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「ねえ、ママ…私のこと嫌い?」涙をこぼす娘と、逃げていた私。ぶつかり合って見つけた本当の愛情

  • 2026.4.5

問題ばかり起こす娘。叱れない私の弱さ

「ねえ、ママ。本当は私のこと、嫌いなんでしょ……?」

ある日のこと。上の子が大きな瞳からぽろぽろと涙をこぼしながら、私にそう尋ねてきました。

息が止まるような、胸をえぐられるような一言。

実はその時期、私は育児の壁にぶつかり、出口のないトンネルの中で思い悩んでいました。

当時の上の子は、とにかくお友達とのトラブルが絶えませんでした。

自分の思い通りにいかないことがあると、すぐにお友達のオモチャを壊してしまう。それなのに、決して自分から「ごめんなさい」を言おうとはしません。

「どうして私ばっかり怒るの!私は絶対悪くないもん!」

そうやって泣きわめく我が子。

どう見ても原因を作っているのは上の子です。しかし、涙で顔をぐしゃぐしゃにして泣きじゃくる姿を見ると不憫になり、どうしても毅然とした態度で叱り飛ばすことができなかったのです。

「本当に申し訳ありません、うちの子が……」

結局、私が代わりに何度も頭を下げて、その場しのぎでやり過ごす毎日。

いけないことだと頭では分かっているのに、本人と正面から向き合うのが怖かったのです。

自分の弱さと、どうにもならないモヤモヤとした感情が、いつも胸の奥で渦を巻いていました。

冒頭の問いかけは、私が発していたそんな言葉にならない不穏な空気を、子供なりに敏感に察知しての悲痛な叫びだったのでしょう。

逃げずに正面から向き合う。本当の愛情とは

「もう、逃げてばかりじゃだめだ」

不安に押しつぶされそうな娘の涙を見た瞬間、私はようやく覚悟を決めました。

「ママは、あなたのことが大切で、誰よりも大好きだよ」

まずは両肩をしっかりと掴み、目線を合わせて真っ直ぐに愛情を伝えます。

「だけどね、お友達のオモチャを壊して『ごめんなさい』が言えないのは、いけないことだよ。もし自分が同じことをされたら、どんな気持ちになる?」

遠回しな言い方はやめました。ダメなことはダメなのだと、初めて誤魔化さずに真正面からぶつかったのです。

「だって、あれは……」

なおも言い訳をしようとする我が子。けれど、私が決して目を逸らさずにじっと見つめ返し続けると、やがて消え入るような声で呟きました。

「……ごめんなさい」

それは、心からの反省を伴った言葉でした。

彼女の小さな体を力いっぱい抱きしめると、私の胸の奥底にずっとこびりついていた黒い靄が、嘘のようにスーッと晴れていくのを感じました。

悪いことをした時は、きちんと叱る。それもまた、大切な愛情表現のひとつ。

勇気を振り絞って本音でぶつかり合えたことで、ずっと背負っていた重い荷物を下ろし、心がふっと軽くなった忘れられない出来事です。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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