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『水曜日のダウンタウン』、M-1に並ぶ登竜門に!? ナイツ塙が説く“水ダウ”の魅力

  • 2026.3.29
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2025年撮影:【プロ野球交流戦巨人対日本ハム】 試合前、ファーストピッチでガッツポーズするナイツの塙宣之 (C)SANKEI

2026年2月28日にナイツ・塙さんの公式YouTubeにて公開された『ナイツ塙が語る『水曜日のダウンタウン』の凄さ【芸人ニュース#14】』では、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之さんが、人気バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』の魅力を独自の視点で深掘りしています。松本人志さん不在後のスタジオの変化、若手芸人が売れるための道筋が『M-1グランプリ』と『水曜日のダウンタウン』の“2択”に絞られてきたという鋭い分析など、長年業界を見続けてきた塙さんだからこそ語れる本音が次々と飛び出しました。

松本不在で『水曜日のダウンタウン』のスタジオに起きた変化

かつて松本人志さんがスタジオにいた頃、その場の空気はどこか違ったとナイツ・塙さんは語ります。「松本さんがいらっしゃったときって松本さんってあんまりこの趣旨おもしろいなみたいなことは多分言わなかったんだよね。結局何やってんだみたいなスタンスが結構多かった」と塙さん。

これは松本さんが“一歩引いた観察者”として場に緊張感をもたらしていた、ということを表しています。鋭い視点を持つ存在がいるだけで、スタジオ全体の温度が変わる。それはある種の緊張の美学ともいえそうです。

一方、現在の『水曜日のダウンタウン』では企画への"的確なツッコミ"が減ったことで、出演者の世界観がよりダイレクトに伝わるようになったとも。「あれに対して誰かが的確にこいつなんやねんとかって言っちゃうと世界観がまた変わってくるじゃないですか」という塙さんの言葉は、余計な注釈なしに芸人そのものを見せることの大切さを教えてくれます。芸人が“輝く場所”として機能するために、スタジオの設計がいかに重要かをあらためて考えさせられますね。

M1か水ダウか。若手芸人の"売れる道"が2つに絞られてきた

若手芸人が世に出るルートとして、今や『水曜日のダウンタウン』は『M-1グランプリ』と並ぶ存在になってきた——そう塙さんは分析します。「今本当M1でこうネタで評価されてやって売れる人と水ダウのああいうのに出て知名度が上がって売れてくっていうのがもう2つしかないわけじゃないけど、だいぶこの2つになってきたような気がする」という言葉は、テレビのバラエティ環境が大きく変化していることをリアルに映し出しています。

その象徴的な存在として名前が挙がるのが、インタレスティングたけしさん。「インタレスティングたけしがさ、結局ほかの番組で誰も使ってないじゃん。で、水ダウに1回出て1個も仕事テレビなくて、2回目も水ダウだったじゃん」という塙さんの言葉は、『水曜日のダウンタウン』が“普通のテレビの論理”とは別の軸で動いていることを示しています。ほかの番組では評価されなくても、『水曜日のダウンタウン』という場が芸人の個性を正しく引き出し、輝かせてくれる。それが結果として知名度につながっていく。この流れは、今の芸人たちにとって非常にリアルな希望の道筋と言えるでしょう。

コメント欄では、「ほとんどテレビを見なくなってきたなか、唯一楽しみにしてるTV番組」「水ダウは“最後の砦”感ある」など、『水曜日のダウンタウン』を絶賛する声が多くあがっていました。

芸人を見る目の確かさが、塙さんの魅力

塙さんの語り口には、芸人仲間への純粋なリスペクトと、業界を俯瞰して見る冷静な視点が共存しています。番組の演出や出演者の個性を丁寧に読み解きながら、決して上から目線にならない。その姿勢がとても自然体で、話を聞いていると「なるほど、たしかに」と思わず頷いてしまいます。漫才師としての長いキャリアで培った観察眼が、こういった場でも存分に発揮されているのが塙さんの大きな魅力。これからの発言にも目が離せません。