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写真家・濱田晋が選ぶ、ついつい長居したくなるギャラリー3選

  • 2026.4.14
下高井戸〈Open Letter〉内観

教えてくれた人:濱田晋(写真家)

はまだ・しん/主にポートレート、ドキュメンタリー、取材の分野で撮影を行う。個人プロジェクトHAMADA ARCHITECTS™も始動中。

ついつい長居したくなるギャラリー

「今年は何回やった?」と聞かれるほど、私はしょっちゅう展示をしている。アイデアを空想したらば最後、それをモノなり空間なりに落とし込み具現化したくてたまらんという欲求は、ハタチで初めてZINEを作った時から変わらず17年経った今も衰えず、むしろ加速気味であることは自覚している。

私は空間演出も含めて展示であると常々考えている。ホワイトキューブも憧れはするが、それよりも作品の持つ空気にフィールする場でないといけない。以下、3つの場を紹介する。

中目黒〈みどり荘〉内観
ワーキングスペースだが、メンバー以外も自由に往来できる。年季の入った建物の3階にギャラリーはある。自然光で白壁は光り、汚れたガラス窓を開ければ濁ったプールの水面がきらめく。気さくで変な人が多く心地よい場所である。その印象は1ミリも変わらず、さらに加速しているように思われる。住所:目黒区青葉台3-3-11
下高井戸〈Open Letter〉内観
家、もといギャラリー。自然光がたっぷりと入り、フロアのガラス戸越しには山内家の食卓が見える。生活と連動した空間がギャラリーとなっていて、それが機能的に展示作品と作用する稀有な場所である。Open Letterという名前も良き。控えめな書棚に並ぶ本の中にも気になるものがあるはず。住所:杉並区下高井戸5-3-17
東葛西〈東葛西 A倉庫〉内観
ナイスガイ2人組が運営するギャラリー。粗さと細やかさが混在し、人を惹きつける場である。開放感を味わえるのは天高と降り注ぐ自然光のせいか、または外で造作を行いながら近隣住民と気さくに挨拶を交わす2人の人柄か。対話し協働しながら進める展示空間の作り方は理想的である。住所:江戸川区東葛西1-11-6
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