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美意識は次の章へ。エレガンス新時代

  • 2026.4.20

この春のコレクションより、新たなクリエイティブ・ディレクターやアーティスティック・ディレクターを迎えた注目の7ブランド。最新ルックと共に彼らの華麗なキャリアを振り返りながら、メゾンが描く未来像と進化する魅力に迫ります。大切に受け継がれてきた遺伝子とフレッシュな感性が溶け合う、次世代のエレガンスが、今開花します。

【シャネル】ガブリエルが魅了された素材、その新しい姿

ジャケット¥1,448,700 プルオーバー¥830,500 スカート¥1,526,800 バッグ¥927,300 ピアス¥191,400(全てChanel/シャネル) Mitsuo Okamoto

ツイードのセットアップのように見えて、実はしなやかなニットで構築されたジャケットとスカート。ガブリエル・シャネルが愛した、メゾンを代表する象徴的なコードであるツイードが新たなテクスチャーで描き換えられました。遊び心を感じられる揺れる裾のフリンジが、クラシックをしなやかに更新します。

Matthieu Blazy (マチュー・ブレイジー)/クリエイティブ・ディレクター
シャネルのファッション部門アーティスティック・ディレクターに就任したマチュー・ブレイジー。メゾン マルジェラやラフ・シモンズを経て、2024年までボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ・ディレクターを務めました。

【セリーヌ】テーラリング技術がさえる造形的なフォルム

ジャケット¥649,000 パンツ¥253,000 バッグ¥495,000 靴¥209,000 サングラス¥64,900 スカーフ¥86,900 ピアス¥137,500[全て参考価格](全てCeline/セリーヌ ジャパン) Mitsuo Okamoto

構築的なショルダーとペプラムシルエットが描く新鮮なジャケットスタイル。マスキュリンな強さを思わせながら、しなやかな輪郭がジャケットの新しい魅力を定義します。端正なワイドパンツとの対比もモダンで、パリジャンを思わせるエフォートレスな装いです。

Michael Rider(マイケル・ライダー)/クリエイティブ・ディレクター
セリーヌを新たに率いるクリエイティブ・ディレクター、アメリカ人のマイケル・ライダー。フィービー・ファイロ期のセリーヌでレディ・トゥ・ウエアを統括し名を上げ、近年はラルフ ローレンのブランド刷新に貢献しました。

【ディオール】シャープなニットと繊細なシフォンの共鳴

プルオーバー¥830,000 スカート¥2,450,000 靴¥170,000[参考色](全てDior/クリスチャン ディオール) Mitsuo Okamoto

深いVネックとカフスが特徴のカシミヤニットに、シルクをぜいたくに使用したシースルースカートを重ねた装い。スカートの2段のバルーンが描く柔らかさとドット柄が愛らしさを添えつつ、黒のボウがアクセントに。甘さの中にほのかに緊張感を忍ばせた、今季のディオールが掲げる“調和と緊張”を堪能できるコーディネートです。

Jonathan Anderson (ジョナサン・アンダーソン)/クリエイティブ ディレクター
ディオールのウィメンズ、メンズ、オートクチュールを統括するジョナサン・アンダーソン。ロエベのクリエイティブ ディレクター、JW アンダーソン創設者として知られ、クラフトとアートへの着眼点が評価されています。

【ボッテガヴェネタ】モダニティ薫る端麗なジャケットスタイル

ジャケット¥579,700[仕様変更あり] ブラウス¥220,000 肩に掛けたプルオーバー¥359,700 パンツ¥260,700[参考色] バック¥550,000 ピアス¥180,400(全てBottega Veneta/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン) Mitsuo Okamoto

オーバーサイズのジャケットにペールイエローのニットを肩掛け。抑制された色調の中でジャケットのパワーショルダーやシェイプされたウエストが際立ちます。伝統的なテーラリングを踏まえながらも力強いフォルムがモダンなムードを演出。

Louise Trotter(ルイーズ・トロッター)/クリエイティブ・ディレクター
英国出身のルイーズ・トロッターがボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ・ディレクターに。ジョゼフやラコステなど多くのブランドで評価を確立し、2023年からカルヴェンでクリエイティブ・ディレクターを務め、再建を主導。

【ロエベ】光を味方に躍動する大胆なストライプドレス

ドレス¥500,500(Loewe/ロエベ ジャパン クライアントサービス) MITSUO OKAMOTO

鮮烈なマルチストライプが視線を奪う、ビスコースニットのロングドレス。ストレッチの利いた縦方向のリブが体にしなやかに沿い、着心地の良さを備えます。ボトム部分はほのかに透けるシアー素材へと切り替えられ、風をはらむ軽やかなシルエットが光を受けていっそうドラマティック。個性豊かな色彩とハイネックから流れる縦長ラインの対比が圧倒的な高揚感を演出します。

Jack McCollough(ジャック・マッコロー)、Lazaro Hernandez(ラザロ・ヘルナンデス)/クリエイティブ・ディレクター
ロエベのクリエイティブ・ディレクターを務めるのは、パーソンズ美術大学で出会ったジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスの二人。プロエンザ スクーラーを創設し、CFDA主催の賞など多くの賞を受賞してきました。

【バレンシアガ】メゾンの記憶をまとうサックドレスの最新形

ドレス¥632,500 靴¥177,100 ピアス¥88,000[全て参考価格](全てBalenciaga/バレンシアガ クライアントサービス) Mitsuo Okamoto

1950年代にクリストバル・バレンシアガが発表し、人気を博したサックドレス。ダスティピンクのウールクレープを用い、縦長のフォルムで現代的に再解釈されました。絞りを排したラインにショルダーのギャザーがほのかな抑揚を加味。シームやダーツをそいだミニマルなデザインが浮遊感を際立たせ、現代の洗練を印象づけます。

Pierpaolo Piccioli(ピエールパオロ・ピッチョーリ)/クリエイティブ・ディレクター
バレンシアガのクリエイティブ・ディレクターに就任した、ピエールパオロ・ピッチョーリ。フェンディでキャリアをスタートした色彩とクチュールの革新で有名なイタリア人。長きにわたり、ヴァレンティノを単独で率いてきました。

【グッチ】詩情あふれる花々が告げる新章のエレガンス

ドレス¥1,595,000(Gucci/グッチ クライアントサービス) Mitsuo Okamoto

フローラ プリントが全面に施された、シルクツイルのキルティングドレス。フローラは1966年シルクスカーフとして誕生し、四季折々の花が多彩に描かれたグッチの名作モチーフです。ハイネックのルシュドカラーとフロントジップが華やぎにエッジを添え、動くたびに豊かな表情を演出。伝統的なモチーフを大胆に再解釈した、グッチの新たな幕開けを祝福するかのような美しい一着です。

Demna(デムナ)/アーティスティック・ディレクター
グッチの新アーティスティック・ディレクター、デムナ。ヴェトモン創設者として名をはせ、2015年バレンシアガのアーティスティック・ディレクターに就任。2025年までバレンシアガをけん引し続け、業界での地位を確立。

問い合わせ先
シャネル カスタマー ケア センター
TEL/0120-525-519
URL/www.chanel.com

セリーヌ ジャパン
TEL/03-5414-1401
URL/www.celine.com/ja-jp/home

クリスチャン ディオール
TEL/0120-02-1947
URL/www.dior.com/ja_jp

ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
TEL/0120-60-1966
URL/www.bottegaveneta.com/ja-jp

ロエベ ジャパン クライアントサービス
TEL/03-6215-6116
URL/www.loewe.com/jap/ja/home

グッチ クライアントサービス
TEL/0120-99-2177
URL/www.gucci.com/jp/ja

初出:リシェスNo.55 2026年3月27日発売
PHOTOGRAPHS:MITSUO OKAMOTO
STYLING:MIKA NAGASAWA
HAIR:HORI(BE NATURAL)
MAKEUP:ASAMI TAGUCHI(HOME AGENCY)
MODEL:HANAKA

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