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2025年1月に話題になった本で、新しい年の過ごし方が見えてくる! ベテラン作家の新刊2冊もランクイン【なんでもランキング】

  • 2026.3.30

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※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2026年4月号からの転載です。

さまざまな準備をして新年を迎える人と、新年のことは新年になってからという人がいる。あなたはどちら? 1月の総合ランキングには家計簿・家計ノートや暦がけっこう残留していて、後者の人が意外と多いのだと感じる。さすがに年賀状作成関連の本はランキングリストに見当たらない。新年は大河ドラマの始まりでもあり、『NHK大河ドラマ・ガイド 豊臣兄弟! 前編』が4位に。

1月14日に芥川賞・直木賞が発表されたが、受賞が決まった3作はベスト20にまだ登場していない。ただし文芸書は『変な地図』『成瀬は都を駆け抜ける』『イン・ザ・メガチャーチ』『暁星』の4点がランクインした。正月は小説を読んで過ごした人も多かったのではないだろうか。

14位の萬田緑平『棺桶まで歩こう』は、がん専門の在宅緩和ケア医による提言。「歩く」をキーワードに、無理な手術や延命処置をやめて自宅で自分らしい人生を終えるという選択肢を示す。

コミックでは『呪術廻戦≡』(1)が2位で登場した。「≡」は「モジュロ」と読む。数学の記号だ。24年12月発売の第30巻で完結した『呪術廻戦』の後日譚。68年後、2086年の世界を描く。

文庫では前月2位だった『人間標本』が1位に。湊かなえはオーディオブックが話題になった『暁星』も総合20位に入っている。佐伯泰英の時代小説が2点ランクイン(『一文字助真』と『めじろ鳴く』)。佐伯は1942年生まれの83歳。この号が出るころには84歳。枯れることのないそのパワーには驚くばかりだ。

文:永江 朗

読者が選ぶ 今月読んで面白かったおすすめ本

■一般

★1位『とどけチャイコフスキー』

『とどけチャイコフスキー』 (中山七里/宝島社)1870円(税込)
『とどけチャイコフスキー』 (中山七里/宝島社)1870円(税込)

○颯爽としていて穏やかなのに、つぶさに状況を観察していて人の心理や動きにも鋭い目を光らせている岬洋介の活躍にドキドキが止まらない。この人をピアニストにしておいていいのだろうか。いや、ピアニストだからこそ、この能力が光るのだろうか。(66・女)

★2位『成瀬は都を駆け抜ける』

★3位『I』

■文庫

★1位『つくねもハンバーグ The cream of the notes 14』

『つくねもハンバーグ The cream of the notes 14』 (森博嗣/講談社文庫)704円(税込)
『つくねもハンバーグ The cream of the notes 14』 (森博嗣/講談社文庫)704円(税込)

○年末恒例のエッセイで面白かった。(41・女)

○森博嗣さんの発想は、こういう考え方もあるのかと、はっとさせられることが多いです。100項目あるので年末年始に少しずつ読みました。(49・男)

★2位『ほどなく、お別れです 遠くの空へ』

★3位『新しい花が咲く ぼんぼん彩句』

■コミック

★1位『我が名はミエーヌ』

『我が名はミエーヌ』 (セントラルド熊/朝日新聞出版)1100円(税込)
『我が名はミエーヌ』 (セントラルド熊/朝日新聞出版)1100円(税込)

○SNSで見かけていた猫ちゃんの楽しい日常漫画……かと思いきや。単行本のプロローグと描き下ろしのエピローグで「生きる」ということに深く思考を根ざした上に成り立つ楽しさなのだなあと。(57・女)

★2位『「壇蜜」』(2)

★3位『となりの百怪見聞録』(4)

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