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オレオレ詐欺を「孫」と信じ込んだ80代母。「お金を出すのは簡単だ。だけどね」思わず犯人が逃げ出したワケ

  • 2026.4.2

テレビのニュースやSNSなどで耳にする『詐欺』の被害。自分や自分の周りには関係のないことだと思っていませんか? なんと筆者の知人女性のお母さま宛に『オレオレ詐欺』の電話がかかってきたようです!

画像: ftnews.jp
ftnews.jp

詐欺師の話を信じ切っている母親

80代の母が「実は今日健太(仮名)から電話があってね……」と話し始めたことから、母宛にオレオレ詐欺の電話がかかってきたことが判明しました!
健太とはまさに、私の息子の名前です。

母は「健太の話では」「だから私は健太に言ったんだよ」と、電話の相手を健太だと信じ切っている様子です。

「それは健太じゃないよ。詐欺師からの電話だよ」と伝えても、母は「でも健太だって名乗っていたんだよ」と状況を理解できていないようです。

健太からの電話だと信じ込んで話す母の姿に、もしかするとお金を振り込んでしまったのではないかとヒヤヒヤしながら内容を聞きました。

最後まで話を聞いた結果、今回は無事、お金を振り込むことなく被害を免れたようです。

詐欺師の要求

母が言うには電話口の詐欺師は「知り合いと口論になり、つい勢いで手が出てけがをさせてしまった」と話したそうです。

そして「このままでは訴えられて刑務所に入らなければいけなくなるから、すぐに示談金を払わないといけないんだ。ばあちゃん、助けて」と続けたとのこと。

孫を助けるために……とお金を振り込んでしまいそうな内容の話です。
しかし、母は意外な方法で、結果的に詐欺師を撃退していました。

孫を思う気持ち

「けがをさせた相手への示談金」を要求する詐欺師に、母は「ばあちゃんがお金をだしてやることは簡単だ。だけどね健太、まずはあんたがきちんと反省しないといけないんじゃないか? ばあちゃんが一緒に行ってやるからまずは相手さんに誠心誠意謝りに行こうよ」と説得を始めたそうです。

それからも電話口の詐欺師は、あれやこれやと振り込みを求める会話に持って行こうとしたようですが、母は少しも譲らなかったそうです。

結局、数時間もの間電話で説得を続け、最終的には相手が諦めて電話を切ったことでこの騒動は幕を閉じました。

健太からの電話だと信じてしまった母ですが、母の孫を思う気持ちと誠実さが、図らずも被害を食い止めたようです。今回は事なきを得ましたが、一歩間違えれば大変なことになっていたかもしれません。改めて家族間での合言葉や、怪しい電話はすぐに切るといった対策の大切さを痛感した出来事でした。

【体験者:50代・女性パート、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。

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