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「高齢の親がいるので心配」墨田区が注意喚起…“いちごを分けてあげる”から始まる不審電話、なぜ?

  • 2026.6.10
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

「いちごをたくさんもらったから、おすそ分けするよ」――そんな親しげな電話がかかってきたら、つい相手を信用してしまうかもしれません。

しかし最近、このような言葉で警戒心を解こうとする不審な電話が相次いでいるとして、墨田区危機管理の公式Xアカウントが注意を呼びかけています。

近年は、特殊詐欺や悪質商法の手口が巧妙化しており、一見すると何気ない会話から個人情報を聞き出したり、自宅への訪問につなげたりするケースもあります。

SNSでも「新しい手口で怖い」「高齢の家族に伝えたい」といった声が寄せられ、関心を集めています。

「いちごを分けてあげる」から始まる不審電話 区が注意呼びかけ

墨田区は2026年6月4日、公式Xを通して「警察署からのお知らせ」を投稿しました。

最近、親族や近所の人を装い、「いちごをいっぱいもらったから分けてあげる」などと話す不審な電話が、複数確認されているといいます。

墨田区は、「このような電話をきっかけに、個人情報を聞き出したり、自宅に直接押しかける等の危険性も考えられる」として、不審な電話には十分注意するよう呼びかけています。

電話の後に訪問されるケースも 今一度確認したい防犯対策

投稿では、不審な電話を受けた際の対策についても紹介しています。

まず重要なのは、不審な電話にはできるだけ出ないことです。知らない番号からの着信には慎重に対応し、少しでも違和感を覚えた場合は会話を続けないことが大切です。

また、自宅の戸締まりを徹底し、身に覚えのない訪問者には安易に応対しないよう呼びかけています。

特に注意したいのが、突然訪問してくる悪質業者です。「無料で点検します」「今すぐ修理しないと危険です」などと不安をあおり、高額な契約を迫るケースもあります。

防犯のポイントとしては、まずインターホンやドアスコープで相手の身分や用件を確認すること。対応する場合も、ドアチェーンやドアガードを付けたまま話すことを推奨しています。

さらに、「無料」と言われてもその場で点検させないこと、契約を急かされても即決しないことも重要です。

もし不審者や悪質業者が訪ねてきた場合は、一人で対応しようとせず、ためらわず110番通報するよう呼びかけています。

「新しい手口で怖い」「高齢の親が心配」SNSでも反響

この新たな手口に、多くのユーザーから反応が寄せられています。

「いちごを口実にするなんて想像もしなかった」「親族とか近所の人を名乗られたら信じてしまいそう」「おすそ分けまで詐欺に使う手口が怖い」といった驚きの声が見られました。

また、「高齢の親がいるので心配」「実家にも伝えておきたい」「電話一本でも油断できない時代になった」と、不安を感じる人も少なくありません。

中には、「最近は詐欺の手口がどんどん巧妙になっている」「もう何を信用したらいいのか…」「善意と詐欺の区別ができなくて怖い」といったコメントも寄せられており、他人事ではない問題として受け止める人も多かったようです。

“親しさ”を装う手口だからこそ冷静な判断を

特殊詐欺や悪質商法というと、お金を要求される場面を想像しがちですが、その前段階として、今回のような何気ない電話が使われることもあります。

「いちごを分けてあげる」という一言だけなら、親切な申し出に聞こえるかもしれません。しかし、その先に個人情報の聞き出しや不審な訪問が待っている可能性も否定できません。

相手が親族や近所の人を名乗っていても、すぐに信用せず、一度立ち止まって確認することが大切です。日頃から家族とも防犯について話し合い、不審な電話や訪問があった際の対応方法を共有しておくことが、被害を防ぐ第一歩になりそうです。

参考:
墨田区危機管理アカウント@sumidaku_kouhou 警察署からのお知らせです(2026年6月4日投稿)

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