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義父が急逝。義母と同居すると「元カノがよかったわー」私「わかりました」我慢の限界がきた私は

  • 2026.3.30

私は30代の会社員。結婚したばかりの夫と、義父を早くに亡くしている義母と、三人での同居生活が始まりました。
結婚前の義母は、とてもやさしくて気遣いのできる人で、「この人となら大丈夫」と思えたからこそ、同居にも迷いはありませんでした。

けれど、結婚してしばらく経った頃から、少しずつ空気が変わっていきました。

少しずつ重なっていく言葉

ある日の夕食後、義母がふと笑いながら言いました。

「元カノの方が料理上手だったわね」

一瞬、何を言われたのか分かりませんでした。冗談かと思って笑い返そうとしましたが、すると今度は夫が続けてこう言いました。

「美人だったしな」

言葉は軽い調子でしたが、その一つひとつが、静かに胸に刺さりました。

それからというもの、料理を出すたびに、「前の子はもっと工夫してたわよ」

掃除をしても、「前の子はもっと丁寧だったわね」

そんな言葉が、日常の中に当たり前のように混ざっていきました。

積み重なったもの

最初は「悪気はないのかもしれない」と自分に言い聞かせていました。けれど、そのやり取りは一度や二度ではなく、何度も、何度も繰り返されました。

私は夫に、「義母と一緒に元カノと比較するのはやめて」と伝えましたが、返ってきたのは、「気にしすぎじゃないか?」という言葉。料理をするたび、掃除をするたび、誰かと比べられている気がして、少しずつ自信を失っていきました。

それから数カ月の間、私はずっと考えていました。

このままここに住み続けて、本当に幸せになれるのか。
これから先も、誰かと比べられながら暮らしていくのか。

答えは、どうしても見つかりませんでした。

そしてある日、夕食を食べていると義母が「ハンバーグはやっぱり前の子のほうが上手だったわ」とひと言。ついに我慢の限界がきた私は二人に言いました。

「わかりました。そんなに元カノがいいなら、離婚するね! 元カノと結婚すれば?」

私の発言が冗談ではなく本気だと悟った夫は「え、ちょっと待ってくれよ!」と慌てだし、義母も「そんな大げさな……悪気はなかったのよ!」と口々に言いました。

「ずっと我慢してきたけど、もう無理なの」

「ここにいると、自分のことがどんどん嫌いになる」

二人はようやく、自分たちの言葉の重さに気づいたようでした。

やっと言えた本音。その後

夫は少し黙ったあと、小さな声で言いました。

「……そんなに傷ついてるとは思ってなかった。ごめん」

義母も、「比べてるつもりなんてなかったのよ。ごめんなさいね」と繰り返していました。

その後、数日かけて私たちはしっかりと話し合いました。

夫は「本当に軽く考えていた。これからは絶対に同じことは言わない」と頭を下げ、義母も「私も配慮が足りなかったわ」と深く反省していました。

私はすぐにすべてを許せませんでした。それでも、二人の反省した態度を見て、もう一度だけ信じてみようと思いました。

誰かと比べられる毎日は、思っていた以上に心をすり減らすものでした。

家族だからこそ、何気ない言葉が人を深く傷つけることもある。そして、自分の気持ちを我慢しすぎてはいけない。

あの日、私は初めて本音をぶつけました。あれ以来、夫も義母も以前のような言葉は口にしなくなりました。今はまだ手探りですが、三人で少しずつ関係を作り直しています。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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