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「食べないと大きくなれないよ!」朝ごはんを拒む3歳息子と、焦る私。保健師の『逆転の発想』にハッ

  • 2026.4.2

これは筆者自身の体験です。息子が3歳頃、私は「栄養を完璧に取らせなきゃ」と肩に力が入り、毎朝の食卓がピリピリしていました。食べない息子に焦って語気を強めてしまい、さらに食事を嫌がる悪循環に……。そんな時に保健センターで保健師さんの言葉に救われ、「食事は楽しいもの」を取り戻したお話です。

画像: ftnews.jp
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息子の食事に悩み始めた3歳頃

息子が3歳頃の私は、とにかく「栄養」を取らせなきゃ! と必死。ビタミン、ミネラル、タンパク質、炭水化物。頭の中で栄養素がぐるぐる回って、朝から色とりどりの野菜を並べていました。
特に朝食は「朝ちゃんと食べないと大きくならない」と思い込み、息子の前にお皿を置いては、つい声を荒らげてしまって。
「ちゃんと食べないと大きくなれないよ!」
「もう少しだけでいいから食べて!」
毎日のように言っていたら、息子は食事の時間になるとイヤな顔をするようになり、ますます食べなくなってしまいました。

焦って追い詰めたのは、息子より自分自身だった

「どうしよう……私のやり方が悪いの?」
焦りと不安でいっぱいになって、思い切って保健センターへ相談に。正直、怒られる覚悟もしていました。
でも保健師さんは私を責めるどころか、落ち着いた声でこう言いました。
「お母さん、まず肩の力を抜いてください。毎食完璧じゃなくて大丈夫。1日トータルでバランスが取れていれば十分ですよ」
その一言で、張り詰めていた糸がふっと緩みました。

「食事は楽しいもの」が先だった

さらに保健師さんは続けました。
「今は“食事は楽しい時間”だと感じてもらう方が大切。好きなフルーツでもいいので、笑える食卓にしてあげてくださいね」
私はハッとしました。苦い野菜を“正解”みたいに押しつけて、食卓をピリピリさせていたのは私の方だったな、と。

変えたのは栄養より、私の構え方

それからは、息子の好きなフルーツを添えたり、食べない日は「今日はここまででOK」と切り上げたり。無理に追いかけないようにしました。
すると不思議なことに、息子が少しずつ食事の時間を嫌がらなくなって、気づけば「これおいしい」と言う日が増えていきました。

子育ては、つい完璧を目指しがち。でも本当に大事なのは、栄養素での100点じゃなくて「一緒に食べる時間が安心できること」なのかもしれません。あの日の保健師さんの言葉は、今でも私の支えです。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。

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