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「カフェラテ48個」流行りの嘘オーダーと思いきや → 男性客「実は」その事情に店員一同「頑張れ」

  • 2026.3.28

筆者がカフェでバイトをしていたときのお話です。一見「本当に?」と思ってしまうような大量注文。でもその裏には、思いがけない事情があることも。疑ってしまった自分を少し反省しつつ、思わず応援したくなったお客さんのエピソードです。

「カフェラテ48個」という衝撃の注文

チェーン店のカフェでアルバイトをしていたときの実体験です。ある日のお昼ごろ、若い男性のお客さんが来店し、静かなトーンで「あの……アイスカフェラテを48個テイクアウトできますか?」と注文。

普段は多くても3~4個程度なので、その数に思わず耳を疑いました。店内も一瞬ざわつき、「本当に48個?」という空気が流れました。

いたずら注文を疑ってしまい……

ちょうどその頃、近くのお弁当屋さんで「大量注文されたのに取りに来なかった」といういたずらの話を聞いたばかり。そのため、「もしかして今回も……?」と少し警戒してしまいました。

店長も慎重になり、「お会計が済んでから作ろう」「途中で帰らないか注意しよう」と判断。まずはしっかりレジを通してもらうことになりました。

明かされた事情と必死な姿

無事に会計が終わり、スタッフ3人で一斉にカフェラテを作り始めます。その男性が申し訳なさそうに事情を話してくれました。

「会議用のドリンクを事前に注文し忘れてしまって…」「自販機だと格好がつかないと言われてしまって…」と、かなり焦っている様子で何度も頭を下げていたのです。

その真摯な態度に、先ほどまでの疑いの気持ちは消え、みんなで「急ごう」と自然に動いていました。

最後はみんなでエールを

なんとか準備を終えると、男性は大量のカフェラテを必死に抱え、「本当にありがとうございました」と深く頭を下げて退店。その背中を見送りながら、最初に疑ってしまったことを少し申し訳なく感じました。

きっとこのあと大事な会議が待っているのだろうと想像し、店員みんなで心の中で「がんばれ」とエールを送りました。見えない事情を想像する大切さを、改めて感じた出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:Rio.K
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。

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