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「毛先をぬらすのは逆効果?」やっかいな“寝ぐせ”を一瞬で直す「根元リセット」術とは 美容師が教える時短のコツ

  • 2026.4.5
朝、やっかいな寝ぐせをすぐに直すには?(画像はイメージ)
朝、やっかいな寝ぐせをすぐに直すには?(画像はイメージ)

忙しい春の朝に、「寝ぐせが直らない」「スタイリングが決まらない」と焦っていませんか。美容室「Grace Avenue」(東京都港区)サロンマネジャーで美容師の原木佳祐さんによると、寝ぐせ直しにかける時間を短縮するには“根元リセット”が鍵だといいます。

寝ぐせ直しのコツやドライヤー術、湿度と乾燥に強いスタイリング方法などについて、原木さんに聞きました。

寝ぐせ直しは“根元リセット”が鍵

Q.寝ぐせを直す際、毛先だけをぬらしてもなかなか直りません。なぜ「根元をぬらす」ことが重要なのか、そして最も早く乾かすためのドライヤーの当て方を教えてください。

原木さん「寝ぐせを直そうとして毛先だけをぬらしても、なかなか直らないことがありますよね。これは、寝ぐせの多くが毛先ではなく『根元のクセ=根癖』に原因があるためです。ブラッシングで直らない癖は、寝ている間に生え方とは逆方向に押しつぶされたり、曲がった状態で乾いてしまったりすることによるものです。そのため、原因となる根元をまずしっかりとぬらしてあげる必要があります。

また、最も早く乾かすためのドライヤーの当て方は、サイド、バック、フロントへと満遍なく風を送り込みながら乾かす方法です。これは温風の余熱を利用していて、家庭でも片手にドライヤーを持ってもう片方の手にはタオルを用意していただいて、タオルで水分を拭き取りつつ、ドライヤーの風を当てることでさらに時短になります。

ただ、これは『きれいな髪を保ったまま乾かしたい』という方法とは少し異なるため、注意が必要です。髪の乾燥やダメージを守るには、毛先をなるべく最後まで残しておいて根元から順番に丁寧に乾かす必要があるため、時短で乾かす方法を続けると乾燥やダメージを感じる可能性もあります」

Q.バームとオイル、どちらをどれくらい混ぜるのが、春の乾燥と湿度の両方に対応できる「崩れない黄金比」なのでしょうか。

原木さん「これは髪の状態や製品にもよるため、一概には言えませんが、基本的にヘアオイルは保湿力に特化していて、髪にうるおいと艶を与えるのがメインです。一方、バームは、保湿もするのですが、スタイリングとしての要素も持っています。

湿度が少しずつ高くなってくる春にバームとオイルを混ぜる場合、冬場よりもオイルの量を減らし、その分バームの量を多くするとうまく決まりやすくなると思います。

ただし、しっかりとスタイリングをキープさせるには湿気に負けないほどのキープ力が求められるため、バームだけではスタイリングが不安という場合は、別途スプレーも使っていただいた方が良いかもしれません」

Q.午後になると髪がぺたっとしてしまう人が、朝のスタイリング時に「仕込み」としてやっておくべき、ボリュームキープの裏技を教えてください。

原木さん「朝はなかなか余裕がないという人も多いかもしれませんが、できれば『朝シャン』をしていただくと、寝ている間に出た汗や皮脂、水分などを洗い流すことができるのでおすすめです。

しっかりと水分や汚れを洗い流した後は、ドライヤーで乾かすときにしっかりと根元を立ち上げることを意識しましょう。スタイリング剤は、極力根元につかないように気を付けていただき、最後に仕上げとしてハードスプレーでしっかりとセットできるとベストです。

また、ブローの際にコテやアイロンで根元の立ち上がりをつくるというのも効果的です。こちらも土台が整ったら、キープするためのヘアスプレーでより崩れにくくすると良いでしょう。

キープ力の高い固まるスプレーは、セット力のキープだけでなく、湿度をブロックしてくれる効果も期待できるため、春から夏にかけての時期に湿度によってペタッとしたり癖が出やすい人にもおすすめです」

* * *

寝ぐせは根元から整え、朝のスタイリングで“仕込み”をしておくことが美髪キープの近道です。バームとオイルを賢く使えば、春特有の湿度変化にも対応できます。

オトナンサー編集部

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