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アートディレクター・前田晃伸が偏愛と信頼で選ぶ、今推したい3軒

  • 2026.4.3
神楽坂〈コ本や honkbooks〉店内

場そのものが表現になる、神楽坂の3つの店

コ本や honkbooks(東京/神楽坂)

〈コ本や honkbooks〉は、王子にあった頃から知っていて、その後幾度の移転を重ね、気がつけば自分の職場でもある神楽坂エリアで出会いました。新書・古書を問わず独自のセレクトが魅力で、並ぶ本のラインナップには確かな視点を感じます。手に取るだけで対話しているような感覚があります。

書店でありながらプロジェクトスペースとしても機能しており、新しい書店のあり方を提示している点も印象的です。運営しているのがアーティストというのも興味深く、場そのものが表現になっているように思えます。

神楽坂〈コ本や honkbooks〉入口
古本屋の顔を持ちつつ、アートプロジェクトを展開するプラクティショナー・コレクティヴが運営。店舗は、建築家とアーティストによるDIYで生まれた空間。住所:東京都新宿区山吹町294 2F|TEL:03-6907-2239営:12時~20時休:火曜
神楽坂〈コ本や honkbooks〉店内
カテゴリーごとに区分けされた書棚には、古本と新刊を混在して陳列している。
神楽坂〈コ本や honkbooks〉店内
アート関連の本棚。さりげなく〈コ本や〉のサイネージが。自費出版のZINEやマニアックな書籍があるのも魅力の一つ。
神楽坂〈コ本や honkbooks〉店内
棚や什器(じゅうき)は可動式で自由にアレンジされる。プロジェクトスペースも。

BAUMKUCHEN(東京/神楽坂)

また、自分のオフィスを神楽坂に構えてから見つけたのが〈BAUMKUCHEN〉。古き良き古着店の佇まいで、価格も良心的。肩肘張らずに立ち寄れる雰囲気で、つい通いたくなる存在です。

神楽坂〈BAUMKUCHEN〉店内
2024年にオープンした古着セレクトショップ。1980年代や90年代の各時代の空気感を感じさせる個性的な古着が並ぶ。神楽坂エリアという立地も興味深い。住所:東京都新宿区矢来町122 2F|営:14時~20時休:水曜・日曜

工芸青花(東京/神楽坂)

そして〈工芸青花〉は、審美眼にただただ圧倒される店。新潮社の倉庫を改築した空間も素晴らしく、いつも学びと刺激を与えてくれます。

神楽坂〈工芸青花〉外観
『工芸青花』などの本を編集・刊行する傍ら、改装した新潮社倉庫内で、骨董・工芸の展示会や講座を行う。坂田和實の蒐集品(しゅうしゅうひん)の展示室も併設。住所:東京都新宿区矢来町71 新潮社倉庫内|TEL:03-3266-5378営:12時〜18時休:不定休

profile

前田晃伸(アートディレクター)

まえだ・あきのぶ/アートディレクターとして雑誌、広告などで活躍。2024年に神楽坂にギャラリー〈PAAMA〉をオープン。

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