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細マッチョになりたい人が最初にやるべきこと|体型別の最短ルートを解説

  • 2026.4.22

細マッチョになりたいけど、何から始めればいい?

痩せるべきか、それとも筋肉をつけるべきか迷っていませんか?

細マッチョを目指すうえで重要なのは、「最初にやるべきこと」を間違えないことです。

やみくもに筋トレやダイエットをしても、効率よくなれる体ではありません。実は、現在の体型によって“最短ルート”は大きく変わります。

間違った順番で始めると、数カ月単位で遠回りになることもあります。

元自衛隊員でパーソナルトレーナーの深澤智也さんが、体型別に細マッチョになるための最短ルートを解説します。

細マッチョとは?ガリガリとの違い

細マッチョとは、脂肪が少ないだけでなく、筋肉の立体感がある体型のことです。

腹筋が見えているだけでは不十分で、肩や胸、背中に適度な厚みがあることで「鍛えている体」に見えます。

一方、ガリガリ体型は筋肉量が不足しており、細くは見えても頼りない印象になりやすいのが特徴です。

細マッチョは「細さ」と「筋肉」のバランスで決まります。

女性が思う細マッチョの特徴

女性から好印象を持たれやすい細マッチョには、いくつか共通点があります。

・ゴツすぎず自然な体型
・服の上からでもシルエットが整っている
・清潔感がある

筋肉量の多さよりも、バランスと見た目の自然さが重視されます。

細マッチョの目安は?体脂肪率・BMI・体重を解説

細マッチョには明確な定義はありませんが、一般的な目安があります。

細マッチョの体脂肪率の目安

細マッチョの目安は、体脂肪率10〜15%です。この範囲になると腹筋が見え始め、筋肉の輪郭がはっきりしてきます。

細マッチョの体重目安(170cmの場合)

170cmの場合、細マッチョの体重は60〜68kg前後が一つの目安です。

ただし、筋肉量によって見た目は大きく変わるため、70kgでも細マッチョに見えるケースもあります。

重要なのは体重ではなく、筋肉と脂肪のバランスです。

170cmで70kgは肥満?

170cmで70kgは、BMI的には標準〜やや高めです。しかし、筋肉量が多ければ肥満とは限りません。

脂肪が多い → ぽっちゃり体型
筋肉が多い → 細マッチョ寄り

つまり、同じ体重でも筋肉が多いかによって、見た目は全く変わります。

体脂肪1kg減らすには7,200kcalの消費が必要!最速で正しく体脂肪率を下げる方法【医師監修】

次:細マッチョの最短ルートは体型で変わる

細マッチョの最短ルートは体型で変わる

細マッチョを目指す方法は1つではありません。現在の体型によって、やるべきことは変わります。

脂肪が多い人 → まず減量
痩せている人 → まず筋肉を増やす

ここを間違えると、遠回りになります。

体型別|細マッチョになる最短ルート

現在の体型によって、優先すべきことは大きく変わります。体脂肪率ごとに最短ルートと具体的なトレーニング内容を解説します。

体脂肪率20%以上|まず脂肪を落とす

この段階では、脂肪を落としながら筋肉を維持することが重要です。

筋トレは以下メニューを例に週2〜3回を目安に行います。

種目 回数・セット数 目的 スクワット 10〜15回 × 2〜3セット 代謝アップ・脂肪燃焼 プッシュアップ 8〜12回 × 2〜3セット 胸・腕の強化 ラットプルダウン / 懸垂 8〜12回 × 2〜3セット 背中の強化

筋トレメニューはなるべく大きな筋肉かつ、減量によってなるべく筋肉を落としたくない「胸」「背中」「太もも」をトレーニングするようにしましょう。

有酸素運動はウォーキング中心で、1回20〜40分程度、週3〜5回を目安に行いましょう。膝への負担を考えると、無理にランニングをする必要はありません。筋肉を増やすより、脂肪を落とすことが最優先です。

体脂肪率15〜20%|筋トレ中心で引き締める

この段階では、筋肉をつけながら体脂肪を少しずつ落とし、見た目のバランスを整えることが重要です。

筋トレは以下メニューを例に週3回を目安に行います。

種目 回数・セット数 目的 サイドレイズ 12〜15回 × 2〜3セット 肩の横幅を作る インクラインプッシュアップ 10〜15回 × 2〜3セット 胸上部の強化 懸垂/ローイング 8〜12回 × 2〜3セット 背中の広がり

有酸素運動は1回15〜30分程度を週1〜2回に抑え、筋トレを優先しましょう。やりすぎると筋肉が落ちやすくなるため、あくまで補助として取り入れるのがポイントです。

体脂肪率12〜15%|仕上げフェーズ

この段階では、筋肉の輪郭をはっきりさせ、細マッチョらしいシルエットを完成させることが重要です。

筋トレは以下メニューを例に週3〜4回を目安に行います。

種目 回数・セット数 目的 ショルダープレス 8〜12回 × 3セット 肩の立体感 ベンチプレス 8〜12回 × 3セット 胸の厚み チンニング 8〜12回 × 3セット 背中の強化

有酸素運動は必要に応じて週1回、10〜20分程度に抑えます。やりすぎると筋肉が削られやすいため、強度と頻度のバランスが重要です。

体脂肪率12%以下|筋肉を増やす

この段階では、体脂肪を落とすよりも筋肉量を増やすことが最優先です。

筋トレは以下メニューを例に週3〜4回を目安に行います。

種目 回数・セット数 目的 スクワット 8〜12回 × 3セット 全身の筋肉増加 ベンチプレス 8〜12回 × 3セット 胸のボリューム 懸垂/ラットプル 8〜12回 × 3セット 背中の厚み

有酸素運動は基本的に不要です。行う場合でも10分程度の軽い運動にとどめ、筋トレと食事に集中しましょう。

筋肉を増やすためには十分なカロリー(主に炭水化物)とタンパク質の摂取が欠かせません。

マッチョはなぜ「ブロッコリー」と「鶏むね肉」を愛するのか?筋トレ民の食事メニュー

ここまでで、体型別にやるべきトレーニングはイメージできたと思います。

次に、より効率よく細マッチョに近づくための筋トレの考え方を解説します。

細マッチョになるための筋トレ優先順位

細マッチョは筋肉量の多さではなく、見た目のバランスで決まります。ただし、見た目を優先するとはいえ、トレーニングは全身をバランスよく行うことが前提です。

効率よく鍛えるコツ|大きい筋肉から鍛える

筋トレでは「大筋群メイン」と「多関節種目優先」を意識しましょう。

大きい筋肉や複数の関節を使う種目から鍛えることで、効率よく筋肉を発達させることができます。

スクワットやベンチプレス、懸垂などが代表的な種目です。

鍛える筋肉の優先順位

そのうえで、見た目に直結しやすい部位を優先することが重要です。

1. 肩(シルエットを作る)
2. 胸(厚み)
3. 背中(広がり)
4. 腹筋(仕上げ)

肩・胸・背中を優先する理由

肩・胸・背中は、細マッチョらしいアウトラインと上半身の厚みを作るうえで欠かせません。

肩は体の横幅を作り、逆三角形のシルエットを強調します。

胸は上半身に厚みを出し、Tシャツを着たときの印象を大きく変えます。

背中は広がりを作り、全体のバランスを整えます。

これらの部位が発達することで、細マッチョらしい体型に近づきます。

腹筋は仕上げ|優先度が低い理由

腹筋は体脂肪率が下がることで見えてくるため、優先度は高くありません。先に肩や胸、背中のシルエットを作ることで、腹筋の見え方も引き立ちます。

下半身トレーニングも重要

下半身は筋肉量が多く、鍛えることで基礎代謝が上がります。スクワットなどを取り入れることで、脂肪燃焼効率の向上にもつながります。

体重が重い・痩せすぎの人|ケガしない有酸素運動の選び方

有酸素運動は脂肪を落とすのに効果的ですが、やり方を間違えるとケガや逆効果につながることもあります。

特に体重が重い人や痩せ型の人は、自分の状態に合った運動を選ぶことが重要です。

体重が重い人はウォーキングから

体重が重い人は、いきなりランニングから始めるのはおすすめできません。以下に当てはまる場合は、有酸素運動の選び方に注意が必要です。

・BMI25以上
・体脂肪率20%以上
・走ると膝や足首に違和感がある

これらに当てはまる場合は、負担の少ない運動から始める必要があります。ランニングは着地時に体重の2〜3倍の負荷が膝にかかるため、無理に行うとケガのリスクが高まります。

まずはウォーキングから始めましょう。

・20〜30分
・軽く息が上がる程度

この強度でも、脂肪燃焼には十分効果があります。

慣れてきたら、体重が少し落ちたタイミングで軽いジョギングに移行すると安全です。

痩せ型は有酸素やりすぎNG

痩せ型の人は有酸素運動のやりすぎに注意が必要です。

有酸素運動を過剰に行うと、脂肪だけでなく筋肉も分解されやすくなり、細マッチョから遠ざかってしまいます。

痩せ型の場合は、有酸素は最小限に抑え、筋トレと食事で筋肉量を増やすことを優先しましょう。

筋トレしても筋肉がつかない…「ガリガリ体型からマッチョになる方法」を教えて!

次:細マッチョになるまで何日かかる?

細マッチョになるまで何日かかる?

細マッチョは短期間で完成する体型ではありません。ただし、正しい方法で取り組めば、見た目の変化は段階的に現れます。

まずは体型別の目安期間を見ていきましょう。

体型別の目安期間

痩せ型:4〜6カ月
普通体型:3〜5カ月
脂肪多め:5〜7カ月

このように期間に差が出るのは、スタート時の体型によって「やるべきこと」が違うためです。

痩せ型の場合は筋肉を増やす時間が必要になり、脂肪が多い場合は減量と筋トレを並行するため、やや時間がかかります。

細マッチョへの見た目の変化はいつから出る?

細マッチョは一気に変わるのではなく、段階的に体が変化していきます。特に最初の1カ月は変化がわかりにくいため、週ごとに目安を知っておくことが重要です。

1週目

トレーニングに体が慣れていないため、筋肉痛が出やすい時期です。見た目の変化はほぼありませんが、ここは準備期間と考えましょう。

2週目

少しずつ動きに慣れ、フォームが安定してきます。体重やむくみが変化することがありますが、見た目はまだ大きく変わりません。

3週目

扱える回数や負荷が少しずつ上がり始めます。体の引き締まりをわずかに感じる人も出てきます。

4週目

筋肉のハリや姿勢の変化により、少しだけ見た目に変化が出てきます。ただし、他人から気づかれるほどではありません。

最初の1カ月で見た目が変わらないのは普通です。この段階でやめてしまう人が多いですが、ここを乗り越えることが重要です。

2〜3カ月目

肩や胸のラインが少しずつ変わり、Tシャツのフィット感に変化が出てきます。周囲から「少し体つき変わった?」と言われることが増える時期です。

4〜6カ月目

筋肉の輪郭がはっきりし、全体のシルエットが整ってきます。この頃には、細マッチョと呼べる見た目に近づいていきます。

細マッチョに最短で近づくために大切なこと

期間を短縮するためには、やみくもに頑張るのではなく、正しい順序で取り組むことが重要です。

自分の体型に合った方法を選ぶ

体脂肪が多い人は減量、痩せ型は増量を優先しましょう。

体型に合わない方法を選ぶと、痩せているのにさらに体重を落としてしまったり、脂肪が多いまま筋トレだけをしてしまうなど、遠回りになる原因になります。

筋トレと食事をセットで管理する

体重×1.5〜2gのタンパク質を目安に摂取しましょう。

筋トレだけでは筋肉は効率よく増えず、食事管理が不十分だと見た目も変わりにくくなります。トレーニングと栄養はセットで考えることが重要です。

無理のない範囲で継続する

週2〜3回の筋トレをまずは習慣化しましょう。

短期間で結果を求めすぎると継続できず、結果的に遠回りになります。無理なく続けられる頻度を保つことが、最短で体を変えるポイントです。

この3つを意識するだけでも、変化のスピードは大きく変わります。

細マッチョに関するよくある質問

筋トレを何日サボるとやばい?

1週間程度であれば、筋肉量が大きく落ちることはありません。むしろ回復期間としてプラスに働く場合もあります。

ただし2週間以上空くと筋力低下を感じやすくなるため、無理のない頻度で継続することが大切です。

筋トレをやりすぎたサインは?

関節の痛みや強い疲労感が続く場合は、やりすぎのサインです。さらに、扱える重量や回数が落ちている場合も注意が必要です。

筋肉は休養中に成長するため、無理せず回復の時間を確保しましょう。

細マッチョがうざいと言われる理由は?

細マッチョ自体よりも、過度なアピールや押しつけが原因になることが多いです。トレーニングや食事を他人に強要すると、ネガティブな印象につながります。

自分のペースで自然に取り組むことが、好印象につながります。

なぜ背中の筋肉を鍛えるべきなのか?背筋を鍛える「7つのメリット」

監修者プロフィール

パーソナルトレーナー 深澤 智也(フカサワ トモヤ)

■経歴
2010〜2020年 海上自衛隊
2020年 2ndPASS(パーソナルトレーナースクール)卒業
2021〜2022年 仙台市キックボクシングジム所属(ボディメイクトレーナー)
2022年〜現在 パーソナルトレーニングジム 9INE-GYM設立
2026年〜ベストオブミス宮城公認講師

■保有資格
NESTA-PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)
NESTA-FAS(ファンクショナルアナトミースペシャリスト)
CBMS(認定ファンクショナルボディメイクスペシャリスト)
KUBIRE ARTIST
普通救命講習終了

■コンテスト歴
自衛隊プレミアムボディ2019 ファイナリスト
ベストボディジャパン2021日本大会 TOP10入り
マッスルゲート仙台2025 メンズフィジーク新人 優勝
マッスルゲート仙台2025 メンズフィジーク一般 3位

<Edit:MELOS編集部>

 

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