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4月の「使い過ぎ」を5月へ持ち越さない!新年度の家計を黒字化する”3つの緊急仕分け術”とは【節約のプロが解説】

  • 2026.4.22
(画像はイメージ)
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4月に新生活を始めると、生活に必要だからといろいろな物を買ってしまい、家計が赤字になってしまいがちです。では、お金の使い過ぎを防いで家計を黒字に戻すためには、どのようなことに取り組めばよいのでしょうか。お金を使わない日を増やすコツも含めて、節約アドバイザーの節約主婦さくのんさんに聞きました。

欲しい物は「1週間寝かせる」

Q.4月は「新しい生活に必要だから」という名目で、つい財布のひもが緩みがちです。「本当に今買うべきもの」と「実は買わなくていいもの」を瞬時に見極めるための判断基準を教えてください。使わなくなった幽霊サブスクに気付く方法はありますか。

さくのんさん「瞬時に見極めるよりも『すぐ買わない』のがポイントです。欲しいと思ったら一旦欲しいものリストに入れて、1週間くらい悩んでも気持ちが変わらない場合は安く買えるルートを探す形ですね。

しかし、たいていそこまで欲しいわけではなく、1週間たつと忘れたり、家にあるもので代用できたりすることが少なくありません。例えば、食べたいものを作っている最中で足りない調味料に気付いた際、すぐ買いに行かずに家にある代わりになりそうなものを使ってみたら、おいしく食べられたという経験がある人もいるでしょう。欲しいと思っても、買わなくてもいいのではと自分に問いかけて、少し寝かせることが大切です。

幽霊サブスクについては、引き落としの時に気付く人が多いのではないでしょうか。小まめにチェックして気付いていただくのが一番確実だと思います」

固定費は「最大値」で予算を組む

Q.4月は電気代や社会保険料などの改定が多い時期です。「これまで通りの残高を口座に入れているだけ」の人が陥りやすい、新年度特有の家計の落とし穴について教えてください。

さくのんさん「損失については、光熱費などの固定費自体が少しずつ値上がりしていたり、暑さでエアコンを使う時期が昔よりも長くなりがちだったりするなど、状況が変わっているため、具体的な金額を算出するのが難しいです。

重要なのは固定費のズレそのものよりも、ズレにどう対応するかだと思います。料金改定がないか確認しつつ、最低でも年に一度は予算の取り方を見直すことと、予算を多めに取ることが重要なポイントです。

例えば、4月は料金の改定が多い時期なので、これまでの感覚でお金を口座に入れると、想像以上にギリギリか足りなくなるという新年度特有の落とし穴があります。さらに、年間だと夏と冬の光熱費が高いという人が多いでしょう。それらを考慮せず、一年間の平均を参考に予算を取ってしまうと足りなくなる月が出てきます。時期も考慮しながら、なるべく高めの予算を取る年間計画をあらかじめ立てておくと、光熱費が引かれたことで想定よりも家計が苦しくなる事態を防げます。余ったお金は他の部分に回したり、貯金したりできるのでおすすめです。

『正確な引き落とし額』の確認ですが、銀行アプリで直近1カ月の引き落としと、クレジットカードの次回請求額を確認し、現在の『正確な支出額』を把握します。その上で、サブスクや通信費など固定費を1つだけ見直すと、無理なく家計の適正化につなげることが可能です」

家にある物で「ノーマネーデー」を楽しむ

Q.GWの予算を確保しながら、4月後半を「ノーマネーデー」で乗り切る秘策はありますか。4月後半の生活費を抑えるための「冷蔵庫一掃」の具体的なルールを教えてください。

さくのんさん「冷蔵庫を一掃するルールについては、冷蔵庫の掃除も兼ねて一度中身を全部出すと良いでしょう。例えば冷蔵庫に眠っていた薄力粉など、普段メインにならない食材をお好み焼きやもんじゃ焼きにしたり、パンに塗るジャムを使い切るために朝食をパンにしたりするのがおすすめです。冷蔵庫に残った食材を活用できる普段と違う献立を考えると、無駄なく食材を使い切れて食費も節約できるでしょう。

ノーマネーデーを作るのは難しいと言われがちですが、飲み物と食べ物があればお金を使わなくても過ごせます。飲み物のノーマネーは、お気に入りのマイボトルを買えば達成しやすいです。食べ物のノーマネーは、3日分くらいから始めると良いと思います。事前に献立を考えて買い物をし、何も買い足さずに過ごせればクリアです。これを続けると無駄遣いがなくなって支出が減りますし、家計簿を締める時に好きなシールを貼るなどの楽しみを設ければ、より達成感を味わいやすいのでおすすめです。

家での時間をレジャー気分で楽しみたいときは、ポップコーンを食べながらサブスクで映画を見て、手軽に映画館気分を味わうといった工夫ができます。また、図書館で借りた本を読んだり、家族でボードゲームで遊んだりするのも楽しめるでしょう。さらに、ToDoリストを作ってクリアしたら塗りつぶすゲームをすると、達成感を得られるのでおすすめです。『朝食を食べる』などの簡単なことを積み重ねるだけでも楽しめるでしょう。

反対に『皿を洗う』『掃除をする』のように後回しになりがちなことをあえてリストに組み込めば、面倒なことに取り組む口実ができます。ノーマネーで過ごしつつ、やるべきことも終わるので一石二鳥です。本来なら何もしていないように思える日でも、日常動作をあえてリスト化することで達成感を味わえるので、おうち時間をゲーム感覚で楽しめますよ」

* * *

何かと出費が多い新年度の家計を黒字化するためには、買うべきものといらないものをしっかりと見極めて買い物をしたり、お金を使わない日を増やすことが効果的だと分かりました。お金を使わずに過ごす工夫を考え、達成感を味わいながら楽しく節約できると良いですね。

オトナンサー編集部

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