1. トップ
  2. 【3月のバラ管理】新芽がカギ!?差がつく芽かき3ポイントと遅霜対策

【3月のバラ管理】新芽がカギ!?差がつく芽かき3ポイントと遅霜対策

  • 2026.3.21

【3月のバラ管理】新芽がカギ!?差がつく芽かき3ポイントと遅霜対策

3月下旬を過ぎると、バラの芽は日ごとに生長し確実に動き出しているのがわかります。バラ栽培のポイントも、冬の間の寒さ対策から株の生長へと変化する時期。5月の一番花のために必要なサポートをしっかりと行いましょう。

新芽の勢いが春の樹勢を決める

3月上旬には毎日観察していても、かすかな変化しか見られなかった新芽ですが、中~下旬になると目に見えて伸びていきます。

勢いのある新芽は、葉を次々に展開し、枝をしっかり伸ばして、5月に花を咲かせる力になります。

バラはこのスタートダッシュの時期がとても大切で、もしこの時期に水切れを起こしたり、芽が混み合ってよい芽が育たないと5月の花は貧弱なものになってしまいます。

芽をしっかりと見てやり、ふっくらしているか、細すぎる芽ばかり密集していないか、霜や寒波で芽が傷んでいないかチェックしてください。

同じ場所に芽が密集していたら、外側に向かって伸びている大きくて勢いのある芽を残すようにします。
細く貧弱な芽は手でつまんでかきとり、株の内側に向かって伸びている芽も生長するにつれて風通しが悪くなるのでかきとるのが原則です。

残しておくよい芽の数はバラの系統、品種によって違いがありますが、HTなどの大輪では1個、フロリバンダやイングリッシュローズなどの中輪では1~2個、小輪バラは傷んでいる芽以外は複数残しておいてもかまいません。

遅霜にやられた芽の処理法は

この時期は伸びた芽が遅霜にやられて先が縮んだようになったり、きれいな赤色や緑の芽先が黒ずんだり茶色に変色したりすることもあるかもしれません。
こうなると芽は伸びずに枯れ込んでしまうこともあります。

また寒波のあと、昨日までピンとしていた芽がしんなりとしてくたっと垂れていることもあります。
水切れのようにも見えますが、土が湿っているなら多くは霜害によるものと考えてよいでしょう。

こういう場合はダメになった芽を整理して、下の元気な芽にバトンタッチさせるやり方が適当です。
傷んだ芽の少し下を見ると、やや小さくても元気な芽があるはずです。

その芽の6mmくらい上にハサミを入れて枝の上部を切り捨てます。
こうすることで下の芽に栄養分が集まり、元気な枝へと育っていくわけです。

せっかく育った芽を切るのは惜しいと思うかもしれませんが、傷んだ芽を放置しておいても丈夫な枝にはなりません。
早く処理するほうが以降の生長や樹勢にプラスになるのです。

支柱、誘引の最終チェックを

株バラは冬の剪定後に立てた支柱の角度が合っているかを確認します。
伸びてほしい方向があれば、無理なくそちらに枝が伸びるような位置に支柱を立てなおし、枝を結束しておきます。

つるバラは生長が株バラより早いものが多いため、新芽がかなり伸びていることでしょう。
この時期に誘引をし直すのは本来タブーです。

せっかくの芽をかいてしまっては元も子もないからです。
ただし、誘引の結果が思い描いていたものと大きく違ったり、一か所だけに新芽や枝が集中するとバランスが悪く、きれいに見えないこともあるかもしれません。

こんな時は、全部をほどいて組みなおすのではなく、必要な部分だけ少しずつ修正すると安心です。
立ちすぎた枝を少し寝かせる、また重なった枝の位置を変えるだけでも春の見え方は変わってきます。

古くてかたい枝は無理に曲げず、若くしなやかな枝を少しずつずらす微調整にとどめましょう。

元記事で読む
の記事をもっとみる