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GW前に一部小学校で学年閉鎖に発展…都内で12年ぶりの事態に「怖い」「気をつけないと」

  • 2026.4.29
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

春から初夏へと季節が移り変わり、新生活にも少しずつ慣れてくるこの時期。学校や職場など人が集まる場所では、感染症のリスクが常に気になるところです。

特に今年に入ってから麻しん(はしか)の感染拡大が各地で懸念されていましたが、今回、東京都内の小学校で集団感染が確認されたことで、警戒が一層強まっています。

都は、ワクチンによって発症や重症化を防ぐことができるとして、改めて接種の重要性を呼びかけています。

学年閉鎖に発展…都内で12年ぶりの事態に

今回の集団感染は、新宿区内の小学校で確認されました。

東京都の発表や報道によると、2026年4月9日に最初の麻しんの感染者が確認され、その後、10代の児童や40代の教職員あわせて18人への感染が判明しました。このうちワクチンの接種歴は、1回以下が2人、2回が16人とのことです。

集団発生を受けて学校側は、4月20日から学年閉鎖を実施しました。

都内の学校で、麻しんによる学年閉鎖は2014年以来という報道もあり、近年では珍しいケースと言えます。

また、都の感染症情報センターによると、2026年に入ってから都内で確認された麻しんの感染者は153人に達し、過去10年で最多となっています。

感染者の多くに海外渡航歴がないことから、国内での感染拡大が進んでいる可能性が指摘されています。

麻しんは非常に感染力が強く、発症前日から周囲へ感染すると言われています。そのため、手洗いやマスクだけでは予防できないということです。そのため東京都は、予防にはワクチン接種が有効であるとして、接種歴の確認も含めた対策を呼びかけています。

「子どもが心配」「ワクチン何回?」SNSで広がる声

このニュースを受け、SNSではさまざまな声が上がっています。

特に多かったのが、「学校で感染が広がると防ぎきれない」「感染力が強いから予防が難しい」「もし家族に妊婦がいたら心配だろうな」といった不安の声です。集団生活の場である学校では、感染症が一気に広がるリスクがあることを改めて実感している様子がうかがえます。

また、「すでにワクチンを打っていても感染する可能性があるのか」「本当に重症化を防げるのかな」「何回打っていれば大丈夫なんだろう」といった疑問も多く見られました。

今回の集団感染のケースでは、ワクチン接種済みの人も含まれているため、関心が高まっているようです。

感染拡大の今、私たちができること

今回のニュースは、麻しんが決して過去の病気ではなく、現在も注意が必要な感染症であることを示しています。

特に、ワクチンによって予防できるにもかかわらず、接種歴が不十分な場合には感染リスクが高まると言われています。2回接種が基本とされているため、自身や家族の接種状況を確認することが重要です。また、発熱や発疹といった症状がある場合には、周囲への感染を防ぐための行動も求められます。

正しい情報をもとに冷静に対応することが、今後の感染拡大を防ぐ鍵となりそうです。

参考:
麻しん(はしか)患者の集団発生について(東京都)
麻しんの流行状況(東京都 2026年)(東京都感染症情報センター)