1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 家事も育児も「上手くこなせない」完璧な母と比べ、自己嫌悪に陥るも → 母「ごめんね」その理由にハッ

家事も育児も「上手くこなせない」完璧な母と比べ、自己嫌悪に陥るも → 母「ごめんね」その理由にハッ

  • 2026.4.20

ホコリ一つないピカピカの家で、“優しいお母さん”として家事も育児も完璧にしたい──そう思っても、現実はなかなかうまくいかないものです。
「家事も育児も完璧な母」を持つ筆者の友人が、子育て中に感じた“母とのギャップ”に悩んだエピソードを紹介します。

画像: ftnews.jp
ftnews.jp

私の母は「完璧なお母さん」

私の母は、完璧な人でした。

家の中はいつもきれい。それは私が結婚して家を出た今も続いており、実家はいつ見てもホコリ一つありません。料理は朝のパン、おやつ、誕生日やクリスマスなどのイベント時の料理などすべて手作りでした。

小さい頃はもちろん叱られたこともたくさんありますが、いつも優しい母。

私からすると、母は「完璧な人」だったのです。

母と自分を比べて自己嫌悪

そんな母のもとで育った私が結婚、出産。

自分の思うようにはいかない子育てをしていると、つい子どもを強く叱ってしまうことがあります。そのたびに「母はあんなに優しかったのに」「子どもがいたって、いつも家事も完璧だったのに」と感じてしまいます。

母と自分を比べてどんどん自己嫌悪に陥った私は、次第に家事も育児もうまくできなくなっていきました。

母も同じように悩んでいた

ある日、用があり母から電話がかかってきたときのこと。話をしているときにぽろっと「家事も育児も全然うまくいかない」とこぼしてしまいました。

すると母は「そんなに自分を責めないで」「完璧な母親なんていないのよ」と優しく言ったのです。

そして母は、自分がしていた家事・育児について少しずつ話してくれました。

母が家事を完璧にしていたのは、祖母(母の母)がとても厳しい人だったからだと言います。確かに、祖母の家もいつ行ってもピカピカです。孫の私には優しい祖母でしたが、母には顔を合わせるたびに「ちゃんとやっているの?」と言っていたのを思い出しました。

母も自分と同じように、母親の背中を見て完璧に家事・育児をしようとしていたことに驚きました。

完璧じゃなくていいと気づく

「同じ思いをさせていたなんて、気づかなくてごめんね」

電話の向こうでそう謝ってくれた母。
完璧だと思っていた、絶対にかなわないと思っていた母も、私と同じように悩んでいたのだとわかって少し気持ちが軽くなりました。

それと同時に、私たちを育てながら完璧に家事をしていた母の努力を、改めて尊敬しました。

「完璧じゃなくていい」
「完璧な母親なんていない」

それからは、少しずつ肩の力を抜きながら“自分のペース”で家事・育児をするように。誰でも同じように悩んでおり、他人と自分を比べて落ち込む必要はないことがわかりました。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:清水マキ
育児を機にキャリアを転換し、独学からライター講座の添削講師まで登り詰めた実力派。PTAやスポ少での積極的な交流から、ママたちの「ここだけの話」を日々リサーチ。金融記事も手がける確かな知性と、育児に奮闘する親としての等身大な目線を掛け合わせ、大人女性のライフスタイルから切実な悩みまでを鋭く、温かく描き出す。

元記事で読む
の記事をもっとみる