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「拾わないで!」栃木県の注意喚起に反響あつまる「かわいそうで思わず…」「知らない人は意外と多そう」

  • 2026.6.8
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

そんな中、栃木県の公式Xアカウントが、「野生のヒナを見つけても拾わないでほしい」と呼びかけ、注目を集めています。

道端でうずくまっている姿を見ると、「親とはぐれたのでは」「助けてあげたほうがいいのでは」と心配になる人も多いでしょう。しかし、その善意がかえってヒナの成長を妨げてしまう場合もあるようです。栃木県は、野生の営みをそっと見守ることの大切さを伝えています。

「かわいそう」でも連れて帰らないで

 

栃木県は公式Xを通して、ヒナを見つけても安易に保護しないよう呼びかけました。

その理由を、「ヒナは親鳥から餌のとり方や身の守り方など、生きていくために必要なことを学んでいる」と説明。

また、近くには必ず親鳥がいることを強調し、「見つけたときは、そのままそっとしておいてください」と促しました。

保護が必要な時は? 野生鳥獣との向き合い方

栃木県では、人が故意に怪我を負わせるなど、人為的な要因によってケガをした野生鳥獣については救護を行い、野生復帰を目指しています。

一方で、巣立ちヒナや幼獣など、人為的な要因によらないケースは原則として救護の対象外とされています。

県の案内によると、鳥のヒナを見つけた場合は、そのままにして静かにその場を離れることが基本です。たとえ親鳥の姿が見えなくても、人がいなくなれば親鳥はヒナのもとへ戻り、世話を続けると説明しています。

また、人がヒナを保護した場合でも、野生で生き抜くための知恵や行動を教えることは非常に難しいといいます。そのため、誤って保護してしまった場合は、できるだけ早く元いた場所の近くへ戻すことが望ましいそうです。

もしネコなどに襲われそうで心配な場合は、近くの木の陰や茂みの中など、比較的安全な場所へ移すよう案内しています。

「善意で保護していた」 SNSで理解広がる

この投稿には、多くのユーザーから反応が集まっています。

「子どもの頃に拾ってしまったことがある」「かわいそうで思わず助けてしまった」「昔、友人が保護していたことを思い出した」といった体験談が寄せられました。

また「知らない人は意外と多そう」「毎年この時期になると伝えてほしい情報」「野生の生き物は基本見守ることが大事」といったコメントも見受けられます。

このほか、「ネコやカラスに襲われそうで心配になる」「つい手を差し伸べたくなる」という声も少なくありません。

野鳥との向き合い方について、改めて考えるきっかけになっていることがうかがえます。

“見守る勇気”がヒナを育てる

小さなヒナを見つけると、つい手を差し伸べたくなるものです。 でも、そのヒナは迷子ではなく、親鳥のそばで成長するための大切な時期なのかもしれません。

野生動物にとって、人の善意が必ずしも良い結果を生むとは限りません。

ヒナを見つけたときは、むやみに「助ける」のではなく、そっと「見守る」。 そうした野生動物との適切な距離感が、ヒナたちが自然の中で生きていく力を育むことにつながります。

参考:
栃木県公式Xアカウント@pref_tochigi【注意喚起】ヒナを拾わないで!(2026年5月29日投稿)
ケガをした野生鳥獣の取扱いについて(栃木県)

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