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「自分の機嫌が取れなくなってきた」人気絶頂のミセス大森が吐露した“限界”  朝ドラ主題歌制作の裏側

  • 2026.4.30
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2025年撮影:【MUSIC AWARDS JAPAN 2025(MAJ)レッドカーペット】レッドカーペットに登場したMrs.GREEN APPLE(C)SANKEI

2026年4月24日に公開されたMrs. GREEN APPLEの公式YouTube動画「Mrs. GREEN APPLE 『風と町』Behind the Song & the Scenes」では、国民的朝ドラ主題歌の制作秘話が明かされています。華やかな活躍の裏側で、ボーカルの大森元貴さんが吐露した孤独や葛藤、そしてメンバーとともに“人のぬくもり”を再確認していくまでの全貌に迫ります。

「自分の機嫌を取れなくなってきた」

楽曲制作の背景について語るなかで飛び出したのは、大森さんのアーティストとしての切実な本音でした。多忙を極める生活のなかで、かつては自分へのご褒美で保てていた精神状態が「アイスやご褒美では自分の機嫌を取れなくなってきた」と告白。人間として“辛い”と感じる瞬間に、歌うことで自分の背中を押せるかという、孤独な戦いの真っ只中にいることを明かしました。

大森さんによれば、今回の『風と町』という楽曲は、自分の弱さや傷さえも肯定してくれる“風”の普遍的な安心感を表現したものとのこと。自身の思想を届けるために、体のストレスやマインドの揺れと向き合い続け、「境界線がなくなってきた」とまで語るその姿。一線を走り続けるフロントマンのあまりにストイックな姿勢に、ファンからは驚きと共感の声が寄せられています。

「ひとりの世界に入っちゃってた」

さらに注目すべきは、レコーディング現場での意識の変化です。当初、メンバーそれぞれが技術的な難しさや繊細な音色を追求するあまり、“個の戦い”に陥っていたといいます。若井滉斗さんは「表面上のところで、すごくひとりの世界に入っちゃってた」と振り返り、この曲において最も大切なのは、メンバー同士で目を合わせ、お互いの音を感じる“人のぬくもり”であったと再確認したことを明かしました。

これに対し、藤澤涼架さんも、今までの楽曲にはなかった“独自の責任感”を持って演奏に臨んでいたと吐露。譜面を超えた情景の描き方や、音の引き分けに苦労しながらも、最終的には“今日しか取れない音”を正解として形にしていきました。完璧を求める技術者としての顔と、不完全な人間としての“生”の肯定。そのせめぎ合いこそが、本作に深い感動を宿した理由といえるでしょう。

コメント欄では、「ミセスが命を削って生み出している楽曲で多くの人が救われています」「真摯に楽曲に向き合う姿が素敵」など称賛の声で溢れていました。

圧倒的なカリスマの裏にある人間味 Mrs. GREEN APPLEが愛される理由

今回の動画では、大森元貴さん、若井滉斗さん、藤澤涼架さんの3人が、国民的楽曲という重圧のなかで、ひとりの人間として、そしてバンドとしてどうあるべきかを模索する姿が映し出されました。

「風はただ知っている」という言葉に救いを見出し、自身の弱さすらも音楽へと昇華させる度量の広さ。ただの“天才”で片付けられない、泥臭いまでのひたむきな努力とメンバー間の絆こそが、彼らが時代を超えて多くの人の心に寄り添い、救いを与え続けられる最大の理由なのかもしれません。