1. トップ
  2. テーマパークで踊り続ける客、マナー違反の境界線は?賛否わかれる「邪魔で危ない」「思い出づくりの一環」

テーマパークで踊り続ける客、マナー違反の境界線は?賛否わかれる「邪魔で危ない」「思い出づくりの一環」

  • 2026.4.30
undefined
出典元:photoAC(画像はイメージです)

テーマパークを訪れた際、流行りの音楽に合わせてダンスを踊り、その様子をショート動画用に撮影している方を見かけたことはありませんか?「思い出づくりの一環なんだろうな」と気にしない方がいる一方で、「人の多い場所で撮影されると邪魔だな…」と感じる方もいるでしょう。

SNSでは現在、「テーマパークでのショート動画撮影」について、さまざまな意見が寄せられています。「場所を占拠されて通行の邪魔になる」という声がある一方で、「写真撮影と何が違うのか」という声も少なからず見られました。

はたして、「テーマパークでのショート動画撮影」について、多くの人はどのように考えているのでしょうか。SNSの声を中心に紹介します。

邪魔だし危ない!場所を考えてほしい

最も目立ったのは、「人通りの多い場所で長時間動画を撮影されると邪魔だ」という意見です。具体的な体験談が多数寄せられていました。

  • 閉園間近の出入り口付近で堂々と撮影している人がいて、人の流れが滞っていた
  • 通路のど真ん中で踊り続けている人がいて、避けるのにひと苦労だった
  • 人気のフォトスポット周辺を長時間占拠されて、写真を撮るのを諦めるしかなかった
  • 撮影場所を確保するために集団でたまっていて、通行の妨げになっていた

「テーマパークは公共のスペースであって、撮影スタジオではない」という意識を持ってほしい、との声が根底にあるようです。撮影自体を否定する声よりも、「場所と時間を考えてほしい」という声が圧倒的多数を占めていました。

また、撮影に夢中になるあまり、安全面に配慮できていないケースを問題視する声も多く見られました。

  • 音楽に合わせて踊っている人と、危うくぶつかりそうになって怖い思いをした
  • 人が行き交う場所で撮影している人がいると、避けて歩かなければならず気疲れする
  • 小さな子どもが走り回るエリアで撮影していて、ぶつかったらどうするのかと不安になった
  • 撮影者に気を取られて、こちらが避ける必要があるのは納得がいかない

人通りの多いテーマパーク内では、撮影者が周囲に気づかないことで思わぬ事故につながる可能性もあります。「楽しい場所のはずが、ヒヤッとする場面に遭遇するのは残念」という声も少なくありませんでした。

さらに、本来登ってはいけないオブジェや装飾物の上で撮影する行為への批判も目立ちました。

  • 撮影のためにオブジェの上に座ったり登ったりしている人を見て、唖然としてしまった
  • お店の窓ガラスに吸盤でスマホをくっつけて撮影しているグループがいて驚いた
  • ショーステージのような場所に立って踊っている人がいたが、本来そこは立ち入る場所ではないはず
  • テーマパーク内の備品を勝手に「撮影道具」のように扱う行為は、マナー違反だと感じる

「映える映像を撮りたい」という気持ちが先走り、施設の使い方を逸脱してしまうケースもあるようです。テーマパークの装飾やオブジェは、来場者全員が楽しむために設けられたもの。一部の人の撮影のために傷つけられたり、占拠されたりするのは避けたいものですね。

撮るならせめて配慮を!映り込みも気にして

次に多く見られたのは、「動画を撮ること自体は否定しないが、周囲への気遣いはしてほしい」という意見です。特に、映り込みへの配慮を求める声が目立ちました。

  • 撮影者は自分たちの顔を加工しているのに、周りの人の顔はそのまま映している
  • 知らない人の動画に自分の顔が映り込み、ネット上に拡散されるのは不安だ
  • 撮影に映り込みたくないので、こちらが避けて歩かなければならないのが煩わしい
  • せめて周りに映る人の顔にはモザイクをかける配慮がほしい

「自分の顔は隠したいのに、他人のプライバシーには無頓着」というアンバランスさを指摘する声が多く寄せられていました。撮影者が無意識のうちに、周囲の人の肖像権を侵害してしまっているケースも少なくないようです。

また、撮影が長時間にわたることへの不満もよく見られました。

  • 短時間でサッと撮るならまだしも、何十分も同じ場所で撮り続けるのはやめてほしい
  • 気に入った映像が撮れるまで何度もやり直していて、待っている方が気の毒になった
  • 写真を撮りたいスポットなのに、ずっと動画を回されていて近づくこともできなかった
  • 撮影に納得がいかないのか、同じ場所で延々とリトライしている人がいて困った

「撮るのは構わないが、節度を持ってほしい」という思いが根底にあるようです。みんなが楽しむ場所だからこそ、ひとりが長時間占有するのではなく、譲り合いの気持ちが大切だと言えるでしょう。

さらに、撮影してよい場所と避けるべき場所の線引きを意識してほしいという声も見られました。

  • 飲食店内やトイレなど、撮影に適さない場所での撮影は控えてほしい
  • アトラクションの待ち列で突然踊り始められて、戸惑ってしまった
  • 人通りが少ない端の方で撮るなど、場所を選んでくれれば気にならない
  • 通行の邪魔にならず、人が映り込まない場所であれば自由にしてもらって構わない

「TPOをわきまえれば撮影自体は問題ない」と考えている方は意外と多いようです。条件付きで認めるという穏やかな立場ですが、その「条件」こそがトラブルの分かれ目になっているのかもしれませんね。

写真撮影と何が違うの?目くじら立てなくても…

一方で、「動画撮影をそこまで目の敵にしなくてもいいのでは」という意見も見られました。写真撮影と動画撮影の本質的な違いを問う声が寄せられていました。

  • 写真撮影は許されて、動画撮影だけが批判されるのはおかしい
  • 昔から記念写真を撮る人はたくさんいたし、それが動画に変わっただけだと思う
  • 友達と思い出を残したいという気持ちは、写真も動画も変わらないはず
  • 少し時代が変わっただけで、本質的にやっていることは同じではないか

たしかに、テーマパークでの記念撮影は昔から定番の楽しみ方のひとつです。「写真ならOKで動画はNG」という線引きに、合理的な理由を見いだせないと感じる方も少なくないようです。

また、若い世代の楽しみ方として理解を示す声も見られました。

  • 若い子たちにとっては、流行りに乗ること自体が楽しい思い出になっているはず
  • 大人世代の感覚で、若い子の文化を一方的に否定するのはどうかと思う
  • 自分たちが若かった頃にも、当時なりの流行りの遊び方があったはず
  • 人に迷惑をかけていないなら、外野がとやかく言うことではないのでは

「自分の若い頃を思い返してみれば」という視点で、寛容に受け止める方もいるようです。世代によって楽しみ方の形が変わるのは自然なことだと考える声も少なくありませんでした。

撮る側も気を配っている!工夫している声も

最後に、撮影をする側からも「周囲への配慮を心がけている」という声が多く寄せられていました。

  • 人が映り込まないよう、人通りが少ない場所や時間帯を選んで撮影している
  • 撮影は短時間で済ませて、長く同じ場所を占有しないよう気をつけている
  • 通行の妨げにならないよう、端の方や邪魔にならないスポットを選んでいる
  • 撮影中に人が通ったら一度止めて、通り過ぎてから再開するようにしている

「みんなが嫌な思いをするような撮り方はしたくない」という意識を持って撮影している方も多いようです。撮影者全員がマナー違反というわけでは決してなく、配慮しながら楽しんでいる方も多いことがうかがえます。

また、撮影後の編集面で配慮している方の声もありました。

  • 編集の段階で、映り込んだ人の顔にはきちんとモザイクをかけている
  • 自分たちだけが映るようにアングルを工夫し、周囲が映らないようにしている
  • 投稿前に映り込みがないかしっかり確認してからアップするようにしている
  • 万が一映り込んでしまった場合に備え、SNSへの投稿は控えめにしている

撮影スキルの高さだけでなく、公開時のマナーまで意識している方もいるようです。SNSに投稿することの責任を理解した上で、撮影を楽しんでいる姿勢がうかがえます。

「動画撮影=マナー違反」と一括りにするのではなく、配慮ある撮影者の存在も忘れずにいたいものですね。一方で、配慮を欠いた撮影者がいることでイメージ全体が悪くなってしまっている現状もあり、撮る側のマナー意識がより一層問われていると言えそうです。

周囲への思いやりが、思い出をより素敵なものに

今回は、「テーマパークでのショート動画撮影」について、世の中の人がどのように考えているのかを紹介しました。

「人通りの多い場所を占拠されると邪魔」「映り込みへの配慮がなくて不安」と感じる方がいる一方で、「写真撮影と本質的に変わらないのでは」「配慮しながら撮影を楽しんでいる人もいる」と考える方もいるなど、さまざまな声が見られました。

なお、テーマパークの公式サイトでは、撮影自体は可能としつつも「他のお客様のご迷惑となる撮影」や「営利目的の撮影」「ライブ配信およびそれに準ずる撮影」などについては、お断りまたは制限の対象としていることが明記されています。

施設や場所によっては撮影自体を控えるよう求められる場合もあるため、ルールを確認した上で楽しむのがマナーだと言えるでしょう。

撮影自体を一律に否定する声よりも、「場所や時間、周囲への気遣いがあれば構わない」という条件付きの意見が多く見られたのが印象的です。せっかくの楽しい思い出を残すなら、自分も周りも気持ちよく過ごせる撮り方を心がけたいものですね。


【エピソード募集】日常のちょっとした体験、TRILLでシェアしませんか?【2分で完了・匿名】