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主役は番組ディレクター?天竺川原×真空ジェシカ・川北『NEWSクライシス』最新回を支配した「鉄壁の律儀さ」と「アカルイシス」の衝撃

  • 2026.4.8
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テレビ大阪で放送中の『NEWSクライシス』(毎週水曜・深夜1時35分)は、「現代日本が直面する危機(=クライシス)に切り込む」という硬派な建前を、〝お笑い界の奇才〟天竺川原さん(46)と真空ジェシカ・川北さん(36)が鮮やかに打ち砕く、前代未聞のスタイルでコアな視聴者を虜にしています。

4月1日の「エイプリルフール」に放送された最新回(第9回)は、前回の続編として「花粉症危機」を特集。第8回で提示された不可解な演出は「この瞬間のための序章だった」と思わせるような、一点の迷いもない不条理劇で、視聴者をさらなる〝沼〟へと引きずり込みました。

天竺川原&真空川北の猛攻を「花粉症歴22年の刺客」が華麗に完封!

前回の〝わだかまり〟を置き去りにしたまま、番組は何事もなかったかのようにスタート。冒頭では、MC・川原さんの口から、花粉症による労働力低下の経済損失額が「1日あたり約2320億円」にも推計されるという驚愕のデータ(2025年パナソニック調べ)が淡々と伝えられます。

この結果を受けて、自身も花粉症だというコメンテーター・川北さんは「お笑いとの関係はあまりないと思うんですけど。パナソニックの数字は意味があるものなので、ウケづらくなったりするのかなという印象ですね」と、いつになく真剣なトーンで分析を披露。ここで、前回に引き続き、中継先の山﨑さん(番組ディレクター)が登場しますが、紹介テロップには「花粉症歴22年」という重々しい文字が躍ります。

爽やかなエールの裏で、静かに動き出す「川原の企み」

川原さんから「花粉症同士、川北さんへの質問はありますか?」と振られた山﨑さんは、「僕も症状に悩むことが多いんですけれど、川北さんは自分なりに対策されているのかなというのは少し気になりました」と質問。これに対して川北さんは「乾燥機付きの洗濯機にしまして。外で服を干さなくなって花粉が付かなくなったことで、少し症状が軽減したというのはありましたね」と回答し、山﨑さんも「ありがとうございます。なるほど、勉強になります」と深く納得した様子を見せます。

さらに川原さんから、視聴者へのメッセージを求められた山﨑さんは「僕も長年、花粉症とは付き合ってきておりますので、テレビの前の皆さんも一緒にがんばっていけたらと思います」と爽やかにエール。中継は綺麗に終了したかのように思われましたが…。不敵な笑みを浮かべる川原さんは、ここから独自のペースへと誘い込みます。

川原の「まとまりのない持論」を〝全肯定〟

「本当に一人一人がこうやって手を取り合って、花粉症というのはいつ誰がなるか分からないものですので、下はお子さんから上は年配の方まで、さまざまな人たちみんなに言えることで、もちろん男性女性も関係ないですし、いち哺乳類としてではないですけど、何とか皆さんで、今の山﨑さんの言葉でだいぶ救われた人もいるでしょうし…はい」と、まとまりのない持論を披露した川原さん。川北さんが「山﨑さんのように花粉症の人たちは花粉から逃げ回っているわけですよ。若い世代からご年配の方まで…」と語ると、すかさず「山﨑さん!」と中継を繋ぎ直します。

川原さんは終始笑みを浮かべながら、「山﨑さんの交友関係を否定するわけではないですけど、下はそこそこ…そんなに下じゃない、年配の人たちとお店を…お店側も対策をしておかないと、花粉じゃない人たち…そもそもお店の人が花粉症だったら…それには語弊がありますけども、考えてくれるかもしれないですけど、そうもいかないわけじゃないですか山﨑さん」と、解読不能な理論を展開。しかし、そんな難解な問いかけにも山﨑さんは深く頷き、「本当におっしゃる通りかと思います」と平然と受けて立ちます。

叱咤激励…?無茶ぶりを「誠実」で打ち返す〝究極の違和感〟

「花粉症に困っている方々に、今一度、山﨑さんのほうから叱咤激励を」という無茶ぶりに対しても、山﨑さんは表情一つ変えず「僕も、低学年の頃から長いこと花粉と付き合ってきておりますので、テレビの前の皆さんも一緒に、これからも上手く付き合いながらがんばっていけたらなと思います」とコメント。

さらに、不可解なタイムラグが発生した後、川原さんが「山﨑さん、本当、お元気で。これから、仕事・友だち関係・恋愛、いろいろあると思うんですけど花粉に負けずにまた元気な姿を見せていただいてですね。そのときはまた、僕は負けないぞじゃないですけども、そういう姿を見せていただけたりしますかね?」と問いかけると、山﨑さんは「はい」と清々しい表情で応じます。

「クライシス」から「アカルイシス」へ? 止まらない〝山﨑さん〟いじり

中継を終わらせた直後、今度は「最後に、川北さんから山﨑さんに何かありますか?山﨑さん!」と三度目の中継を接続。川北さんと川原さんによる、しつこいほどの「山﨑さん?」という呼びかけの猛攻に対しても、山﨑さんは最後まで律儀に「はい」と応じ続けました。

ラストは川原さんが締めコメントで「暗い話…」と言いかけ、スタジオの2人が揃って吹き出してしまう一幕も。「非常に残念な回になりましたけども」と自責の念を述べつつ、「『クライ(暗い)シス』がなくなったら『アカルイ(明るい)シス』なのかといえば、そうでもないということですね。山﨑さん、本当にありがとうございました」と、最後まで山﨑さんへのいじりは止まりません。

怒涛のコールを涼しげにいなす山﨑さんの「ありがとうございました」という挨拶で、番組は幕切れ。そのあまりに忠実な掛け合いが、かつてないほど不条理でシュールな余韻を残すエンディングとなりました。

番組は、4月8日の夜8時よりYouTubeにて最新回(第10回)を先行公開。その後、深夜1時35分からは地上波での放送を迎えます。

次は一体どんな「危機」が、私たちの常識を揺さぶるのでしょうか。エイプリルフールという魔法が解けた後も、この番組が突きつける底知れない真実から目が離せそうにありません。

「過去イチの神回」か「過去最大の沈黙」か制作陣の狂気に震える視聴者の反応

視聴者からは、まずはその圧倒的な破壊力に対して「だめだ涙出るくらい笑った」「個人的1番神回」と絶賛の声が上がっており、特に中継シーンについては「『山﨑さん?』の畳み掛けおもろすぎてしぬ笑笑」「山﨑さんとの絡み死ぬほどおもろかった」と、過去最高の沈黙と笑いに包まれた神回として刻まれたようです。

一方で、番組構成の不条理さには「ニュース番組において後編とは」「ほとんど中身ないのに2個に分ける必要ある?」といった至極真っ当な困惑も広がっています。「カットすれば前後編分ける必要無い内容」という冷静なツッコミや、「この内容で『もう一本行くか』と判断した製作陣がすげえよ」と、制作側の狂気に呆れ果てるファンも少なくありません。

そんなカオスの中で、もはや聖人のように扱われているのがディレクターの山﨑さんです。「山﨑さんは本当によくやってる」「山﨑さんには特殊な訓練を受けています」と、その驚異的な忍耐力への称賛が集まり、「山﨑さんにはクライシス手当を支給した方がいい」「山﨑さんの負担がエグい」と、同情を禁じ得ない声が相次いでいます。

視聴者側もまた、この不条理の沼にどっぷりと浸かっており、「俺の人生の11分15秒をかえしてくれ」「今週も見てしまった弱い自分が嫌いです」と自虐的に楽しむ猛者が続出。中には「全部見てるのに何も覚えてなくて本当に全部見たのか不安になる」と、番組の虚無感に翻弄される人まで現れています。

もちろん、このあまりに実験的な演出には「ヘラヘラしないで真面目にやってほしい」「ふざけんなよ」といった厳しい批判や、「回を重ねるたびに順当に再生回数減っていってる」といった冷ややかな指摘も寄せられていますが、それらすべてを飲み込むほどに、『NEWSクライシス』がもたらす困惑の渦は広がり続けているようです。

ライターコメント

奇才2人が自らのボケに笑いを堪えきれないほどの猛攻を仕掛ける中、再三の無茶ぶりをすべて真正面から受け止める山﨑さんの姿には、もはや感動すら覚えました。この中継回に、番組の新たな可能性を見た気がします。いちファンとして、本日の放送も胸を高鳴らせて待機したいと思います!

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