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新年度こそ始めたい「NISA」。1年の投資計画を整えるシンプルな方法

  • 2026.4.9

おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。 この連載は、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマでお届けします。

4月は生活が大きく動く季節です。仕事の部署や仕事内容が変わったり、子どもの進学などで家計の流れが整いにくくなりがちです。

一方で、給与や支出の変化(塾代や給食費など)も起こりやすい時期。年度初めの今こそ、1年の投資計画を立てる絶好のタイミングです。

そこで資産形成の流れをつくるのに欠かせないのがNISAです。

新NISAは2024年に始まった制度ですが、気になっているもののまだ始められていない方や、積立額を見直したいという声は今も多く聞きます。

今回は、NISAの基本と、投資計画を立てるためのシンプルな方法をご紹介します。

NISAイメージ
朝時間.jp

NISAとは

NISAは「少額投資非課税制度」のことで、簡単に言うと非課税で投資できる枠です。

通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISAの枠内で投資した場合はこの税金がかかりません。

例えば、株を20万円で購入し30万円で売却した場合、

・NISAの場合:30万円そのまま受け取れる ・通常口座の場合:利益10万円に対して約2万円の税金がかかり、約28万円の受取

※米国株などは海外課税(約10%)がある場合もあります。

・年間投資枠:最大360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円) ・生涯投資枠:最大1800万円(うち成長投資枠は1200万円まで) ・非課税期間:無期限

つみたて投資枠と成長投資枠は自由に組み合わせることができ、特に非課税期間が無期限という点は長期投資と非常に相性が良い制度です。

植物の新芽
朝時間.jp

4月にやるべきは「積立額の見直し」

年度初めは、家計の固定費や働き方が変わりやすい時期です。そのため、積立額を見直すのに最適なタイミングといえます。

まずは無理のない金額を設定する

忙しい人ほど、投資は「自動化」がポイントです。金額を設定して自動積立の仕組みを作りましょう。

毎月の積立額は、次の基準で考えると続けやすくなります。

・生活防衛資金(給与の3〜6カ月分)が確保できているか ・1年間の家計の見通しが立っているか ・教育費やイベント支出に対応できるか

これらを踏まえて、無理なく継続できる金額を設定しましょう。

投資は「3つの箱」で考える

NISAを上手に使うには、投資を目的別に分けるのがポイントです。

【1】守りの箱(生活を安定させる)

・預け先:つみたて投資枠 ・商品:全世界株式、S&P500など ・方法:毎月の積立で長期運用

【2】殖やす箱(将来の選択肢を広げる)

・預け先:成長投資枠 ・商品:個別株、ETFなど ・方法:余裕資金で運用

【3】流動性の箱(すぐ使えるお金)

・預け先:現金・預貯金 ・目的:生活防衛資金・急な出費への備え

この3つを意識することで、投資が家計の一部として自然に組み込めます。

4月にやっておくと1年がラクになる3つの行動

年度初めは、お金の流れを整えるチャンスです。

【1】積立設定を自動化する

一度設定すれば、忙しい日々でも投資が継続されます。

【2】年間の投資額をざっくり決める

積立枠と成長枠の配分を決めておくと、迷いが減ります。

【3】家計の変化を見越して調整する

進学・転職・ボーナスなどのイベントを踏まえて、柔軟に見直しましょう。

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まとめ

NISAは「いつ始めるか」よりも「どう続けるか」が大切です。

4月は生活のリズムが変わるからこそ、投資の仕組みを整えるチャンス。

新年度のスタートに、未来の自分のための資産づくりを始めてみませんか?

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