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岡山ツーリングのすすめ|由緒ある町並みと瀬戸内海の絶景を駆け抜ける

  • 2026.4.24

岡山の町は、バイクで走ると独特の趣がある。石畳が残る道や、江戸時代から続く商家が並ぶ通りを抜けると、どこか時間がゆっくり流れているように感じる。信号待ちでエンジンを止めれば、風にのって祭囃子や商店の呼び声が聞こえてくることもある。ツーリングの途中で立ち寄る町歩きは、まるで小さな旅をもうひとつ重ねるようで楽しい。

走り出せば旅の予感

岡山のツーリングは、走り出した瞬間からわくわくする。国道を抜け、少し郊外へ入れば、信号の少ない快走路が待っている。山と田園が交互に現れ、カーブを抜けるたびに視界が広がる。春なら菜の花や桃の花が沿道を彩り、秋には黄金色の稲穂が風に揺れる。バイクならではの風と景色の一体感が、旅の始まりをより特別にしてくれるのだ。

歴史の残る町並み

岡山には古い町並みが残る場所が多い。例えば吹屋や倉敷美観地区では、江戸時代の商家や土蔵が整然と並び、まるで時代を越えたような感覚になる。バイクを降りて歩けば、石畳の路地や白壁の建物、格子窓の町家がつくる景観が心を和ませてくれる。走る爽快感と、降りて歩く落ち着き。この切り替えがあるのもツーリングの醍醐味だ。

羽黒神社に手を合わせ

町の高台に鎮座する羽黒神社は、日本遺産にも認定される由緒ある場所である。地元の人々の寄付で維持されてきた立派な社殿は、静かな中にも力強さを感じる。かつては航海の安全を願う人々で賑わったが、今ではライダーが交通安全祈願に訪れることも多い。参道を歩き、深呼吸してから手を合わせると、ツーリングで張っていた肩の力がふっと抜ける。御朱印をいただけば、旅の記録としても嬉しい思い出になる。

理子さんは初めての神社にお参りする時には御朱印をいただいている

一際目を引く瓦屋根には、多くの装飾が施され、からす天狗が鎮座し玉島を見守っている

海沿いの絶景ルート

岡山の魅力は海にもある。瀬戸内海沿いを走るルートは、視界の端まで広がる青い海と島々が印象的だ。潮風を浴びながら緩やかなカーブを流していると、まるで海の上を走っているような気分になる。夕方には海面がオレンジ色に輝き、走るたびに景色が変わる。海沿いのベンチにバイクを停め、潮騒を聞きながら休憩する時間もまた格別だ。

漁火大名で海鮮三昧

海沿いツーリングの締めには「漁火大名」がおすすめだ。駐車場も広くて停めやすい。店内の大きな生簀ではイカが泳ぎ回り、注文が入るとその場で引き上げられる。透き通った刺身は口に入れると甘みが広がり、噛むほどに旨みが深まる。最後に天ぷらにしてもらえば、サクッとした衣の中でイカがぷりぷりと跳ねるようだ。美味しい食事はツーリングには欠かせない!

フルーツパフェで一息

岡山はフルーツ王国。走りの合間や帰路に立ち寄りたいのが「果物小町」である。旬のフルーツを贅沢に盛りつけたパフェは、見た目も華やかで、写真映えすること間違いなし。白桃やマスカットの季節は特におすすめで、みずみずしい甘さがツーリングの疲れを吹き飛ばしてくれる。バイクを並べ、仲間と笑いながらパフェを食べる時間は、旅のクライマックスにぴったりだ。

帰路も楽しむツーリング

満腹になったら、再びバイクにまたがる。日が傾き始めた道は行きとは違う表情を見せる。夕日を背に走る帰路は、どこか寂しさと満足感が混じり合う時間だ。岡山の道は全体的に整備が良く、信号も少ないので最後まで気持ちよく走れる。心地よい疲労感とともに家に帰り着いたとき、「また走りに行こう」と思わせてくれるのが岡山ツーリングの魅力である。

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