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「赤ん坊連れてるからっていい気になんな!」と逆ギレするおじさん、その場を収めてくれた“救世主”は…【書評】

  • 2026.3.25

【漫画】本編を読む

『しばたまが聞いた! 本当にあったすごい話』は、漫画家兼イラストレーターのしばたまさんがフォロワーの体験談を漫画化した実録コミックだ。とある主婦が語ったのは、買い物帰りの道中で遭遇した出来事。何気ない外出の最中、予想だにしないトラブルに巻き込まれたという。

生後5カ月になる息子を抱いて買い物に出かけた、ある日のこと。帰り道にいつもの商店街を歩いていると、後ろから勢いよく走ってきた自転車が買い物袋にぶつかった。

不意の衝撃に体勢を崩し、前方へ倒れかけた彼女は、咄嗟に身体をひねって背中から受け身を取ったという。幸いにも息子に大きな怪我はなかったが、ぶつかってきた男性は謝罪するどころか「赤ん坊連れてるからっていい気になんな!!! 気をつけろや!」と怒声を浴びせた。困惑と恐怖に押しつぶされて涙を流していると、そこへ金髪の若い男性がやってきて――。

何気ない買い物の帰り道にこんな出来事が待っているとは、誰が想像できただろうか。幸い大事に至らなかったとはいえ、ほんの少し状況が違っていればと思うと、背筋が冷たくなる話だ。

ラストは胸がすく展開だが、「もし自分だったら…」と想像せずにはいられない。あるいはその場に居合わせた時、自分は咄嗟に行動できるのかと考えさせられる。日常の延長線上にある“怖さ”を静かに突きつけてくると同時に、青年の勇敢な姿が強く印象に残るエピソードだ。

文=ハララ書房

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