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配達員が「閉じ込められた?」最新マンションの厳重なセキュリティに絶望…「エレベーター連動システム」の盲点とは?【作者に聞く】

  • 2026.4.20
2 画像提供:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)
2 画像提供:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)

近年のマンションはセキュリティが極めて厳重だ。特に新築物件では、オートロックとエレベーターが連動し、インターホンを鳴らした階にしか停止しないシステムも珍しくない。そんな最新設備がゆえに、配達員が「マンションから出られなくなる」という予期せぬトラブルが発生している。元配達員の漫画家・ゆきたこーすけさんが描くエピソードとともに、複雑化するマンションの舞台裏を紹介する。

3 画像提供:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)
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4 画像提供:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)
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最新セキュリティが招く「密室」の恐怖

新築マンションに導入されているエレベーター連動型オートロックは、部外者の侵入を徹底的に防ぐ。例えば705号室を呼び出せば、エレベーターは7階にしか止まらない仕組みだ。インターホンを通さなければドアすら開かないため、部外者は一切の操作ができない。この高い防犯性が、慣れない配達員にとっては時として「罠」に変わる。

閉じ込められた配達員の証言

ゆきたさんは現役時代、こうした厳重なマンションで2回ほど閉じ込められた経験があるという。「配達員はエレベーターで上り、帰りは効率のために階段を駆け下りることが多いのですが、階段室にオートロックがかかっていて出られなくなったことがあります」と当時を振り返る。

内側から開錠できない構造の場合、階段エリアで完全に封鎖されてしまうのだ。さらに「裏口の駐車場からショートカットして出ようとした際、駐車場側のゲートにもロックがかかっており、やはり閉じ込められました」と語る。居住者ですらカードキーを忘れると身動きが取れなくなる仕組みは、緊急時の課題も孕んでいる。

迷宮と化す巨大マンション

セキュリティだけでなく、建物の構造自体が「ダンジョン」のように複雑なケースも増えている。エレベーターの乗り継ぎが必要だったり、内部で複数の棟に分かれていたりと、初見では自力で脱出することすら困難な物件が存在する。便利なはずの住まいが、配達員にとっては1人で挑む巨大な迷路となっているのが実情だ。

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