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「究極のおむすび店」たっぷりのオホーツク産シャケ&ミシュランも認めた北海道米で新たな一歩

  • 2026.4.23

つやつやに輝く道産米「ゆめぴりか」の銀シャリに、オホーツクのシャケをたっぷり、海苔は九州・有明海産。 究極のおむすびの完成です。

「おいしいです」
「おコメがおいしい。健康を考えるとこういうちゃんとしたおにぎりが近所にあるといい」

お客さんからの評判も上々!飛ぶように売れるおむすび。

作ったのは、脱サラし、北海道に移住した稲作農家。
自ら育てた米を引っ提げ、東京で勝負に出ました!

北海道鷹栖町のコメを世界ブランドに! 熱き稲作農家の挑戦を深掘りします。

異色の転身

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北海道鷹栖町の稲作農家、平林悠さん。
農家になる前の仕事はMR、製薬会社の営業マンでした。

サラリーマン時代について平林さんは、「ちょっと働きバチのイメージだったんですね。自分で作って自分で作ったものをお客さまにお届けしてお客さまに喜んでもらいたくなった」と振り返ります。

10年前に退職し鷹栖町に移住、後継者がいない農家に弟子入りし、稲作を始めました。
元営業マンのスキルを生かして、独自で販路を拡大。

生産する「ゆめぴりか」「ななつぼし」は、フランスのミシュランガイド掲載の料理店で使われるほどです。

一方で、自分の米を手軽に味わってほしいと、妻の純子さんとともに開発した「冷凍おむすび」も販売し、好評です。

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「もっと認知度を高めたいと思う。おいしい米がとれる地域として」

鷹栖町産の米のおいしさを、全国に広めたい。 平林さんは、大消費地の東京で「おむすび店」を出店することを決めました。

オープン初日は

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「やっぱりマーケットとして大きいのは東京、あとは海外になってくると思う」と語る平林さん。
東京で会社を経営する幼なじみの佐藤栄一さんをビジネスパートナーに迎えました。

佐藤さんが出店を勧めた東京の江東区・東陽は、近くに倉庫や卸売業者が立ち並ぶ国内有数の物流センター。
ランチタイムは、お腹を空かせたサラリーマンらで賑わいます。
第一印象が勝負…オープン初日までに、20種類のおむすびを用意しました。

平林さんの銀シャリに、北海道産のタラコとバターのハーモニー。
お客さんは、「めちゃくちゃバター入っている、あふれています、バターが」と驚きます。

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一番人気はやっぱり「シャケ」。
北海道産米が一番おいしく味わえます。
店員が「産地はオホーツク」「チーズおかかに使われているのは十勝のチーズ」と説明します。

初日は、予想を上回る750個のおむすびが売れました。

あるお客さんは、「北海道でお米がとれるって、最初は有名ではなかった。でも今では北海道のお米を結構食べている」と話します。

秋田出身の親子は「にぎりたてを食べたので余計にあったかいし、具がいっぱいでシャケもおいしかった」と話します。
娘も「秋田の米もおいしかったが、北海道の米もおいしい」と続けます。

おむすび激戦区の東京で、評判は上々。 手ごたえを感じています。

世界へ羽ばたく夢

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佐藤栄一さんは、「平林さんは鷹栖町で米を作っているので、日本から広めていって、ゆくゆくは海外に行けたらいい」と語ります。

平林さんは、「鷹栖町と東鷹栖をコメのおいしい町として世界的に有名にしたい。そして農業を子どものあこがれの職業にしたいというのが夢」と目標を掲げます。

平林さんは東京への出店と並行して米の輸出も手がけていて、いまは香港の日本料理店などから引き合いが絶えないということです。

さらに、生産した玄米を、日本食ブームのハワイや欧米に送って現地で精米し、フレッシュなお米を味わえる仕組みづくりも計画しているそうです。

おにぎりブーム

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レストラン検索・予約サービスの『食べログ』のまとめでは、全国のおむすび店の数は、6年前は1400店ほどでしたが、2026年4月には2561店まで増えました。

平林さんはおにぎり店のメリットについて、初期投資が少なくて済むことや、米や具材で独自性を打ち出しやすいことを挙げます。

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平林さんは自分で育てたお米を使っているので、他店よりは原価が抑えられるそう。
ただ、家庭でも作れるメニューなので、新規参入やライバル店が多いこと、子どものころから食べている『なじみの味』との勝負だそうです。

夢がある農業モデルのパイオニア。全国と世界を見据え、北海道の魅力を伝えます。

取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年4月3日)の情報に基づきます。

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