。彼女の言葉を信じ、担任への不信感を募らせていった私は、いつしか学校や保護者から“要注意保護者”になっていて……? 友人が体験談を語ってくれました。

画像: 「あの先生は危ない」親切なママ友の言葉を信じた末路。私が【要注意保護者】になるまで

裏事情を教えてくれる、頼れるママ友

息子は誰も知り合いがいない小学校に入学。

親子で心細かった私に、入学式で隣り合わせたAさんはやさしく声をかけてくれました。

上の子も通わせているというAさんは、「担任は神経質で要注意」「あの保護者には気をつけて」と、学校の裏事情を事細かに教えてくれたのです。

私はその情報を疑うことなく、Aさんを頼れる唯一の味方だと信じ込んでいました。

加速する学校への不信感

Aさんから「あの先生はよくない」と吹き込まれていたこともあって、学校からの些細な連絡さえ「対応が悪い」と攻撃的に受け取るようになりました。

息子が「先生が嫌だ」と言えば、事情を聞く前に「やっぱり先生のせいね」と決めつける私。

Aさんに話をすると、「間違ってないよ」「そうだそうだ」と強く同意してくれる。

その言葉で、私は暴走していきました。

何かあるとすぐ担任の先生に意見し、頼りにならないと学年主任の先生にも意見し続けました。

先生は私の意見を聞いてはくれますが、具体的に何も変わらないことにも苛立っていました。

向けられた冷ややかな視線

2年が過ぎたころ、ふと違和感を覚えたのです。

正当な主張をしているはずの私とAさんに対し、周りの保護者はみんな冷静で、どこか避けているような視線を向けてくるのです。

後に知ったのは、Aさんは学校で有名な「モンスターペアレント」だったということ。

Aさんは、事情を知らない新入生で、かつ気の弱そうな私をターゲットにし、自分の不満に同調する「同志」に仕立て上げていたのです。

「頼れる先輩ママ」と思っていたAさんに、私は完全に乗っ取られていました。

自分の目で見たものを信じる大切さ

周りが冷ややかな目で見ていたのは、先生ではなく、Aさんと一緒になって暴走する私。

頼っていた人がモンペママで、一緒になって先生に対して息巻いていたという事実は恐ろしく、自分が恥ずかしくなりました。

冷静に考えると、親が先生を信頼しようとしないのに、わが子が先生を好きになるわけはありません。

「先生が」「先生のやり方では」と言う前に、自分の考えを改めなければいけなかったと猛省したのです。

それからは、誰かの噂話に振り回されることがないよう、自分の目で見たものだけを信じるように努めています。

もう二度とモンスターペアレントにはなるまいと強く心に誓っています。

【体験者:30代・女性パート、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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