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夫「俺の嫁なんだから従え!」私「もう嫁じゃない」焦る夫が話し合いに持参した“あり得ないモノ”とは

  • 2026.4.20

結婚して間もないころのことです。夫に「今日はパエリアが食べたい」と言われ、私は夕食の材料を買いに出かけていました。ところが、いつも利用しているスーパーでは必要なあさりが売り切れ。仕方なく少し離れた魚屋さんまで足を延ばすことにしたのですが、その最中、いつもより早く帰宅した夫から立て続けに連絡が入ったのです。

外出中の妻を疑う夫。結婚後に見えた本性

「まだ買い物中?」「あと何分で帰ってくる?」という内容で、最初はただ待ちきれないだけだと思っていました。ところが、事情を説明した私に対し、夫は突然「本当に買い物なのか?」「男と会ってるんじゃないのか」と疑いを向けてきたのです。

まさかそんなことを言われるとは思っておらず、私はあぜんとしました。もちろん否定しましたが、夫の追及は止まりません。「どんな服を着ているのか」と聞かれ、ロングスカートだと答えると、「結婚したのにスカートで出かけるなんておかしい」「色気づいている」とまで言われたのです。

私は戸惑いながらも、「前は服装のことなんて何も言わなかったよね」と伝えました。すると夫は、「結婚前は彼女だったけど、今は俺の妻だろ」「独身気分でいられたら困る」と言いました。その瞬間、結婚してから感じていた違和感の正体がはっきりした気がしました。

夫の支配は次第にエスカレートしていき…

その日を境に、夫の態度はさらに強くなっていきました。私の服装やメイクに細かく口を出すようになり、「もっと地味な服を着ろ」「体のラインが見えるものはやめろ」と言われるようになったのです。

私は「服もメイクも自分のためにしている」と何度も説明しました。人に見せたいからではなく、自分が気持ちよく過ごすため、きちんとした身なりでいたいからです。けれど夫は、「周りの目を気にしているなら男に媚びているのと同じだ」と決めつけ、聞く耳を持ちませんでした。

やがて、買い物やクリーニングに行くだけでも時間を決められ、少しでも遅れると問い詰められました。さらに、私のスマホには位置情報を確認できるアプリまで入れられ、常に見張られているような息苦しさを覚えていたのです。

「私はもっと普通に生活したい」。そう訴えても、返ってくるのは「専業主婦が生意気言うな」「食べさせてもらってるんだから俺の言うことを聞け」という言葉ばかり。私の意思や気持ちはどこにもありませんでした。

「離婚届を持って帰る」夫が脅してきて…

ある日、私は思い切って「だったら働く」と口にしました。自分で働けば、少しは対等に話せるようになるのではないかと思ったのです。ところが夫は、「働いても家事は全部お前がやるんだからな」と一蹴しました。

さらに驚いたのは、夫が「今日、離婚届を持って帰る」と笑いながら言ったことです。「言うことを聞かないなら提出する。お前も出したかったら勝手に出していいんだぞ!勇気があればだけどな」と言われ、私は無理やり離婚届に署名させられたのです。

それでも当時の私は、結婚したばかりなのだから、いつか夫も変わってくれるかもしれないと、どこかで期待していました。ですが、その期待は完全に打ち砕かれることになります。

数日後、私はこっそり応募していた会社から採用通知を受け取っていました。働いて、自分の人生を少しでも取り戻したい。そんな思いで踏み出した一歩でした。ところが、ゴミ箱の中に、その採用通知が捨てられているのを見つけてしまったのです。夫が見つけて処分していたのでした。

それを見た瞬間、私はようやくはっきりと悟りました。この人は私の人生を一緒に歩みたいのではなく、自分の思い通りに動く妻が欲しいだけなのだと。

「昨日まではね」私が離婚届を出した結果

それから数週間後、夫が飲み会に行くと言ってきた日、私は静かに決意を固めていました。いつものように「軽く食べられるものを用意しておけ」と命令されましたが、私はきっぱりと断りました。

「嫁なら口答えするな」という夫に向かって、「もうあなたの言いなりにはならない」「昨日まではあなたの妻だったけど、もう違う」と伝えたのです。

実は私は、すでに離婚届を提出していました。夫から「出してもいい」と言われていたからです。ところが夫は激しく取り乱し、「勝手に出すなんておかしい」「そんなの認めない」と怒鳴ってきたのです。

私はこれまで我慢してきたことを一つひとつ伝えました。すると夫は、「お前が美人だから心配だった」「好きだからしたことなんだ」と言い訳し始めました。けれど私には、それが愛情ではなく支配欲でしかないことがもうわかっていました。

夫は「これからは意見を聞く」「許してくれ」と態度を翻しました。ですが、私の気持ちはもう戻りませんでした。

慰謝料の話し合いに夫が持ってきたモノは…

その後、元夫の両親も交えて慰謝料などの話し合いをすることになりました。すると元夫は、まさかの婚姻届を持参してきたのです。離婚したあとに、もう一度やり直せると思っていたのかもしれません。テーブルにそれを出した瞬間、義父に厳しく叱責され、元夫は泣き出しました。

義父のおかげで話し合いはスムーズに進み、慰謝料の額も決まり、二度と私に近づかないという誓約書も交わしました。離婚後、元夫は自暴自棄になり、仕事も私生活も荒れていったようです。

一方の私は、採用通知をいただいた会社に無事就職しました。書類は処分されていても、連絡はメールでも届いていたため、問題なく手続きを進めることができたのです。

今は誰に許可を取ることもなく、自分の好きな服を着て、好きなように過ごせています。元夫との生活の中で少しずつ失っていた自信と自由を、これからゆっくり取り戻していきたいと思っています。

◇ ◇ ◇


今回のように、「心配だから」「好きだから」といった言葉を理由に相手の行動や自由を制限することは、思いやりではなく“支配”につながってしまうこともありますよね。相手を自分の思い通りに動かそうとするのではなく、ひとりの人として尊重し合える関係を大切にしていきたいですね。

【取材時期:2026年4月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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